《アンデットワールド》「盆回し」デッキへ採用の有用性【遊戯王OCG】

2019年1月2日

《アンデットワールド》効果テキスト

フィールド魔法

このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上及び墓地に存在する全てのモンスターをアンデット族として扱う。また、このカードがフィールド上に存在する限り、アンデット族以外のモンスターのアドバンス召喚をする事はできない。

《アンデットワールド》効果解説

フィールド魔法《アンデットワールド》の効果は、

1つはフィールド墓地のモンスターをすべてアンデット族として扱う効果。2つ目はアンデット族以外はお互いにアドバンス召喚できない効果。

つまり、アンデット族モンスター以外はアドバンス召喚することができなくなる。なのでアドバンス召喚対策のカードとして機能する。

《アンデットワールド》採用の有効性

フィールド魔法なので《盆回し》でサーチできる

《アンデットワールド》はフィールド魔法なので、《盆回し》デッキへの採用ができる。

アドバンス召喚封じといえば、永続罠カードの《生贄封じの仮面》が思い浮かぶが、

もちろん《生贄封じの仮面》は罠カードとしてチェーン発動できる利点があるが、サーチ手段がないため2枚採用なり、3枚採用なり、メインデッキやサイドデッキへの枠の圧迫がある。

その点、《アンデットワールド》は、

《テラフォーミング》《盆回し》でのサーチが可能で、1枚採用で実質7枚採用している計算になり非常にエコ。

除外メタとして《王家の眠る谷ネクロバレー》を採用するのに似た感じがある↓

https://yugiou-djmikun.com/2017/01/29/post-2036/

「真竜」デッキへの対策・メタ

現状《アンデットワールド》は「真竜」「帝」などのアドバンス召喚を扱うデッキへの対策として有効。特に「真竜」デッキの中でも特に《命削り真竜》と《純真竜》デッキへのめっぽう強い。

現状の、真竜対策・メタは《コズミックサイクロン》や《スカルマイスター》などの真竜ギミックの限定的な部分への対策のみ。

もちろん、「真竜」「命削り真竜」デッキへの対策だけではダメなので、《アンデットワールド》はサイドデッキでの採用が一般的なのだが、「真竜はこれ一枚で止まる!」みたいな強力な対策としては、やっぱりアドバンス召喚を止めるしかない。

もちろん、フィールド魔法や永続罠などは割られるリスクはあるが、逆にそれができないと動きが止まる。そういう意味で「純真竜」「命削り真竜」に対して相性が悪いデッキにおいて、《生贄封じの仮面》か《アンデットワールド》を採用するのは大いにアリ。

《テラフォーミング》《盆回し》を採用しているなら、ケースバイケースで《アンデットワールド》をサーチしてくることもできるわけだから、ピン刺し1枚くらいはサイドデッキに忍ばせても損はない。

「アドンバス召喚」自体のメタカードはそこまで種類が多くないため、《アンデットワールド》の活躍は今後もあるだろう。

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《アンデットワールド》相場価格

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