《十二獣魔術師》強化に使えそうな《マキシマム・クライシス》収録カード効果・構築解説

2017年6月1日

《十二獣魔術師》の活躍

新ストラクチャーデッキ《ペンデュラム・エボリューション》発売以降、

《十二獣魔術師》がどんどん環境で結果を出していますね。

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発売当初『ズァークストラク』とも呼ばれ、ズァークデッキのパーツとしての《魔術師》という印象が強くありましたが、

マキシマムクライシス発売前の現在、魔術師を十二獣と混ぜた《十二獣魔術師》だけでもかなり環境で活躍しています。

おそらく今後の環境トップになるのではないでしょうか。

とはいえ、《マキシマム・クライシス》のカードは

《十二獣魔術師》の強化に使えるカードも多く収録されています。

そこで、デッキ構築強化に使えそうなカードをまとめました。

《十二獣魔術師》デッキ構築強化《マキシマムクライシス》収録カード

◇デュエリスト・アドベント

通常魔法

「デュエリスト・アドベント」は1ターンに1度しか発動できない。

①自分または相手のPゾーンにカードが存在する場合に発動できる。デッキから「ペンデュラム」Pモンスター1体または「ペンデュラム」魔法・罠カードを手札に加える。

もうぶっこわれ。

《魔術師》や《ペンデュラムコール》をサーチできます。3積み必須でしょう。

おそらくしばらくすると規制されるでしょうが、このカード発売以後の2017年初旬の環境においては、《魔術師》一強時代が来るのではないでしょうか。

ペンデュラムテーマは「スケール用と召喚用」がそれぞれ必要なため、初手の中で少なくとも2枚はPモンスターを手札にしないといけない。

そのためかなり多数のPモンスターを入れる必要があるが、こういったPモンスターサーチはデッキ圧縮にもなりますし、不要なPモンスターをデッキから抜くことも可能にします。

それで、その枠に妨害系カードや、汎用魔法罠カードを入れられる。ありがたい。

◇覇王龍ズァーク

融合・ペンデュラム・効果モンスター
星12/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
【Pスケール:青1/赤1】
(1):このカードがPゾーンに存在する限り、
相手フィールドの融合・S・Xモンスターは効果を発動できない。
(2):1ターンに1度、相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた時に発動できる。
そのカードを破壊する。
【モンスター効果】
ドラゴン族の融合・S・X・Pモンスター1体ずつ合計4体
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
(2):このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(3):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
デッキ・エクストラデッキから「覇王眷竜」モンスター1体を特殊召喚する。
(4):モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。

デッキテーマにもなる《覇王龍ズァーク》は《十二獣魔術師》入るのか。

結論から言うと、【入れるのは可能】だと思います。

しかも、ズァーク自体は融合モンスターなのでそんなに重くならないでしょう。

 

もちろん召喚ルートは《アストログラフマジシャン》から。

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《アストログラフマジシャン》はメインデッキに入れても良いでしょうし、サイドデッキにズァークとセットで入れるのもありかなと思います。

エクストラ枠としては、フィールドリセット効果の代わりとして、《ヴェルズビュート》あたりを抜いて、ズァークを入れる形かな。

又、調弦を入れている人は、調弦の枠に白翼を入れる形でしょうか。

 

使い方としては、

ケースバイケースで、相手ターンに《ドランシア》破壊効果で《ズァーク》を破壊し、P効果で相手の融合・S・Xを封じる動きも面白そう。十二獣相手からしたらこの妨害はかなり厄介でしょうね。

チェーンができない《壊獣》が少し怖いので、場合によっては《スタンバイフェイズ》あたりで破壊しても良いでしょう。そうなると《コズミックサイクロン》が怖いですが。

この、相手の手札に《壊獣》と《コズミックサイクロン》どちらがあるかの読み合いも面白いでしょうね。

いずれにせよ《十二獣魔術師ズァーク》デッキは夢とロマンがある笑

個人的にはズァークを入れるつもりです。

◇覇王眷竜ダークヴルム・覇王門無限・覇王門零

  

 

《覇王門無限》
ペンデュラム/星7/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
【Pスケール:青13/赤13】
①:自分フィールドにモンスターが存在する場合、自分はP召喚できない。この効果は無効化されない。②:1ターンに1度、自分フィールドに「覇王竜ズァーク」が存在する場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力分だけ自分のLPを回復する。
【モンスター効果】
①:1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのカードとこのカードを破壊し、ドラゴン族のXモンスターまたはドラゴン族のPモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は0になり、効果は無効化され、S・X召喚の素材にできない。②:モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードをPゾーンに置く。

《覇王門零》

ペンデュラム/星7/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0

【Pスケール:青0/赤0】

①:自分フィールドに「覇王竜ズァーク」が存在する場合、自分が受ける全てのダメージは0になる。②:1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンのカードに「覇王門無限」が存在する場合に発動できる。自分のPゾーンのカード2枚を破壊し、デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。

【モンスター効果】

①:1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードとこのカードを破壊し、ドラゴン族の融合モンスターまたはドラゴン族のSモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は0になり、効果は無効化され、S・X召喚の素材にできない。②:モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードをPゾーンに置く。

覇王眷竜ダークヴルム

ペンデュラム/星4/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守1200

【Pスケール:青5/赤5】

①:1ターンに1度、自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。デッキから「覇王門」Pモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしかP召喚できない。

【モンスター効果】

「覇王眷竜ダークヴルム」の①②のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「覇王門」Pモンスター1体を手札に加える。②:このカードが墓地に存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。

 

うーんって感じですね。

結論から言うと、《十二獣魔術師》デッキには入らないかなーと思います。

 

ダークヴルムと覇王門無限は少し悩みますね。

エクストラから復活できるし、スケールが高いので高打点の《壊獣》とかもP召喚できる。

ただ、実際のところズァークがエクストラデッキに行くケースといえば、

《壊獣》にやられた時くらいでしょうし、《コズミックサイクロン》とかで除外されたらパーですからね。《十二獣魔術師》にはビミョーかなと。

 

デッキ構築として、ズァークを2枚積みでズァーク主体デッキであれば、

《ダークヴルム》と《覇王門無限》は入れてもアリかなと思いますが。

最近の壊獣の採用率をみると、ズァークはピン刺しで、要所要所に使う形が一般的になりそうな気がします。

《十二獣魔術師》型ではなく、他のデッキ構築でしたらあるかもしれません。

いずれにせよ、《マキシマムクライシス》発売以降さらに《十二獣魔術師》は環境で活躍することまちがいないでしょう!

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