【遊戯王】手札誘発モンスターで強くておすすめカードまとめ。
このページは遊戯王のおすすめ手札誘発モンスターを紹介するページになります。環境や大会での使用率が高く、汎用性がある強いカードを厳選して紹介します。
【手札誘発モンスター】とは
「手札誘発」とは、手札から墓地に捨てることで効果を発動できるカードのことを言います。
基本的には誘発即時効果を持つ「相手ターンでも発動できる」のテキストが記載されているモンスターであることが多いので、自分・相手ターン、どちらでも手札から捨てることによって効果を使って行き、相手の妨害をしていくことがメインの役割になります。
環境にべったりこびりつくように遊戯王をプレイしていた管理人は、手札誘発には関してはかなり語れると思います。
そこで、今回この記事では、遊戯王の手札誘発モンスターのおすすめカードを紹介して、且つそのおすすめなポイントをまとめてみようと思いました。
【手札誘発モンスター】強くておすすめカードまとめ
ここからは手札誘発モンスターとしておすすめなカードを、1枚1枚ご紹介させていただきたいと思います。
《灰流うらら》
言わずとしれた高ポテな手札誘発モンスター。
- 「デッキから手札」
- 「デッキからフィールド」
- 「デッキから墓地」
を含む効果を持つカードが発動した時にそれを無効にする効果。
破壊こそできないが、「デッキから〇〇」みたいなデッキに触る系効果を一度だけ止められるカード。昨今の環境ではデッキに触れて〇〇としていくケースが多いため、かなり広範囲のカードへの対策、メタとして刺さるカード。
特に注目される点がやはりドロー系の効果を止められるという裁定であろう。
https://yugiou-djmikun.com/2017/01/14/post-1441/
特に《強欲で貪欲な壺》や《闇の誘惑》などのドロー系パワーカードや、《増殖するg》のように条件次第でかなりのアドを相手に与える恐れがあるカードを止めることに寄与してくれる。
ドローやリクルートやデッキから墓地送りなど、デッキに直接触れることでアドをとっていく戦い方をするデッキテーマが昨今では非常に多いので、それ関連のメタとして機能する《灰流うらら》は、1ターンのサーチ効果使用制限みたいなルールができない限り、手札誘発カードとして今後も使われ続けることであろう。
《幽鬼うさぎ》
この《幽鬼うさぎ》も言わずと知れた優良で強い手札誘発モンスター。
(1):フィールドのモンスターの効果が発動した時、またはフィールドの既に表側表示で存在している魔法・罠カードの効果が発動した時、自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。フィールドのそのカードを破壊する。
という効果なので、
そのカードの効果を無効にしているわけではないので注意が必要。(フィールド魔法、装備魔法、永続魔法、永続罠などは別)
いずれにせよ、《灰流うらら》と違い直接相手の動きを風じるだけでなく、破壊という実損を与えることができる点が優れている。特に強力なモンスターを破壊できるのは非常に優れていて、手札誘発の中でもモンスターを破壊することができる効果を持つカードは珍しい。
そういう意味で、相手の盤面を崩す役割を持っている手札誘発モンスターなので、環境によっては使われなかったりするが、個人的にはかなり好きな手札誘発モンスターである。
《増殖するg》
《増殖するg》もかなり採用率が高い手札誘発モンスター。
相手が特殊召喚を成功するたびにデッキから自分は1枚ドローしなければならないという効果。ちなみにこのドローは強制効果。
《増殖するg》は相手の特殊召喚でこちらのアドをとるカードなので特殊召喚を行うデッキに満遍なく刺さるが、主に特殊召喚を連続して行うようなデッキに対して刺さる傾向にある。特にシンクロやリンク召喚テーマなどは特殊召喚を連打するテーマには抑止力になるし、融合やモンスター効果での特殊召喚などのチェーンに乗る特殊召喚に対しては、チェーンして発動すれば最低でも1ドローを保証される。
そういう意味で、《増殖するg》は汎用性が高くほとんど環境で基本的にメインデッキに採用されるケースが多い。
ちなみにあまり特殊召喚を行わない「真竜」や「帝」などのアドバンス召喚テーマに対してはあまり強く刺さらない。
さらにチェーンに乗らないエクシーズ、シンクロ、融合などを行ってくるデッキに対しては打ち所が難しいということで、抑止力にはなるがこちらのアドを失いやすいというデメリットはある。
他にも「Gシリーズ」モンスターに関してはこちらの記事にまとめてます。
https://yugiou-djmikun.com/2018/07/12/g-series/
《浮幽さくら》
《浮幽さくら》はエクストラを除外する手札誘発モンスター。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、 このカードを手札から捨てて発動できる。 自分のエクストラデッキのカード1枚を選んでお互いに確認する。 その後、相手のエクストラデッキを確認し、 選んだカードの同名カードがある場合、その相手の同名カードを全て除外する。 この効果は相手ターンでも発動できる。
効果としては上記のようなカードなので、
主に環境に存在する特定のテーマに対するメタとしてサイドデッキへの採用が多い。
このカードを採用するには、自分エクストラデッキへメタにしたEXモンスターを採用する必要がある上に、貴重なEXデッキ、サイドデッキの枠を潰してしまうという欠点がある。又、エクストラデッキを除外なので、相手の手札、フィールド、墓地を除去しているわけではないので確実にこちらが1アドを失うというデメリットがある。
そのデメリットを考慮した上でも、どうしても対策(メタ)したいカードがある場合は、サイッドデッキへ採用されるというケースが多いのだろう。
