【遊戯王】《魔王龍ベエルゼ》環境での真竜・十二獣対策で採用

《魔王龍ベエルゼ》が《魔術師》《不知火》での採用率上昇

プレミアムパック16に収録されている《魔王龍ベエルゼ》の採用率が上昇しています。レベル8シンクロを立てられるデッキに多く採用されているようです。

《魔王龍ベエルゼ》テキスト

シンクロ・効果モンスター

星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守3000

闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。また、このカードの戦闘または相手のカードの効果によって自分がダメージを受けた時に発動する。このカードの攻撃力は、そのダメージの数値分アップする。

《魔王龍ベエルゼ》採用理由

魔術師や不知火で出しやすい

素材に「闇属性チューナー」の指定があるため、地味に出しにくい印象があった魔王龍ベエルゼですが、レベル4チューナー調弦の魔術師・ユニゾンビが採用されている《魔術師》《不知火》デッキあたりであれば出しやすい。

従来の展開ギミック内で完結でき、別途他のカードの採用などはしなくても出せる。

戦闘・効果破壊耐性

戦闘・効果で破壊されない効果を持っています。今の環境で、この効果がかなり強い。

《十二獣ドランシア》《真竜剣皇マスターP》の破壊効果から耐性をつけることができる。

しかも効果でダメージを受けた分だけ攻撃力を上げるので、《ドラゴニックD》で攻撃力を上げた《真竜剣皇マスターP》も、効果で自身《魔王龍ベエルゼ》の攻撃力を上げ、2回目の戦闘で除去できてしまう。

こいつを除去するとなると「除外」や「バウンス」などを駆使する必要ある。

そのため、《強制脱出装置》《鳥銃士カステル》あたりが必要になりますが、これらの採用率は下がっており戦闘効果で破壊されない効果の攻略は難しい。

昨今の罠カード採用枠は《激流葬》であったり、フォース系であれば《波紋のバリア》ではなく《聖なるバリアミラーフォース》など十二獣を意識した破壊系罠カードが多い。

除外枠でいえば少し前の《ABC》環境であれば《ABCドラゴンバスター》で一発でしたが、そのABCが規制された以上、強力な除外カードもなかなか少なくなった印象。

十二獣デッキを使っている場合の《十二獣ヴァイパー》を使った戦闘除去が一般的になりそう。

あとは最近じわりじわりと採用率が上昇している《バージェストマディノミスクス》採用デッキもあるのでそこ経由での除外で対処する形か。

 攻撃値が高い

初期値が「攻撃力3000」は普通に強い。

《真竜剣皇マスターP》《kozmoダークシミター》《青眼》あたりは戦闘を介し普通に除去できる。

攻撃力3000のモンスターは多いが、戦闘耐性がある魔王龍ベエルゼは破壊されることなく相手カードだけ除去できる。なので特攻してもよし、壁としての運用もよし。十二獣ヴァイパーだけ気をつけていれば壁として十分に機能する。

特に《魔術師》においては、手札次第では布陣が揃うまでに少し時間がかかる。

《魔術師》の敗北の大体は、「速攻制圧」で負けることが大半であるため、最初の1、2ターンをしのいでくれる息の長い壁は本当にありがたい。

採用率上昇の理由も頷ける。

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総括

攻略が難しかった《真竜剣皇マスターP》にもとうとう解答が見つかり始めている。このベエルゼ採用で少しは真竜の猛威が落ち着いてくれるかもしれない。

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