「AFメタビート」大会準々優勝!アーティファクト中心のメタビ構築・回し方【遊戯王】
「AFメタビート」デッキが、2017年7月新制限におけるCS大会で準優勝(3位)に入賞しているようです。
昨今のメタビ構築はこの「アーティファクト」型が多いですね。
「AFメタビート」デッキ構築・回し方
「AFメタビ(アーティファクトメタビ)」デッキの構築は、
「アーティファクトモンスター」「罠カード」などで相手の動きを封じて、モンスター打点でビートしていくデッキ。
以前メタビートの対策・メタの記事を書いたが、
https://yugiou-djmikun.com/2017/04/30/post-5452/
この記事の元ネタにもなった「AFメタビ」デッキ。
- 《アーティファクトデスサイズ》:EX封じ
- 《アーティファクトモラルタ》:除去
- 《アーティファクトベガルタ》:自分の魔法罠破壊
「アーティファクトモンスター」は魔法罠カード扱いとして、自分フィールドにセットすることができ、相手ターンに破壊されると特殊召喚され効果を使うことができるテーマ。
又、《アーティファクトの神智》などという入れ得なかなり強力な罠カードも存在する。
《アーティファクトの神智》通常罠
「アーティファクトの神智」は1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(1):デッキから「アーティファクト」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが相手によって破壊された場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
《アーティファクトムーブメント》速攻魔法
フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊し、デッキから「アーティファクト」と名のついたモンスター1体を選んで魔法カード扱いとして魔法&罠カードゾーンにセットする。また、このカードが相手によって破壊された場合、次の相手のバトルフェイズをスキップする。
そして、この「メタビ」構築では、《アーティファクトムーブメント》も強く、
セットされたアーティファクトを破壊できるだけでなく、もう1枚のアーティファクトをデッキからセットすることができるので1枚で2役を担うことができる。相手に割られたら次の相手バトルフェイズをスキップもできる。
今の環境は「バリアフォース」系の罠カード、「神の」シリーズカウンター罠、勅命や虚無空間などのロック系永続罠カード系など、決まれば環境トップデッキテーマにもかなり刺さる。
https://yugiou-djmikun.com/2017/06/23/post-6164/
しかし、魔法罠除去手段も同時に増えていて、
《砂塵の大嵐》《ツインツイスター》《コズミックサイクロン》《ハーピィの羽根箒》などの存在によって基本罠カードは死に札になりがち。さらには「真竜」においては真竜系永続魔法で、アドバンス召喚のついでみたいな感じで除去してくるから厄介。今の環境はセットした魔法罠は基本割られるリスクと常に隣り合わせ。
そんな魔法罠除去手段が豊富である現在の環境において、「アーティファクト」はかなり強くて、AF(アーティファクト)系カードとカウンター罠を全部ガン伏せをしておけば、除去カードからカウンター罠系を守れるだけでなく、地雷を踏ませることもできる。
相手の除去札をこちらの盤面強化に転嫁できるのは普通に強い。
そういった点で、いつの時代もメタビートデッキというのは存在しますが、今の環境においては、セットから牽制する「AFメタビート」タイプのメタビートデッキが強いかもしれませんね。
「真竜」が環境にいる以上、特殊召喚制限をメインとしたメタ構築はなかなか難しい部分もあるでしょうし、AF(アーティファクト)モンスターは、EXと破壊などをバランスよく見れるのでそういった意味で安定感はあるでしょう。
トークンリンク召喚を使う
魔法罠カードをガン伏せするという特徴・そしてエクストラデッキの枠に空きがあるという特徴から《スケープゴート》はかなり相性が良い。
このデッキにも《スケープ・ゴート》は3積みされていた。
スケゴは、壁が突破された時の防御札としても使うことができる上に、
相手エンドフェイズに《スケープゴート》発動→4体トークン生成→リンク召喚で、《星杯戦士ニンギルス》ルートを使用していくことができる。詳細はこちら↓
https://yugiou-djmikun.com/2017/06/13/post-6439/
基本エクストラデッキを活用するケースが少ないメタビートデッキにおいて、そのエクストラの枠を使って、1枚から除去とアタッカーを担えるリンクモンスターを出せる《スケープゴート》の採用は納得。
リンク3《星杯戦士ニンギルス》の他にも、リンク4《ヴァレルロードドラゴン》などもかなり強力な汎用リンクになるので、リンクを活用できるという点、今後の環境でも追い風なポイントの一つになるであろう。
https://yugiou-djmikun.com/2017/05/17/post-5828/
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