【遊戯王】「メタルフォーゼ」デッキ回し方・新ルールの大会優勝デッキレシピ
2017年3月25日に施行された新ルール(新マスタールール)環境したにおける「メタルフォーゼ」デッキの考察記事になります。大会優勝デッキレシピや、回し方の特徴まとめです。
「メタルフォーゼ」とは
「メタルフォーゼ」とはメタルフォーゼPモンスターと、メタルフォーゼ融合モンスターからなるペンデュラムと融合を兼ね備えたテーマ。
メタルフォーゼPモンスターはP効果として、
「自分フィールドの表側表示のカードを破壊して、デッキからメタルフォーゼ魔法罠をセットできる」という、共通効果を持っている。
そのため、破壊と相性が良いテーマと組み合わせる構築が多い。又、フィールド常に表側表示で残る永続魔法罠、フィールド魔法、装備カードなどを扱うテーマとの相性も悪くない。
新マスタールール環境下では、EXモンスターゾーンにしかEXデッキからモンスターをペンデュラム召喚できなくなったため一見ペンデュラムテーマであるメタルフォーゼは弱体化したように思える。
しかし、確かに2016年序盤に「マジェスペクター」や「竜剣士」などと組み合わせて純ペンデュラムテーマとして戦っていたメタルフォーゼ全盛期ほどの活躍はないにしろ、
- 《メタルフォーゼコンビネーション》が「真竜」デッキと相性が良いこと、
- 「kozom」など破壊テーマとの相性が良いこと、
- 「セフィラ」のような他のペンデュラムテーマとの相性も悪くないこと
などから、環境をはじめ様々なデッキにおいて依然それなりに戦えるデッキパワーを持っている。
「メタルフォーゼ」大会優勝デッキタイプ(新ルール)
「メタルセフィラ真竜」デッキ
「セフィラ」「メタルフォーゼ」「真竜」の3つのテーマで構築したデッキです。非常に相性がよくて大会などでも数多く入賞している。
詳しい考察はこちらの記事で行っています↓
https://yugiou-djmikun.com/2017/07/23/post-7179/
「メタル真竜kozmo」デッキ
次にあげるのが「メタル真竜kozmo」デッキ
このデッキは、主に2017年4月〜6月の環境において活躍したデッキテーマであるが、その後の2017年7月以降も、絶対数は減ってはいるがある一定の人気がある。
破壊されるとことと相性が良いフィールド魔法《kozmo-エメラルドポリス》と、フィールド魔法サポートカードである《盆回し》などをうまく駆使して、破壊からアドをとっていく戦い方ができるテーマである。
少し前の記事になってしまうが、「メタル真竜kozmo」デッキの回し方をまとめた記事があるのでこちらも参考にしてください↓
https://yugiou-djmikun.com/2017/03/18/post-4063/
「メタルセフィラABC真竜」デッキ
最後に紹介するのが、「メタルセフィラABC真竜」デッキ。
基本的な構築は「メタルセフィラ真竜」と同様なのだが、そこにABCデッキのギミックを搭載したデッキ構築になっている。
ABCデッキのキーカード《ユニオン格納庫》はフィールド魔法なので、「メタルセフィラ真竜」デッキの必須カードである《盆回し》と相性がよく、
さらに状況次第では、レベル4モンスターであるABCパーツをペンデュラム召喚することで、ABCドラゴンバスターを立てるための条件をそろえやすくすることができる。
「メタルセフィラ真竜」デッキの動きに加えて、制圧力と場持ちが良いABCパーツを加えて、デッキパワーをさらにあげた構築になっているのが「メタルセフィラABC真竜」と言える。
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まとめ
というわけで、
「メタルフォーゼ」テーマの特徴や回し方について述べてきました。
新ルールでもメタルフォーゼは活躍していますね。
最後に一つ難点を述べるとすると、
「メタルフォーゼ」は、永続罠カード《メタルフォーゼコンビネーション》をリリースできる「真竜」テーマとの相性の良さから、環境でもかなり強い位置に入れているという現状がある。
いろいろなデッキタイプの派生は存在するが、結局そのすべてに「メタル」と「真竜」の相性の良さがあるので、今後真竜のデッキパワーが相対的に弱体化していくとなると、メタルフォーゼの自体も実質弱体化するという形になってしまうのであろう。
とはいえ、「メタルフォーゼ」は破壊を介するペンデュラムテーマという他のテーマにはないアイデンティティを持っているので、今後の新規テーマなどとの相性の良さが取り上げられる可能性は十分にあるテーマでもある。
なので、今後新マスタールール環境下でも、そこそこ戦える中堅〜環境デッキになるであろう。
「メタルフォーゼ」テーマはその特徴として、
「召喚獣」「WW(ウィンドウィッチ)」などと同様に単体テーマとして戦えるデッキではなく、他のテーマへの出張を前提とした構築になっていくだろう。そのため、今後もどういった活躍を見せてくれるのかが楽しみであるテーマでもある。
管理人個人的にはペンデュラムテーマは好きなので「セフィラ」「魔術師」「メタルフォーゼ」あたりのテーマには今後も頑張ってもらいたいところ。