「速攻魔法」汎用おすすめカードまとめ【遊戯王】

「速攻魔法」環境で使える汎用カード一覧まとめ

「速攻魔法」汎用おすすめカード一覧

速攻魔法として環境で採用率も高く、汎用性があるおすすめなカードをまとめてみました。

デッキ構築の参考にどうぞ!

《サイクロン》

速攻魔法

(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

速攻魔法の王道の魔法罠除去カード。

1:1交換でフィールドの魔法・罠をコストなしで破壊できる。速攻魔法ならでは使い方ができるため、サイドデッキ採用率はいつの時代にも一定数を確保している。

《ツインツイスター》

速攻魔法

(1):手札を1枚捨て、フィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。そのカードを破壊する。

通称「ツイツイ」。遊戯王9期『ブレイカーズオブシャドウ』で登場した手札1枚をコストにフィールドの魔法罠を2枚まで破壊できる速攻魔法。サイクロンは1:1交換だが、ツインツイスターは2:2の交換になる。

手札から墓地肥やしができるため、積極的にカードを墓地に送ることで効果を発揮出来るデッキにとっては《サイクロン》などに比べて使い勝手が良い。

《コズミック・サイクロン》

速攻魔法

(1):1000LPを払い、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。

遊戯王9期『ザ・ダーク・イリュージョン』で登場した速攻魔法。サイクロンやツインツイスターと違い、対象の魔法罠を破壊ではなく、除外できる。

ペンデュラムテーマ対策や、破壊時効果を持つカードの発動を回避ができる。コストに1000LPを払う必要はあるがアド損になるわけではないので採用率も徐々に上がっている。なので、自分の魔法罠を破壊されることで回るギミックを持つテーマ以外では、こいつの採用が一般的になりつつある。

《月の書》

速攻魔法

(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを裏側守備表示にする。

自分ターンでも、相手ターンでも多様な使い方ができる超汎用カード。

相手ターンでは、裏守備という特徴からシンクロ・エクシーズ封じになったり、相手モンスターの起動効果や誘発効果などを無効にできたりなど多様な使い方ができます。また速攻魔法なので攻撃宣言時にも発動して攻撃から守る手段もある。

自分のターンでは、制圧系・妨害系モンスター効果を無効化する目的で相手モンスターを裏守備にしてしまったり、貫通効果を持つモンスターの攻撃先にするために裏守備にする、といった使い方もできる。

《皆既日蝕の書》

速攻魔法

(1):フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。このターンのエンドフェイズに、相手フィールドの裏側守備表示モンスターを全て表側守備表示にし、その後、この効果で表側守備表示にしたモンスターの数だけ相手はデッキからドローする。

自分相手いフィールド全体&複数体&対象を取らない《月の書》といったところか。

多面展開するケースが多く、1体のみしか対象に取れない《月の書》では対応仕切れない環境において採用率が上昇するカードである。

使い方を間違えると相手にアドを取らせてしまうだけのカードになってしまうため使い所を見極める技量が必要だ。

《禁じられた聖杯》

相手モンスター効果無効&400バンプアップの速攻魔法。このカードも、自分ターン相手ターンどちらにも使用できる汎用性がある。

相手ターンには、誘発効果や起動効果を無効化できる。月の書と違うのは表示形式が変わらず、シンクロエクシーズ対策にはならないことだ。400ポイントの攻撃力がアップする効果をあえて自分モンスターに使い戦闘返り討ちを狙うこともできる。

自分ターンにも《月の書》同様、相手モンスターの起動効果や誘発効果を無効化するために発動できる。また、自分モンスターを対象に発動して、デメリットを持つ自分モンスター効果を無効したり、自分のモンスターのバンプアップに使うこともできる。

《我が身を盾に》

速攻魔法

1500ライフポイントを払って発動する。相手が発動した「フィールド上のモンスターを破壊する効果」を持つカードの発動を無効にし破壊する。

モンスター破壊効果を無効にし、破壊できるカード。

モンスター破壊を行うテーマが環境にいるときに採用率が上がるカード。「フィールドのモンスターを破壊する効果」を持っていれば、モンスター効果・魔法・罠すべてを無効にして破壊することができる。

モンスター効果無効に寄与する《月の書》《禁じられた聖杯》はともに、破壊まではできない点がこのカードがすぐれている点である。1500ライフコストはなかなかでかいが、モンスター破壊を無効化することで防ぎ得るだろう戦闘ダメージを推定すれば、割に良いコストでもある。

《超融合》

速攻魔法(制限カード)

このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。

(1):手札を1枚捨てて発動できる。自分・相手フィールドから融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

上級モンスターの召喚と相手モンスター除去を同時に行える速攻魔法。

融合モンスターの素材条件がかなりゆるくなった昨今、相手モンスターを融合素材として墓地に送り融合召喚してしまえば除去&上級融合モンスターの召喚が1度に行えちゃうカード。使い方としては環境メタカードとして使われることが一般的で、特にエクストラが余るテーマなどでサイドデッキ採用が多い。1枚で一気にメタを張れるためエクストラの余っている枠を有効活用することができる。

《エネミーコントローラー》

速攻魔法

(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。

  • 相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その相手の表側表示モンスターの表示形式を変更する。
  • 自分フィールドのモンスター1体をリリースし、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その表側表示モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。

表示形式変更&コントロールを奪うという2種類の芸当ができる汎用速攻魔法。

自分のモンスターをリリースするコストがあるため使い難い印象があるが、破壊・バウンス・除外効果が飛んできた時に、それに対してサクリファイスエスケープをしコントロールを奪取する使い方ができる。使うデッキは選ぶが、コントロール奪取系のカードで速攻魔法なのは珍しい。

《盆回し》

速攻魔法

(1):自分のデッキからカード名が異なるフィールド魔法カード2枚を選び、そのうちの1枚を自分フィールドにセットし、もう1枚を相手フィールドにセットする。この効果でセットしたカードのいずれかがフィールドゾーンにセットされている限り、お互いに他のフィールド魔法カードを発動・セットできない。

フィールド魔法サーチと相手フィールド魔法封じの2役を1枚で担う速攻魔法。

発動するためにはフィールド魔法を2種類デッキに採用する必要性があるが、2種類をうまく使いこなすことができる混合タイプデッキであれば強力なカードになる。

フィールド魔法を使うテーマが環境にいるときは、そのデッキ対策(メタ)にもなりうる点も見逃せない。

《異次元からの埋葬》

速攻魔法(制限カード)

(1):除外されている自分及び相手のモンスターの中から合計3体まで対象として発動できる。そのモンスターを墓地に戻す。

除外テーマデッキで使えるコンボカード。

自分・相手を問わず除外されているカードを3枚まで墓地に戻すことができるため、除外によるコンボを多用するデッキに採用されるケースが多い。

速攻魔法なので、相手ターンでも使えるが、コンボの多くは自分メインフェイズに行うことが多いため基本相手ターンではなく自分ターンに使うケースが圧倒的に多い。

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総括

速攻魔法は、その汎用性・利便性の高さから、最低でも1デッキに1種類以上、採用されていることが多い。どの速攻魔法を採用するかは、デッキにもよるが、個性も現れる点なので、ミラーマッチでの速攻魔法の役割はかなり大きくなる。

そういった意味でも遊戯王の醍醐味である、戦略の読み合い・サイドデッキ採用といった緻密性が如実に現れる箇所でもある。

人によっては、汎用速攻魔法より、罠カードを好む人もいるためどんなカードを採用するかはその読み合いが面白いですよね!!

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