「代行星杯」デッキレシピ構築・回し方を考察

2019年1月2日

「代行星杯」デッキ構築・回し方

「代行天使」カードの出張

今回結果を出した「星杯」デッキは、

「星杯」に加えて、《創造の代行者ヴィーナス》《神聖なる球体》を3枚ずつ計6枚を出張したデッキレシピ構築になっている。

《創造の代行者ヴィーナス》《神聖なる球体》は、それぞれ「代行天使」テーマのカードで、「代行天使」はリンク召喚テーマと相性が良い点を以前に考察しました↓

https://yugiou-djmikun.com/2017/03/07/post-3503/

今回混ぜた「星杯」デッキは通常モンスターとの相性がよく、《神聖なる球体》も通常モンスターということで「星杯」デッキの展開力を向上させることに一役を買っている。

《創造の代行者ヴィーナス》を出す

「代行星杯」デッキの始動は、とにかく《創造の代行者ヴィーナス》を出すことから始まる。

これを初手にフィールドに出せるのかがかなり重要。その《ヴィーナス》効果をより確実にするために《トランスターン》がこのデッキには採用されている。

レベル2《星杯妖精リース》は、

「光属性・天使族」モンスターで《創造の代行者ヴィーナス》も「光属性・天使族」モンスターなので、ヴィーナスを《トランスターン》経由で特殊召喚していくことができる。

《創造の代行者ヴィーナス》さえフィールドに出てしまえば、リンク素材となるカードが単純に5枚になるため、

リンク4の《ファイアウォールドラゴン》《トポロジックボマードラゴン》などの強力なリンクモンスターまで持っていくことも可能。

《星杯の妖精リース》召喚時効果で「星杯」モンスターをデッキサーチして、《トランスターン》→《創造の代行者ヴィーナス》→《神聖なる球体》→《星杯竜イムドゥーク》を出して召喚権を増やしていけば、《星遺物ー「星杯」》などの強力モンスターを「サーチ後→召喚」ができる。

《星遺物ー「星杯」》が出てしまえば、そこからどんどんリンクをして行って例のニンギルスドローコンボまで持っていくことができる。

数が大事なリンク召喚において《創造の代行者ヴィーナス》は、素材をデッキリクルートで供給するという強力な展開力を見せてくれ、通常モンスターという利点を存分に使い星杯デッキの展開スピードを高めてくれる。

「手札消費」の軽減

「星杯」デッキは最終到達点モンスターの脆弱さと、その過程までの手札消費量の激しさからなかなか結果を出すのが難しいと当初は思っていました。

しかし今回、「代行天使」というデッキが開発されたことによって《創造の代行者ヴィーナス》から、手札消費をなるべく少なく展開することを可能になった。

星杯通常モンスターも、《星杯に誘われし者》2枚だけの採用で十分回るくらいで、「星杯」バニラが手札でだぶつくリスクの回避もできるように。

ランク4の《ダイガスタエメラル》を採用することによっても、

《星杯に誘われし者》2体→《ダイガスタエメラル》効果で《神聖なる球体》をデッキに戻し、《創造の代行者ヴィーナス》効果の再利用をすることで、さらにリンク素材を揃えやすくなり、

《星杯戦士ニンギルス》のドロー効果でむしろかなりの手札アドを稼げる。

最終モンスターの《ファイアウォールドラゴン》《トポロジックボマードラゴン》へ、より少ない消費でアクセスしやすくなったのも強く、これによって、《闇のデッキ破壊ウイルス》をメイン採用していて、

リンク4モンスター《トポロジックボマードラゴン》を素材にこのカードを発動することができ、妨害要素として機能させることができる。

今後は「星杯」デッキのデメリットを補ってくれるこの「代行星杯」デッキの構築が増えていくのではないだろうか。

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総括

「星杯」デッキが大会環境でジワリジワリと上がってきているようですね。

開発次第でさらに伸びる余地があると前々から期待があっただけに、どれだけ活躍できるのかが今後かなり楽しみですね。

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