2018年1月新制限環境で強そうなデッキテーマ考察【遊戯王OCG】

2017年12月17日

2018年1月新制限環境

2018年1月新制限改定(リミットレギュレーション)が判明しました。

規制対象としては、前期環境トップであった「SPYRAL」の弱体化、また「ファイアウォールドラゴン」などの規制により「植物リンク」などのリンクソリティア系デッキなども若干の規制が入る形になりました。

詳しくはこちら↓

https://yugiou-djmikun.com/2017/12/11/post-8372/

2017年11月25日に発売した「リンクヴレインズパック」により、過去テーマや前環境テーマなどが全体的に強化され、新ルールで弱体化していたデッキテーマなども含め全体的に底上げされた感はあります。

そんな2018年一発目の環境である「2018年1月新制限環境」はどんなデッキが強いのか

管理人的には、今期は様々なテーマが入りみだれる「群雄割拠」な良環境になると予想しています。その中でも特に際立って強そうなテーマをリストアップしてみました。

2018年1月新制限環境で強そうなデッキ

セフィラ

まず「セフィラ」デッキは間違いなく環境トップレベルで強い。

2017年10月環境(特に後半)でもかなり環境で暴れていたのにもかかわらず、規制がかからなかった「セフィラ」デッキ。《水晶機巧ハリファイバー》《ヘビーメタルフォーゼエレクトラム》といったペンデュラム待望のリンクモンスターで強化され、「魔術師」「メタルフォーゼ」などとともに新ルール環境でも生き残っているペンデュラムテーマの一つ。

セフィラは、Pテーマの中でも、サーチカードが豊富にあり、1枚で2役を担う「グラマトン」の存在があるためかなり安定感が高い。

来期は「セフィラ」を中心にペンデュラムテーマをメタに据える環境になるであろうことから、《魔封じの芳香》や《揺れる眼差し》《醒めない悪夢》あたりの採用率も上がってくることだろう。

覇王魔術師

次は「覇王魔術師」デッキも強いだろう。

「覇王魔術師」デッキは《ヘビーメタルフォーゼエレクトラム》の登場でアストログラフマジシャンとのコンボで一気に盤面強化ができるテーマになった。

《スキドレ》《魔封じ》などの永続系のカードのメタを受けやすいテーマでもあるが、その分バックを割るカードなどをうまく使いながらメタを対処しつつ戦っていくことができるだろう。引き続き、ランク4エクシーズと、レベル8シンクロモンスターは現環境でも使える優良カードが多いので今期も「セフィラ」や「メタルフォーゼ」などの他のペンデュラムテーマと合わせて見ていくことも必要になるテーマの一つでしょう。

関連タグ:「覇王魔術師」「EM魔術師」

彼岸

「彼岸」デッキも強いでしょう。

単純に場持ちが良く展開力があるテーマ内の動きやギミックも強いですが、何よりバックに罠カードを多めに採用ができる点が強い。

《スキルドレイン》でどんなテーマも全体的に見ることができる上、《醒めない悪夢》《魔封じの芳香》《王宮の勅命》などは、同じく次期環境候補でもある「覇王魔術師」「セフィラ」「メタルフォーゼ」などのペンデュラムテーマ系デッキに対しても効果的に刺さる。

インフェルノイド

次に「インフェルノイド」デッキも強いと思います。

しぶとく環境で、常に一定の成績を残し続けているインフェルノイドデッキ。リンク召喚とも相性が良く、最近ではトーチノイドデッキのタイプが主流になっていたが、今回の2018年1月制限改定では《トーチゴーレム》は準制限カード止まりだったこともあり、2018年1月環境でもトーチノイドデッキは見ることになるだろう。

「インフェルノイド」は《名推理》《モンスターゲート》《隣の芝刈》などの1枚によって一気に展開してくる爆発力があるので、油断していると一気に負けてしまうので頭の隅にちゃんと入れてケアしていきたいところ。

関連タグ:「インフェルノイドデッキ

トリックスター

次に「トリックスター」デッキも強いでしょう。

地味バーンで相手のライフを削っていき、勝利をしていく「トリックスター」デッキも2018年1月環境で強いデッキテーマの一つと言えるであろう。環境テーマがどんなテーマになったとしても、ライフに直接働きかけていく動きはどのデッキにとっても脅威と言えるでしょう。

さらに、Vジャンプ付録や2018年1月発売の新パック「フレイムオブデストラクション」でも新規トリックスターカードも登場するので、今後さらにテーマとしての伸びしろもあるテーマでもあります。

関連タグ「トリックスターデッキ

恐竜系デッキ

次に「恐竜」デッキ系も強いことでしょう。

恐竜デッキも地味に環境で力を伸ばしてきている。2017年4月〜9月環境の「真竜皇」や「ベビケラ」などでボウテンコウを出していくタイプではなく、《オーバーテクスゴアトルス》→《究極進化薬》から《究極伝導恐獣(アルコン)》を展開していくデッキだ。

デッキタイプとしては「恐竜竜星」デッキや「恐竜シャドール」「恐竜シャドールHERO」デッキなどがあり、いずれにも《オーバーテクスゴアトルス》を墓地に落として、そこから究極進化薬を使い、《究極伝導恐獣(アルコン)》を展開していくデッキになる。

彼岸の《スキルドレイン》環境下でも3500打点をパッと出せるのはやはり強い。

恐竜シャドールデッキ」「恐竜竜星デッキ

HERO系デッキ

「HERO」デッキも強いかもしれない。

HEROデッキの構築は、上記で紹介した「シャドール恐竜HERO」みたいな出張タイプと、「HERO」をメインに据えた「マスクHERO」デッキがある。

「マスクHERO」に関しては一つ前の環境でも《ダークロウ》が強かったが、ペンデュラムテーマ、トリックスター、彼岸、インフェルノイド、恐竜系など、墓地を活用していくデッキは多いので、今期も《ダークロウ》が刺さるテーマは多いだろう。

関連タグ「マスクHERO

海皇水精鱗・ガエル系デッキ

最後は「海皇水精鱗・ガエル」系デッキだ。

「海皇水精鱗」も今期は環境で増えてくるかもしれない。キーカードでもある《海皇の竜騎隊》が無制限カードに緩和され、また後攻から全体除去に役立つ《ブラックホール》も無制限になったこともあり、今回の制限改定は「海皇水精鱗」デッキにとっては強くする追い風になっている。

「ガエル」系に関しても「サラキアビス」「マスターボーイ」などの水属性のリンクモンスターが登場したことによって展開しやすくなってもいるので2018年1月環境でもそこそこ強いのではないでしょうか。

関連タグ「海皇水精鱗

その他中堅デッキ

その他入賞数は少ないが活躍が、活躍が増える可能性があり中堅クラスの強さを持っているデッキテーマとしては下記などがあげられると思います。

他にも「このデッキテーマが強いのではないだろうか」などがありましたら、コメント欄で教えてください。

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まとめ

今回は2018年1月新制限環境で強そうなデッキテーマをまとめてみました。

SPYRAL一強であった、全環境に比べて、今期は様々なテーマが入りみだれるまさに群雄割拠な環境。

もちろん新規パックの発売もあるので環境が今後どういう風になっていくのかはそこを注視していく必要もあるが、今期2018年1月の遊戯王OCGの環境はかなり面白そう!!

マジで遊戯王が戻ってきた!