「セフィラ」大会優勝デッキレシピ構築・新ルール回し方【遊戯王OCG】
新ルール(新マスタールール)環境下のCS大会で、「セフィラ」デッキが大会優勝しているようです。ペンデュラムテーマは新ルールによって弱体化したという声も多かった中、プレイング次第ではセフィラデッキはかなり戦えるということが証明されました。
今回はこの大会優勝デッキ構築から「セフィラ」デッキの回し方・特徴を考察していきます。
「セフィラ」デッキ回し方
新ルール環境での「セフィラ」デッキの回し方は、ペンデュラムからシンクロ召喚を狙っていくというルートが強いようです。
特に、レベル5〜9のシンクロに関してはレベルにばらつきがあるセフィラの特徴を生かしてまんべんなく狙って行きやすく、手札や状況判断によって、必要なレベルのシンクロしていくことができる。
チューナー要因としては、
まず、レベル3《宝竜星-セフィラフウシ》。
このカード自体がチューナーではないが、P召喚・デッキからの特殊召喚に成功した時に自分フィールドのモンスターをチューナーにかえる効果を持っている。ここからレベル6〜9あたりのシンクロを狙っていけたり、
「コレクターズパック2017」で収録された、レベル2チューナーの《EMオッドアイズシンクロン》によって、Pゾーンのカードを特殊召喚してシンクロができるので、
レベル3モンスターと合わせた「レベル5」シンクロから《源竜星ボウテンコウ》や、
レベル5の《炎獣の使いセフィラエグザ》などと合わせてレベル7シンクロモンスター、レベル6《秘竜星セフィラシウゴ》と合わせてレベル8シンクロモンスターへアクセスしやすくなった。
このようなP召喚やモンスター効果を駆使して、1ターン内でシンクロ召喚への素材を揃えることができるセフィラならではの構築ができる。
シンクロ召喚であれば《セフィラの神託》と《コーラルドラゴン》などドローソースカードを合わせて、手札誘発などの必要なカードをデッキから引っ張ってくるコンボも活用できるので、相手に合わせた調整ができる。
メタを受けにくい環境
前の環境で管理人も「セフィラ」デッキを使っていた時期があった。「セフィラ」デッキは、シンクロ・エクシーズを絡ませることで、アド確保も、妨害も、制圧も可能ということでかなり安定感があった。
ただ手札誘発や罠カードなどのそれは妨害を考慮しない場合の話で、決定的なメタカード1枚で止まるというペンデュラム召喚ならでは悩みがあったのは事実。
特に《次元障壁》や《魔封じの芳香》など1枚で止まってしまうようなカードや、《増殖するg》や《激流葬》などの展開を止められてしまうカードなど、前環境では主要デッキへのメタのついででメタられることがあった。
逆に今の環境での《次元障壁》《魔封じの芳香》《増殖するg》の採用率は低く、セフィラへのメタとしては弱い攻撃連動の「フォース」系カードなど罠が採用されることが多くなった。
その点、相対的に対策メタの網に引っかかりにくく「セフィラ」デッキの動き自体に対して妨害なく展開が出来る。
もちろん妨害札として《醒めない悪夢》《灰流うらら》《幽鬼うさぎ》などはあるが、採用率や止められる範囲などを考慮した時にメタパワーとしてはやはり劣っている。
そういった意味では、セフィラデッキ本来の動きを存分に行える環境であることも勝ちあがれる理由の一つになっていただろう。
スポンサーリンク
まとめ
今回は「セフィラ」デッキの考察をしてみました。
個人的にも「セフィラ」デッキは組んでいたのですがプレイングが難しくて新ルールと同時にデッキを崩してしまいました。今回を期に、もう一度デッキ構築をしてみたいとおもいます。
【関連記事】