《代行天使》デッキ回し方・構築・リンク召喚との相性

《代行天使(代行者)》デッキ回し方・構築・新マスタールール環境

代行天使(代行者)デッキとは

代行天使》デッキとは「ストラクチャーデッキロストサンクチュアリ」で登場した「代行者」と名のついた光属性・天使族を中心にしたデッキのこと。

発売は、2010年12月ということで、2011年辺りの環境において活躍したデッキテーマである。

今回2017年3月25日に施行される『新マスタールール』環境下で、リンク召喚により召喚可能なリンクモンスターが登場しますが、この代行天使デッキは「リンクモンスター」と相性が良さそうという声も上がっています。

そんな代行天使デッキの回し方を中心に考察していきます。

「リンクモンスター」一覧まとめ

代行天使(代行者)デッキ回し方

マスターヒュペリオン・大天使クリスティア

《マスター・ヒュペリオン》

効果モンスター

星8/光属性/天使族/攻2700/守2100

このカードは、自分の手札・フィールド上・墓地に存在する「代行者」と名のついたモンスター1体をゲームから除外し、手札から特殊召喚する事ができる。1ターンに1度、自分の墓地に存在する天使族・光属性モンスター1体をゲームから除外する事で、フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、この効果は1ターンに2度まで使用できる。

《大天使クリスティア》

効果モンスター

星8/光属性/天使族/攻2800/守2300

(1):自分の墓地の天使族モンスターが4体のみの場合、このカードは手札から特殊召喚できる。

(2):このカードの(1)の方法で特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の天使族モンスター1体を対象として発動する。その天使族モンスターを手札に加える。

(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いにモンスターを特殊召喚できない。

(4):フィールドの表側表示のこのカードが墓地へ送られる場合、墓地へは行かず持ち主のデッキの一番上に戻る。

代行天使デッキの切り札は《マスターヒュペリオン》と《大天使クリスティア》の2枚。

それぞれ強力な能力を持っていおり、この2枚を出す展開において相性が良いカードを採用することでデッキ構築されている。

2枚とも、墓地に「代行者」天使族モンスターが増えれば増えるほど力を発揮するので、基本的には、光属性天使族モンスターで相性が良さそうなカードを採用して、その過程で墓地が超えるようなデッキ構築していき、回していく。

《神秘の代行者アース》《奇跡の代行者ヴィーナス》

《マスターヒュペリオン》《大天使クリスティア》へ繋げるためのルートとしては以下のように展開することが多い。

  • 代行天使→シンクロエクシーズ→代行天使を墓地へ→マスターヒュペリオン・クリスティア

そのため、ゲーム序盤において、天使族モンスターを大量展開していくことが重要。

その中で、《神秘の代行者アース》は優秀なサーチカードとしてかなり役に立つ。

チューナー(効果モンスター)

星2/光属性/天使族/攻1000/守 800

このカードが召喚に成功した時、自分のデッキから「神秘の代行者アース」以外の「代行者」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、代わりに「マスター・ヒュペリオン」1体を手札に加える事ができる。

《神秘の代行者アース》は召喚成功時にデッキから「代行者」モンスターをサーチできるため、《創造の代行者ヴィーナス》をサーチするのが一般的。

《創造の代行者ヴィーナス》→LP1500コストに3体《神聖なる球体》特殊召喚。

上記のルートでモンスターを展開していき、《神秘の代行者アース》《創造の代行者ヴィーナス》《神聖なる球体》あたりを使い「レベル4シンクロ」「レベル5シンクロ」「レベル7シンクロ」「ランク2エクシーズ」につなげていくのが序盤の鉄則。

このシンクロエクシーズ展開の中で、光属性天使族の《神秘の代行者アース》《創造の代行者ヴィーナス》《神聖なる球体》が墓地へ送られるので、《マスターヒュペリオン》《大天使クリスティア》を召喚していく。

ちなみに、《神秘の代行者アース》は召喚権を使い、《創造の代行者ヴィーナス》も召喚権を使う必要があるためヴィーナスの召喚は次のターン以降になる。

そのため代行天使の序盤展開スピードは遅く「罠カード」などを使い守りを固めていく必要がある。

そのほかの要素としては、

《マスターヒュペリオン》は効果発動のたびに、墓地の光属性天使族を除外していく必要があるため、弾補充要因にもなり、且つ噛み合いが良い、光属性天使族テーマが採用されている。

特に多いのが 《アーティファクト》の出張タイプだ。

《アーティファクト》は光属性天使族なので相性が良いし、火力不足・壁要素不足になりがちな《代行天使》にはもってこいのテーマ。

採用カードとしては、除去カードである《アーティファクトモラルタ》であったり、最近ではEXデッキ環境なので《アーティファクトデスサイズ》を採用したりして、相手を翻弄することもできる。

光属性レベル5でもある《アーティファクト》は状況に合わせて《セイクリッドプレアデス》を作っていくという荒技もできる。

「代行天使」と「リンク召喚」

リンクモンスター《リンクスパイダー》は、「LINK1」「通常モンスター1体」の素材でリンク召喚できるモンスターであり、

通常モンスター《神聖なる球体》を採用している「代行天使」デッキで使うことができる。

新マスタールールの「EXゾーン」新設により、

《アース》→《ヴィーナス》→《神聖なる球体》の5枚展開から、レベル7シンクロ+ランク2エクシーズを同時に並べることはできなくなった。

代わりにリンク召喚に適した素質を持っているため、リンク召喚関連デッキとして今後活躍する可能性が見込まれる。

ステータスが高いぶっ壊れリンクモンスターが来たら、《創造の代行者ヴィーナス》1枚から4枚の素材を調達できる代行天使デッキは化ける可能性は十分にある。

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