浮幽さくらに関しては、詳しくこちらの記事で解説しています↓
https://yugiou-djmikun.com/2017/05/28/post-6050/
《屋敷わらし》
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その発動を無効にする。
●墓地からカードを手札・デッキ・EXデッキに加える効果
●墓地からモンスターを特殊召喚する効果
●墓地からカードを除外する効果
「墓地から〜」を封じる手札誘発。
基本的には相手の1アドをこちらの手札1枚で潰せる時に使うのが定石。だが、墓地ソースの活用になるので、採用するべきかはメタにしたい環境デッキ次第ということになる。
墓地に干渉できるという点から《D.D.クロウ》と比較されることも多いが、《屋敷わらし》は、あちらと比べて、墓地全体に及ぶ《ソウルチャージ》などの対応ができたり、トリシューラのような墓地を含むカードを除外する効果全体を止めたり、蘇生orリクルート効果を含むカードのリクルートを阻害することもできるなど、《屋敷わらし》にしかないメリットも多数存在する。
ちなみに《屋敷わらし》自体は地属性になので、レベル3地属性チューナーとしての運用方法もあり、地属性縛りがある《ナチュルビースト》などのシンクロ素材になることも可能。
《エフェクトヴェーラー》
お次は、みんな大好きヴェーラー様。
《エフェクトヴェーラー》はレベル1チューナーの手札誘発モンスターで、相手フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動でき、そのモンスターの効果をエンドフェイズ時まで無効にするという効果。
このカードの発動は相手メインフェイズにのみ限定されているという制約がある。
この《エフェクトヴェーラー》の相手メインフェイズのみという制限は以外ときつく、昨今は相手ターンでも発動する効果を持つモンスターも増えている上、バトルフェイズ中、ダメージステップ中に発動する効果を持っているカードも多い。
そういう意味で、《エフェクトヴェーラー》は使いどころや対戦する相手テーマを見極めて採用する必要のあるカードではあるが、総じて、召喚成功時効果を持っているカードが環境に多い場合は採用率が高くなる傾向にある。
召喚、特殊召喚は大半がそのプレイヤーのメインフェイズに行うため、その「召喚・特殊召喚成功した時に〇〇」という効果に対して手札から切って使っていくことで効果的にヴェーラーを使っていくことができる。
特に2017年7月現在の環境などでは《エフェクトヴェーラー》の採用が増えているが、
https://yugiou-djmikun.com/2017/06/29/post-6827/
それも同じような理由から増えているといっても良いだろう。
《サイフレームギアγ》
制約は大きいが決まれば妨害、そしてその後展開が手札誘発モンスター最強クラス。
それが《サイフレームギアγ》
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。 (1):自分フィールドにモンスターが存在せず、 相手モンスターの効果が発動した時に発動できる。 手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の 「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、 その発動を無効にし破壊する。 この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
上記効果がこの《サイフレームギアγ》の効果になるが、
まずモンスターが自分フィールドに存在しない場合、という条件を満たさないといけないのでゲーム序盤での出番が多い。中盤以降自分フィールドにモンスターがいる場合は発動していくことができなくなるので、手札で腐るケースもある。
《サイフレームギアγ》はゲーム序盤ではこちらが後攻の場合はモンスターが使うことができる上に、こちらが先行の場合や、相手の先行で使わず手札にいた場合、自分の初動の動きとして、モンスターを召喚することから動き始めるテーマとは相性がよくない。
むしろ、魔法カードをはじめに使っていくテーマ、特にフィールド魔法や永続魔法などを使っていくテーマであればそれらに誘発即時効果、誘発効果、手札誘発モンスターなどのモンスター効果を発動してくるケースがあるので、そこにこの《サイフレームギアγ》を打つのが非常に強い。自分のターンに使えばレベル8シンクロを作ることもでき、《サイフレームロードΩ》などの強力なシンクロモンスターにつなげていくこともできる。
ちなみに、《サイフレームギアγ》を採用するには《サイフレームドライバー》というレベル6通常バニラモンスターを採用する必要があり、このカードは手札墓地デッキいずれにいても《サイフレームギアγ》の発動条件としてはOKなのだが、できれば素引きしたくないカードである。
そのため、さいあく、手札コストや融合素材など、他の使い道を用意できるデッキテーマとの組み合わせが相性良いだろう。
《ドロール&ロックバード》
使われている側からしたら厄介だが、使っている側はその効果を認識できない手札誘発カードといえばこのカード。
《ドロール&ロックッバード》であろう(通称:ドロバ)
相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた場合、 このカードを手札から墓地へ送って発動する事ができる。 このターン、お互いにデッキからカードを手札に加える事はできない。 この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
