《列車シャドール》デッキ回し方・大会優勝デッキレシピ構築

2019年1月2日

《列車シャドール》デッキとは

列車シャドールデッキとは、《列車》テーマと《シャドール》テーマの混合タイプのデッキである。ともにレベル10モンスターを出せるギミックがあり、それぞれシナジーがあるため構築として《列車シャドール》型を取ることが多くなる。

最近では、レベル10モンスターとして《壊星壊獣ジズキエル》が登場したことにより、《列車壊獣シャドール》デッキというのも存在する。

いずれにせよ、ランク10モンスターを出し制圧していくというのが特徴。

《列車シャドール》デッキ回し方

「ランク10」モンスターを立てる

列車シャドールデッキは、レベル10モンスターが採用されているため、ランク10モンスターを立てやすい構築になっています。

そのためエクストラデッキには、レベル10モンスター2体で特殊召喚できるランク10エクシーズが多数採用されています。このデッキの勝ち筋はとにかくレベル10モンスターをフィールドに揃え、ランク10エクシーズを立てていくという戦い方になる。

ランク10モンスターの候補としては下記モンスターなどです。

  • No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ
  • 超弩級砲塔列車グスタフ・マックス
  • 超巨大空中宮殿ガンガリディア
  • No.35 ラベノス・タランチュラ

《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》はアタッカーとしても、壁モンスターとして使える。

 《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》

エクシーズ・効果モンスター

ランク10/地属性/機械族/攻3200/守4000

レベル10モンスター×2

(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで、そのモンスター以外のカードの効果を受けない。この効果は相手ターンでも発動できる。

《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》は、守備力が4000もあり、素材を一つ使うことでターン終了時までフィールドの対象モンスターを効果を受けなくさせる効果を持っています。

破壊・バウンスなどの手段などは聞かず、《希望皇ホープザライトニング》の戦闘破壊や《壊獣》あたりでリリースする手段でなければ突破できなくなる。

《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》は、

アタッカー兼効果バーンモンスターとして確実にライフを削るモンスターとして使えます。

エクシーズ・効果モンスター

ランク10/地属性/機械族/攻3000/守3000

レベル10モンスター×2

1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。相手ライフに2000ポイントダメージを与える。

《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》は、素材を一つ使うことで、相手に2000バーンを与える超強力なバーン効果。こちらには何らデメリットがないのも良いポイント。序盤よりも、終盤に登場させたいモンスター。

《超巨大空中宮殿ガンガリディア》は、

序盤でも使えるアタッカーとして機能します。

エクシーズ・効果モンスター

ランク10/風属性/機械族/攻3400/守3000

レベル10モンスター×2

このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊し、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。「超巨大空中宮殿ガンガリディア」の効果は1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

《超巨大空中宮殿ガンガリディア》は、「破壊効果&1000バーン」効果を持ち、攻撃力も3400と高めなので、グフタスマックスより比較的序盤に使用出来るケースが多いモンスター。

《No.35 ラベノス・タランチュラ》は、

おきまりのランク《No.84ペインゲイナー》《No.77 ザ・セブン・シンズ》につなげるカードになります。

ランク10から一気にこれらのカードにアクセスできるため要所要所使いどころを見極めて召喚していく形を取る感じでしょうか。

《エルシャドール・シャキナーガ》を立てる

融合・効果モンスター

星10/地属性/機械族/攻2600/守3000

「シャドール」モンスター+地属性モンスター

このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。

「エルシャドール・シェキナーガ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):特殊召喚されたモンスターが効果を発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。その後、自分は手札の「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。

(2):このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。

列車モンスターである《重機貨列車デリックレーン》《深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト》は「機械族・地属性・レベル10」モンスターであり、

《転回操車》という列車テーマのフィールド魔法カードは、

「機械族・地属性・レベル10」モンスターがフィールドの召喚・特殊召喚された時に発動できる効果を持つカードである。

《エルシャドール・シャキナーガ》は、シャドールテーマにおける融合モンスターであり、「機械族・地属性・レベル10」という条件を満たしたカードであるため《転回操車》とのコンボに使うことができる。

そのため《シャドール》要素を列車デッキに組み込んだ構築が多くなっている。

しかも融合素材が、

  • 「シャドール」モンスター+地属性モンスター

となっており、地属性モンスターである列車モンスターとの相性は良い。

さらに《影依融合》からデッキから素材を墓地に送る融合経由であれば、

地属性の列車カード《無頼特急バトレイン》を素材としてデッキから選択し墓地に送り、

素材で墓地に落ちた《無頼特急バトレイン》の効果で、エンドフェイズに「機械族・地属性・レベル10」モンスターをデッキよりサーチできる効果もある。

ランク10の素材になるだけでなく、さらなる列車モンスターをサーチすることができる《影依融合》をはじめとした《シャドール》テーマは、恐ろしく《列車》デッキと好相性。

「その他レベル10モンスター」採用

そのほかにもいろいろなデッキタイプにより様々な「レベル10モンスター」採用がみられます。

まず一般的になっているのが、《壊獣》テーマのギミックを出張させること。《壊星壊獣ジズキエル》はレベル10モンスターであるため壊獣モンスターの中でも多めに採用されている。

《壊獣》の採用によって、一気にデッキパワーが上がるため《壊獣》が登場して以降は壊獣を採用するデッキ構築が割と一般的になっています。

その他だと、《Sinサイバーエンドドラゴン》《究極封印神エクゾディオス》《ラーの翼神竜-球体形》などのカード採用されていたりする。

それぞれ、特殊な特殊召喚方法を使うが、

いずれのモンスターもレベル10モンスターとしてランク10エクシーズモンスターの素材となることができる優秀なカードであり、《列車シャドール》デッキへの採用率はかなり高くなっている。

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総括

《列車シャドール》デッキは、比較的マイナーテーマになるが、ランク10エクシーズを揃えるという少し風変わりで初見たおしを狙うこともできそうなデッキテーマである。

安定的にランク10を立てることができれば、効果バーンなどの手段によりジリジリライフを削っていくことができる。

『新マスタールール』のEXゾーンの新設により、ランク10モンスターは1体しか立てることができなくなってしまったが、

素材を使いきったランク10はむしろリンクモンスターなどの素材に積極的に使い、デッキ回転速度を落とさないような回し方にしたい。

《列車シャドール》デッキと相性の良い、新規リンクモンスターが登場してくれればかなり今後環境での活躍も夢じゃないだろう。

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