《命削りの宝札》メタカード・対策方法に関して考える【遊戯王OCG】
《命削りの宝札》効果テキスト
通常魔法
「命削りの宝札」は1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分は手札が3枚になるようにデッキからドローする。このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。このターンのエンドフェイズに、自分の手札を全て墓地へ送る。
《命削りの宝札》効果解説
「命削りの宝札」は強力なドロー強化のカード。手札が3枚になるようにデッキからカードをドローするカード。
「命削りの宝札」のデメリットとしては、
- このカードを発動するターンにはモンスターを特殊召喚できない。
- このカードを発動後、ターン終了時まで相手が受けるダメージが0になる。
- エンドフェイズに手札をすべて捨てる。
「命削りの宝札」を採用するデッキの特徴は、
- 特殊召喚ギミックをほとんど採用しない
- 手札誘発モンスター少なめ
- 魔法・罠カード多め
基本的には「特殊召喚できない点」「手札全て捨てる点」2点のデメリットを考慮したデッキ構築になる。
環境では「命削り真竜」「AF命削りkozmo」デッキなどが活躍している↓
https://yugiou-djmikun.com/2017/02/15/post-2616/
「命削りの宝札」対策・メタ方法
《灰流うらら》
チューナー・効果モンスター
星3/炎属性/アンデット族/攻 0/守1800
「灰流うらら」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。この効果は相手ターンでも発動できる。
- デッキからカードを手札に加える効果
- デッキからモンスターを特殊召喚する効果
- デッキからカードを墓地へ送る効果
《灰流うらら》は「命削りの宝札」一番の対策カードでしょう。
ドロー効果を無効にすることができるためシンプルに強力。
専用メタカードではなく普通にメインデッキに採用できるため「命削り」デッキが環境で増えると《幽鬼うさぎ》よりも採用数が多くなる。
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《ハーピィの羽根箒》
通常魔法(制限カード)
(1):相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
《ハーピィの羽根箒》も対策カードになりうる。
「命削りの宝札」はエンドフェイズに手札を全て捨てるデメリットがあるため、魔法罠カードの採用が多くなり、セットするカードの数も必然的に多くなる傾向がある。
サイドデッキに「ハーピィの羽根箒」を採用している人も、「命削り」デッキ相手の場合は積極的にサイチェンからメイン投入するのが良いでしょう。
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《命削りの宝札》への全体的な対策・メタ方法
「命削りの宝札」自体への強力なメタカードは《灰流うらら》くらいでしょう。なので正直、直接的な命削りデッキへの対策は難しいのだ。
しかし、「命削りデッキ」構築の傾向として手札誘発の採用が少ないという傾向がある。
そのため、
- 《幽鬼うさぎ》
- 《増殖するg》
- 《灰流うらら》
《命削りの宝札》を採用するデッキ相手に対する時には、
これら《幽鬼うさぎ》《増殖するg》《灰流うらら》など、手札誘発モンスターの妨害を気にせずこちらの展開をしやすいという特徴がある(もちろん全く採用がない訳ではないが)。
そのため、「特殊召喚連打」を成功しやすかったり、《強欲で貪欲な壺》を止められることなく発動できたり、《幽鬼うさぎ》を警戒しすぎずに《真竜の継承》を使えるなどのメリットがある。
つまり、「プレーイング面における駆け引き」として対策というか、先読みというか、対策めいたことをすることができる。
直接的な対策が難しい分、大会入賞数も多くなる傾向がある「命削り」デッキですが、実質的な対策(プレーイング面での対策)というのもある程度、念頭に入れた上でのデュエルと、そうでないデュエルでは勝敗はかなり違ってくるでしょう。
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