【遊戯王】大会優勝した《十二獣マドルチェ》デッキ考察。マドルチェからのインヴォーカー展開!
《十二獣マドルチェ》デッキ考察
まずこのデッキレシピから《マドルチェ》側の採用枚数を見ると、
- 3枚《マドルチェエンジェリー》
- 3枚《マドルチェホーットケーキ》
- 2枚《マドルチェミィルフィーヤ》
上記3枚を多めに採用しており、優勝なサーチ効果を持つ《マドルチェマジョレーヌ》の採用は1枚と控えめな投入枚数。
この採用枚数の理由は《MX-セイバーインヴォーカー》へつなげるルート確保でしょう。
SR出張にの「ベイゴマックスータケトンボーグ→インヴォーカー」が「2017年1月制限改訂」によって規制されたことを受け、基本的にはこの出張型《十二獣》構築として終わりを迎えました。
そんな中このデッキでは、インヴォーカーからの十二獣展開への安定性を格段に向上させた「SR出張」にかわり、このデッキでは上記3枚種類のマドルチェを使い《インヴォーカー》→十二獣展開という新しい展開方法を採用しています。
【以下展開方法】
《マドルチェエンジェリー》NS→効果で自身をリリースから《マドルチェホーットケーキ》をデッキよりSS→効果を使い墓地の《マドルチェエンジェリー》を除外からのデッキから《マドルチェミルフィーヤ》をSS→《マドルチェホーットケーキ》と《マドルチェミルフィーヤ》2体で《MX-セイバーインヴォーカー》X召喚→効果でデッキより《モルモラット》SS→モルモラット展開(詳細は割愛)
最終局面:
- 召喚権はなし。手札1枚消費。
- フィールドに《ドランシア》《インヴォーカー》《ランク4》+ブルホーンサーチ1体
又、このマドルチェインヴォーカーコンボは、SR出張とは違い、召喚権を使用しないといけない点が難点です。
ですが、素材として取り除かれた、墓地のマドルチェは《クイーンマドルチェ・ティアラミス》や《マドルチェシャトー》《マドルチェチケット》などの対象として墓地再利用でき、その後のマドルチェ展開に余すことなく使用できるのもポイント。
さらに言えば《マドルチェミィルフィーヤ》を素引きしてしまった場合用に《TGワーウルフ》を採用したり、《エッジインプシザー》や《マドルチェホーットケーキ》用の墓地肥やし要因に《コズミックサイクロン》ではなく《ツインツイスター》の採用を採用している。
これらがランク3を立て、インヴォーカーにつながるルートをより強固なものにしています。
マドルチェ関係のカードは結構デッキ枚数を食う傾向にあるので、妨害系も「相手の動き封じ且つ墓地肥やしできる」《増殖するg》や《幽鬼うさぎ》を採用。相手ターンの妨害要因にもなり《マドルチェホーットケーキ》の除外コストにもなってくれる。
サイドデッキの詳細がわからないのは残念ですが、後攻用カードなどを揃えてマッチ対決に備える構築にするのも良いんではないでしょうか。
とはいえ、比較的小さな大会とはいえ《十二獣マドルチェ》が優勝できたのはすごい!
個人的には、この構築にパワー強化&相手制圧除去の観点から、《壊獣》も取り入れてるのもありなんじゃないかーと思います。
海外でもマドルチェは人気テーマでもあるのでもっと活躍して欲しいですね!
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まとめ
過去テーマが大会等でも結果が出せるようになってくると環境がますます面白くなりそうですね!十二獣はデッキテーマというよりは《出張パーツ》になりつつあり、今まで活躍がなかなか難しかったデッキテーマにも光を当てることを可能にする万能テーマでもあります。
個人的には、もっと様々な出張型デッキが入賞してくれるといいなーと思います。
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