【遊戯王】「ABC」デッキに《マグネットリバース》が使える理由は何か
このページは「ABC」デッキに《マグネットリバース》採用が流行っている理由に関して考察していきます。
《マグネットリバース》テキスト
《マグネットリバース》
速攻魔法
(1):自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、機械族または岩石族の通常召喚できないモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
「ABC」デッキに《マグネットリバース》が強い理由
ABCドラゴンバスターの帰還
「ABC」デッキに《マグネットリバース》が採用されている理由。
それはシンプルに《ABCドラゴンバスター》を蘇生or帰還ができるから。
《マグネットリバース》は、墓地もしくは除外されている通常召喚できない機械族モンスターを特殊召喚する効果を持っているので、
分離効果や壊獣で墓地に行ったり、システムダウンなどで除外された場合でも、《マグネットリバース》を使ってフィールドに戻すことができる。
(ちなみに正規ルートの召喚が必要なため、《浮幽さくら》などでEXから直接除外された場合はその特殊召喚することができません。)
蘇生札としては、昨今人気なカードである《戦線復帰》や《リビングデッドの呼び声》があるが、《マグネットリバース》は速攻魔法ということでスペルスピード2で手札から発動できる奇襲性を持っている。
そのため、自分のターンのバトルフェイズに発動して一気に畳み掛けることもでき、且つ状況に合わせてセットしておけば相手ターンに発動して蘇生していくこともできる。
相手ターンで分離→A、B、Cパーツをそれぞれ特殊召喚→自分ターンに《マグネットリバース》発動からのドラバスで、総打点7600を与えることができる。
単純にABCドラゴンバスターを蘇生できること自体はかなり強力であるので、《死者蘇生》《戦線復帰》《リビングデッドの呼び声》などとは、速攻魔法という点で差別化されている《マグネットリバース》が採用されているのだろう。
召喚獣メルカバーにも対応
もう一つは機械族の《召喚獣メルカバー》にも対応していることだ。
「ABC」デッキは、単純な純構築だけでなく、召喚獣を取り入れる「ABC召喚獣」なるデッキも存在する。
《暴走魔法陣》と《こけコッコ(もしくはデストルドー)》2枚で
デコードトーカー、メルカバー、ABCドラゴンバスターを立てるルートがかなり強い。
詳しくはこちら↓
https://yugiou-djmikun.com/2017/05/31/post-6023/
この「ABC召喚獣」デッキの場合、《召喚獣メルカバー》も機械族であるためこのカードも《マグネットリバース》の効果の対象になれる。
「ABC召喚獣」の場合、基本的にはメルカバーとABCドラゴンバスターが切り札で、この2枚を展開することに大きなウェイトをおいたデッキなので、この2枚両方に対応できる《マグネットリバース》を採用するのも納得できる。
そういう意味で、《マグネットリバース》は速攻魔法での蘇生札、そして墓地も除外も対応できるという戻せる範囲の広さから、「ABC召喚獣」デッキなどを中心に「ABC」デッキへの採用されているようですね。
まとめ
「ABC」デッキに《マグネットリバース》の採用の理由について述べてきました。
《戦線復帰》と《ボウテンコウ》のコンボもそうですが、やはり強力なEXモンスターを墓地蘇生して再利用するのは強いですよね。
というわけで今回はこれで以上です!