【遊戯王】《ヴァレルソードドラゴン》考察。ワンキル&打撃面で最強のリンク4モンスター

2018年6月20日

《ヴァレルソード・ドラゴン》とは、リボルバーが使う闇属性ドラゴン族のリンク4モンスター。攻撃力3000にして、戦闘破壊耐性という非常に強いステータスを持っているカード。

今回は《ヴァレルソード・ドラゴン》の強さに関して語っていきたいと思います。

《ヴァレルソード・ドラゴン》効果解説

《ヴァレルソード・ドラゴン》
《ヴァレルソード・ドラゴン》

リンク・効果モンスター

リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000

【リンクマーカー:上/左/左下/下】

効果モンスター3体以上

(1):このカードは戦闘では破壊されない。

(2):1ターンに1度、攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示にする。このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。この効果の発動に対して相手は効果を発動できない。この効果は相手ターンでも発動できる。

(3):1ターンに1度、このカードが表側表示モンスターに攻撃宣言した時に発動できる。ターン終了時まで、このカードの攻撃力はそのモンスターの攻撃力の半分アップし、そのモンスターの攻撃力は半分になる。

《ヴァレルソード・ドラゴン》効果考察

《ヴァレルソードドラゴン》の効果は3つある。

  1. 戦闘破壊耐性
  2. 誘発即時効果で攻撃表示モンスターの表示形式変更効果。2回攻撃ができる効果付き。
  3. 攻撃宣言時にバンプアップ効果。

①の戦闘破壊耐性は解説は不要だと思うので、②、③効果の解説をしていきます。

ヴァレルソード・ドラゴン②効果

(2):1ターンに1度、攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示にする。このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。この効果の発動に対して相手は効果を発動できない。この効果は相手ターンでも発動できる。

②効果は、フィールドの攻撃表示モンスターを守備表示に変えて、2回攻撃ができるようにする効果。2回攻撃を得るための条件がフィールドの攻撃表示モンスターを守備表示に変えるだけでいいのでかなり条件がゆるい。

守備表示にするのは相手モンスターのみではなく、自分のモンスターでも対象に取ることが可能。また、効果自体は自分ターンでも相手ターンでも利用可能

《自分ターンの使い方》

誘発即時効果なので、バトルフェイズ中に利用できるため、攻撃済みの自分モンスターを対象に発動すれば、3000打点の2回攻撃でかなりの大ダメージを与えることができる。

自分フィールドにこのカード以外の攻撃力2000以上のモンスターが他にいれば、8000ポイントのワンキル打点を作ることができる。

攻撃力2000モンスターの攻撃で2000ダメージ→《ヴァレルソードドラゴン》効果発動でそのモンスターを対象に発動し守備表示に→《ヴァレルソードラゴン》の2回攻撃で6000ダメージでワンキル、という感じで一気に8000打点を作ることができる。

ちなみに閃刀姫デッキだとこんな動きもできる。

ハヤテのリンク先にヴァレソがある状態で、ハヤテで相手モンスターへ自爆攻撃でレイを墓地から特殊召喚。ヴァレソで攻撃で3000打点→レイで攻撃1500→ヴァレソ効果でレイを対象でもう一度ヴァレソで攻撃3000→レイリリースでシズクを出して攻撃で1500で、計9000打点。

《相手ターンの使い方》

この効果は、相手ターンでも利用できるので、相手のバトルフェイズに効果を使って、相手の高ステータスモンスターを守備表示に変更して相手の攻撃を止めることができる。

相手はこの効果に対して効果を発動できないので、確実に1回分の攻撃を止めることができる。もともとこのカードは戦闘破壊されないが、このカードとの戦闘においてはダメージは受けるのでそのダメージ回避になり、他のカードとの戦闘破壊も防ぐこともできる。

ヴァレルソード・ドラゴン③効果

(3):1ターンに1度、このカードが表側表示モンスターに攻撃宣言した時に発動できる。ターン終了時まで、このカードの攻撃力はそのモンスターの攻撃力の半分アップし、そのモンスターの攻撃力は半分になる。

