【遊戯王】《儀式青眼》デッキ考察。大会優勝デッキレシピ構築・回し方・新規カード考察

2018年6月15日

儀式青眼デッキとは、儀式モンスターである《ブルーアイズカオスMAXドラゴン》《青眼の混沌龍》を主体にした儀式タイプのブルーアイズデッキです。

儀式召喚の要素があるため、《青眼の白龍》を採用しますが、シンクロを使う通常の青眼デッキとは構築が異なります。そんな儀式青眼のデッキ優勝構築や回し方を紹介します。

「儀式青眼」デッキの主要採用カード紹介

《ブルーアイズカオスMAXドラゴン》

儀式・効果モンスター

星8/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守   0

「カオス・フォーム」により降臨。このカードは儀式召喚でしか特殊召喚できない。

(1):このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が越えた分の倍の数値だけ戦闘ダメージを与える。

青眼の混沌龍(ブルーアイズ・カオス・ドラゴン)

《青眼の混沌龍(ブルーアイズ・カオス・ドラゴン)》

儀式・効果モンスター

星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守   0

「カオス・フォーム」により降臨。

このカードは儀式召喚でしか特殊召喚できない。

(1):このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。

(2):「青眼の白龍」を使用して儀式召喚したこのカードの攻撃宣言時に発動できる。相手フィールドの全てのモンスターの表示形式を変更する。この効果で表示形式を変更したモンスターの攻撃力・守備力は0になる。このターン、このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

《カオスフォーム》

儀式魔法

「カオス」儀式モンスターの降臨に必要。

(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリース、またはリリースの代わりに自分の墓地から「青眼の白龍」または「ブラック・マジシャン」を除外し、手札から「カオス」儀式モンスター1体を儀式召喚する。

《高等儀式術》

《高等儀式術》

儀式魔法

儀式モンスターの降臨に必要。

(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、デッキから通常モンスターを墓地へ送り、手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。

勝ち筋はワンキル

《ブルーアイズカオスMAXドラゴン》は攻撃力4000のモンスターでありながら、「貫通能力&貫通ダメージ2倍の効果」を持つモンスターだ。

なので迂闊に守備力0のモンスターを守備表示で出していたら、貫通ダメージ&ダメージ2倍効果で、8000ダメージで一瞬でワンキルされてしまう。マジで怖ええ。

しかも「相手の効果の対象にならず、効果で破壊されない効果」付き。なので、一度場に展開されてしまったら、「対象を取らない破壊以外の除去方法」で対処するしかない。

ワンキル火力&強耐性持ちという最強モンスター。

 儀式青眼(ブルーアイズカオスMAXドラゴン)大会優勝デッキレシピ

儀式青眼(ブルーアイズカオスMAXドラゴン)デッキ回し方

 基本動作

とにかく《ブルーアイズカオスMAXドラゴン》を展開することに尽きる。

儀式召喚に使用する魔法カードは《高等儀式術》《カオスフォーム》の2枚から。

《カオスフォーム》は手札・フィールドから、《高等儀式術》はデッキからそれぞれ素材をリリースして儀式召喚する。それぞれ、手札の引きやパーツの揃い具合によって使い分けることができる。

もちろん両方とも儀式魔法なので《マンジュゴッド》サーチに対応しており必要な儀式魔法をデッキより引っ張ってくることができる。

また「魔神儀」を採用することで、より安定的に儀式召喚の素材を集めることもできる。

 

儀式素材は基本的には《青眼の白龍》《青眼の亜白龍》《白き霊龍》などのレベル8モンスターになる。

もちろん、この3枚独自のコンボで《青眼の亜白龍》を立てられるので普通に召喚しても強い。組み合わせが悪い時には、《ドラゴン目覚めの旋律》や《トレードイン》のコストにしてしまうこともできる。

エースモンスターの《ブルーアイズカオスMAXドラゴン》《青眼の亜白龍》をお手軽に展開できる構築にしており、こいつらの展開を目標に回していく。

カオスMAXドラゴンはその耐性の強さもあるため、もちろん壁としても使える。先行になった場合でもこいつを立てておけば相手に除去手段がなければ簡単に突破されることも少ないでしょう。

新規カード《ビンゴマシーンGO・GO》も、カオスフォームなどのサーチに使える。

《儀式青眼》デッキ弱点

《ブルーアイズカオスMAXドラゴン》のメタカードとは

いくつか除去手段があります。

このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。

を突破できるのはどんなカードなのか。

まずはシンプルに戦闘破壊。

攻撃力4000なので《希望皇ホープザライトニング》で突破されてしまう。

ホープザライトニングはバトルフェイズ中に魔法・罠を使えないためバトルフェイズ中の対策ができない。

もう一つは《壊獣》

どんな強力なカードも「壊獣」にはひれ伏すとばかりに《ブルーアイズカオスMAXドラゴン》 も突破されてしまう。しかもカオスMAX要素以外の守りは弱くなりがちなので一気にフィールドを制圧されてしまう。

なので、特殊召喚封じの《虚無空間》あたりは《壊獣》対策に採用しておきたい。

最後は、対象を取らない除外・墓地送り・バウンス。

《百万喰らいのグラットン》などは、対象を取らない除外効果で除去されてしまう。

戦闘破壊ではないので、復活の福音などでは対処できないばかりか、1枚から簡単に展開でき、採用率もかなり高めなので、ある意味一番の天敵と言っても良い。

他にも《星杯戦士ニンギルス》なども対処を取らない墓地送りやバウンスができる。

儀式召喚封じ

上記は、出した《カオスMAXドラゴン》の対処方法でしたが、一番厄介なのは「特殊召喚させてくれない」ことです。なので、《次元障壁》《神の警告》などの特殊召喚封じにはめっぽう弱い。

先行で相手にふせらせてしまったらかなり面倒くさいので、儀式青眼は基本先行をとった方が無難か。

儀式青眼の他の採用カードなど

やはり《月の書》《皆既日食の書》あたりで戦闘回避しつつ、次のターンで裏守備になった相手モンスターを狙って大ダメージを狙うのが定番か。

戦闘破壊・対象を取らない除外・墓地送り・バウンスを使い、カオスMAXの突破を目論む相手モンスターの多くは、月の書・皆既日蝕の書で対処が可能。

リンクモンスターには対応できないが、戦闘を介するカードのたいていは止めることができる。

 

攻守0の「魔神儀」モンスターを《強制転移》で相手に移し、そこからワンキル狙うのもなかなか面白そう。

 

新規カードの《青眼の混沌龍》は、攻撃宣言時に表示形式変更&攻守0にできるので、《ブルーアイズカオスMAX》と並べることができれば、ワンキル打点にもっていける。

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まとめ

「デュエリストパックレジェンドデュエリスト編3」で儀式青眼デッキは強化されました。

《青眼の混沌龍》は、単体では火力がカオスMAXには劣る性能ですが、並べることで、一気に爆発力をつけることができます。

ピン差しもしくは2枚採用で、状況に合わせて展開していく構築が強いかもしれませんね。

【関連記事:デュエリストパック レジェンドデュエリスト編3】

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