「メタルセフィラ真竜」デッキ大会優勝デッキレシピ構築・回し方考察【遊戯王】
「メタルセフィラ真竜」とは
「メタルフォーゼ」「セフィラ」「真竜」の3つテーマを組み合わせデッキ。
「メタルフォーゼ」「セフィラ」はペンデュラムテーマで「真竜」はアドバンス召喚テーマ。3つのテーマそれぞれにシナジーがあり、それぞれを補えるというかなり理想的な組み合わせができるデッキテーマ。
《ドラゴニックD》《セフィラの神託》というフィールド魔法があるので、テラフォーミングだけでなく《盆回し》の採用もできるような構築になる。
この「メタルセフィラ真竜」デッキは、大会環境でもかなり入賞数も多く、環境デッキテーマと言っても過言ではないでしょう。
今回は、そんな「メタルセフィラ真竜」デッキの大会優勝デッキレシピ・回し方などを解説していきます。
「メタルセフィラ真竜」デッキ回し方
メタルと真竜の相性
もともと登場当初から、「真竜」と「メタルフォーゼ」の相性は良い。
以前の環境では「十二獣メタル真竜」デッキという構築がメインだったが、
https://yugiou-djmikun.com/2017/01/20/post-1669/
そのメインギミックである「真竜」と「メタル」の組み合わせの良さは今も健在。
特に《メタルフォーゼコンビネーション》をリリースして真竜をアドバンス召喚する流れはかなり強く、《メタルフォーゼコンビネーション》を墓地送りから、メタルフォーゼモンスターをデッキサーチできる。
もともと《メタルフォーゼコンビネーション》はメタルフォーゼのP効果で割っていくのがメタルデッキの基本だったが、真竜モンスターは裏側表示の永続もリリースできるので、セットした次のターンを待たずに《メタルフォーゼコンビネーション》のサーチ効果を使っていくことができる。
その点、メタルと真竜の相性はかなりよく、メタルフォーゼは、P召喚による特殊召喚なので、真竜モンスターのアドバンス召喚に召喚権を使えるのも相性が良い。
そこに「セフィラ」を絡めるとさらにメリットが増えるのを紹介したい。
セフィラを入れるメリット
上記で述べたように「メタルフォーゼ」「真竜」は相性が良い。
そこに「セフィラ」を入れる「メタルセフィラ真竜」デッキはさらに1ターン目の盤面強化をしてくれる。
「メタルフォーゼ」はそのP効果を使って、場のカードを破壊して、デッキからコンビネーションをセットしていくことでアドを少しずつとって盤面を整えていくのだが、
初動で「メタルフォーゼ」2体をスケールにセットした場合、破壊するカードが他にない場合、片方のPスケールのメタル割って、デッキからコンビネーションをセットという流れになる。
まあこれでも良いのだが、このルートでは割られた方のメタルフォーゼP効果を使えない。これがもったいない。そこで「セフィラ」を使うんです。
「メタルセフィラ真竜」デッキにおいて採用されている「セフィラ」カードは
- 《セフィラの神託》2枚
- 《セフィラの神意》1枚〜2枚
- 《セフィラシウゴ》2枚
- 《智天の神星龍》1枚
- 《竜星の九支》1枚
- 《セフィラの神撃》1枚
「セフィラ」カードは、《セフィラの神託》《智天の神星龍》など、効果を使った後にフィールドに残るカードが多い。
これらの「セフィラ」カードを「メタルフォーゼ」のP効果で割っていけるのだ。これによって、先ほどのような「メタルフォーゼ」2体で、片方を割ってスタートする場合に比べて1枚分多くアドを取れることが可能になる。
1体目のメタル効果を使っていけるわけですからね。
《セフィラシウゴ》を引いた場合でも、《セフィラシウゴ》セットからの破壊でエクストラデッキに行けばP召喚から《竜星の九支》《セフィラの神撃》などをサーチして、制圧盤面を作ることが可能。
1体目のメタルP効果を使っていくという点においては、普通にモンスターを召喚してそれを破壊するというのもアリではあるが、この「メタルセフィラ真竜」デッキにおいて召喚権はなるべくP召喚後の「真竜」モンスターに残しておきたいところでもある。
なのでセフィラをメタルで割って、P召喚した「セフィラシウゴ」や「メタルフォーゼ」そして、セットしてある「コンビネーション」をリリースして真竜モンスターを出していくというのが強く、そしてそれを可能にするのもこの「メタルセフィラ真竜」デッキである。
1ターン目から《真竜剣皇マスターP》《セフィラの神撃》あたりを揃えられるとかなり相手からしたらきついでしょう。
そして、アドが増えて行った、中盤以降からはペンデュラムテーマならではの展開力を使って、メタルフォーゼの融合モンスターを出していくこともできる。。
特に《メタルフォーゼミスリエル》に関してはご存知の通り効果がかなり強いだけでなく、Pモンスターである《セフィラシウゴ》を融合素材としていくこともできる。
序盤に出した真竜あたりが突破されたとしても、除去効果や打力を持っている「メタルフォーゼ」融合モンスターは手札アドがある状態においては比較的容易に展開できる。
そういう意味で、前半は真竜とセフィラ、後半からはメタルフォーゼの息の長い展開力を使って、相手を翻弄していくことができるデッキテーマといえるだろう。
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まとめ
今回は「メタルセフィラ真竜」デッキのデッキレシピ構築・回し方等を考察してきました。
私も対戦して初めてこのデッキの脅威を知ったのですが「セフィラ」の妨害と、真竜メタルの打力が組み合わさるとかなり厄介なデッキ構築ですよね。
今後の環境でも「メタルセフィラ真竜」デッキは増えていくことでしょう。
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