③効果は攻撃宣言時に発動できるバンプアップ効果。

このカードの攻撃宣言時に発動でき、相手モンスターの攻撃力の半分攻撃力がアップし、相手モンスターは攻撃力が半分になるので、どんな攻撃力のモンスターでも必ず戦闘突破できるということになる。

「元々の」攻撃力ではないので、効果によって攻撃力が上がっているモンスターでも、その上がった分も攻撃力として吸収できる点も優秀。

こっちが半分アップで、相手が半分ダウンということなので、ダメージ計算に関しては基本的には差分が3000ポイントになることになるので、攻撃表示モンスターに攻撃したら確実に3000ポイントの戦闘ダメージを与えることができる。

②効果で2回攻撃が付与されているのであれば、確実に6000ダメージを与えることができる。

この効果によって、相手フィールドにモンスターがいてもいなくても、ワンキル率が高くなるのである。

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《ヴァレルロード・ドラゴン》との比較

《ヴァレルロード・ドラゴン》
《ヴァレルロード・ドラゴン》

リンク・効果モンスター

リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000

【リンクマーカー:左/左下/右下/右】

効果モンスター3体以上

(1):このカードはモンスターの効果の対象にならない。

(2):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。この効果の発動に対して相手はカードの効果を発動できない。この効果は相手ターンでも発動できる。

(3):このカードが相手モンスターに攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターをこのカードのリンク先に置いてコントロールを得る。そのモンスターは次のターンのエンドフェイズに墓地へ送られる。

《ヴァレルソード・ドラゴン》との比較において、ヴァレルロードドラゴンの方が優れている点は、以下の通り。

《ヴァレルロードドラゴン》の強み

  • 対象耐性がある
  • 戦闘破壊できない相手モンスターも突破できる
  • ダメステ時の効果
  • リンクマーカーが下方向を向いている

先ほど紹介した《ヴァレルソード・ドラゴン》は、戦闘耐性があり、戦闘に特化しておりワンキル性能が強い。その分フィニッシャーとしては機能する。

しかし、効果破壊耐性などはなく除去カードに弱いため、耐久力は《ヴァレルロード・ドラゴン》の方が上になる。

また《ヴァレルロード・ドラゴン》のコントロールを得る効果は、厄介な耐性持ち相手モンスターを奪うことができる上、コントロールを得たカードをメインフェイズ2で、リンク召喚の素材などにして除去していくことができる。

その点、《ヴァレルロード・ドラゴン》は、下方向にリンクマーカーが向いているので、他にモンスターが1体でもいれば、奪った相手カードとともに、リンク先にリンク2モンスターを作ることが可能。

逆に《ヴァレルソード・ドラゴン》は、基本的には戦闘突破を前提にしているので、戦闘で突破できない盤面は苦手とする。

打点不足を補うなら《ヴァレルソードドラゴン》が有力で、厄介なコントロール系デッキや耐性持ちカードの突破などには《ヴァレルロードドラゴン》が強いという感じだろうか。

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その他のヴァレルリンクモンスター

《ヴァレルガードドラゴン》

《ヴァレルガード・ドラゴン》
《ヴァレルガード・ドラゴン》

リンク・効果モンスター

リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000

【リンクマーカー:上/右/下/右下】

効果モンスター3体以上

(1):このカードは効果では破壊されない。

(2):1ターンに1度、自分の魔法&罠ゾーンのカード1枚を墓地へ送って発動できる。このターンに破壊され自分または相手の墓地へ送られたモンスター1体を選び、効果を無効にして自分フィールドに特殊召喚する。

(3):1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを表側守備表示にする。この効果の発動に対して相手はカードの効果を発動できない。この効果は相手ターンでも発動できる。

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まとめ

今回は《ヴァレルソード・ドラゴン》の効果考察・ヴァレルモンスターの考察をまとめてきました。リンク4モンスターとして「ヴァレル」リンクモンスターはかなり強いですよね。

引き続き、リンク4モンスター帯には注目していきたいと思います。