《ドロール&ロックバード(ドロバ)》の効果は上記のようなもの。
ドローフェイズ以外でデッキから手札に加えた場合なので、サーチでもドローでもとにかくデッキからカードが手札に加わった処理の直後に発動することができる手札誘発モンスター。
発動後は、そのターンお互いにデッキからカードを手札に加えることができなくなる。
つまり、ドロバは、1枚目のサーチなり、ドローなりは許してしまい、それ以降のドローやサーチなどをさせませんよっていうカード。つまり、何かを防ぐというよりは予防的な使い方という形になっている。なので、使うべきテーマはかなり限定されていて、うららやうさぎなどの手札誘発だけでなくこのドロバまで使わないともはや止まらないぞっていうテーマが環境にいる時は採用されるという、種類のカードである。
その点、《ドロール&ロックバード(ドロバ)》は使い方がかなり問われるカードと言えるだろう。さらに詳しい考察はこちらの記事でも↓
https://yugiou-djmikun.com/2017/03/30/post-4411/
《スカルマイスター》
昨今、環境でかなり採用が増えている手札誘発モンスター。
それが《スカルマイスター》。
相手の墓地で魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、 このカードを手札から墓地へ送る事で、その効果を無効にする。 この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
《スカルマイスター》の効果は、相手の墓地で魔法・罠・モンスター効果が発動した時に、手札から捨ててそれを無効にする効果。
効果は、非常にシンプルだが、墓地効果を使うカードが増えている現在の環境にはかなり刺さる一枚ということがわかるであろう。
又《スカルマイスター》は、打点が1700と高く手札誘発モンスターの中ではアタッカーとしてかなり優秀な部類。又レベル4悪魔族闇属性モンスターなので、ランク4エクシーズを立てるだけでなく、他の属性や種族縛りのエクシーズやシンクロなどにも対応していくことができるという側面もある。
まあ、とはいえこのマイナーなカードを採用する環境である以上、このカードを手札誘発として使ってしまうケースが多いと思うので《スカルマイスター》を場に出していくことは稀だが。いずれにせよ、環境次第でかなり採用率が変わってくる1枚でもある。
https://yugiou-djmikun.com/2017/03/30/post-4527/
《アーティファクトロンギヌス》
除外メタの手札誘発モンスターといえばこのカード!
《アーティファクトロンギヌス》
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが 相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。 このカードを特殊召喚する。
(3):手札または自分フィールドのこのカードをリリースして発動できる。 このターン、お互いにカードを除外できない。 この効果は相手ターンにのみ発動できる。
手札のこのカードをリリースすることで、
そのターンお互いにカードを除外できなくなる効果。相手ターンにのみ使える。
除外がお互い不可になるので、「除外して〇〇」や「〇〇を除外する」系のカードの効果はのきなみ無効になる。又、手札誘発という点を生かしてチェーンをする形で相手の効果を無効にしていくことができる。
特に環境でも除外を介するテーマというのは少なくないので、その点《アーティファクトロンギヌス》は除外カード系列が環境上位にくると採用される傾向にあるのだろう。
同じ除外対策(メタ)系列のカードとしては、《王宮の鉄壁》《カオスハンター》《王家の眠る谷ネクロバレー》などがある。
《DDクロウ》
相手墓地カードを除外する手札誘発カードといえばやっぱりこのカード!
《DDクロウ》!!
(1):このカードを手札から墓地へ捨て、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。
《DDクロウ》は手札から捨てることで、相手の墓地のカードを1枚対象として発動し、除外できるカード。
蘇生カードへのチェーンや、スペルスピード1の墓地からの起動効果を持つカードに対して墓地送り時に除外することでメタにしていくこともできる。
又、墓地ソースを使うテーマに対して、相手墓地のカードを事前に除外しておき相手の展開を妨害していくという使い方もできる。
又、こちらが《増殖するg》を使った時に《暗黒のマンティコア》を使って相手がデッキデスループコンボを使ってきた時に、DDクロウを使ってそのループを止めることができたりなどの活用方法もある。いずれにせよ相手の墓地カードを除外するという汎用性から墓地対策・墓地メタカードとして広く採用されている。
ただし、この《DDクロウ》を使う上で、一つ注意が必要な点としては、
相手墓地の除外なので相手にアド損を与えているわけではなく、こちらの手札1枚消費で相手の墓地1枚除外という手札アドの観点からはディスアドバンテージになっている点には注意が必要。
なので、本当に対策として必要なテーマに対してサイドデッキから採用するという使い方をされるのが最近では一般的になっている。
その他の優秀な【手札誘発モンスター】
その他にも紹介仕切れなかった手札誘発モンスターは他にも多数存在します。
ここでは個人的に汎用性が高く、環境次第では活躍していることもあるカードをカード名だけになってしまいますが、箇条書きで下記に紹介してます。
- サイフレームギアε
- AOJサイクルリーダー
- バトルフェーダー
- 速攻のかかし
- 飛翔するg
- 応戦するg
- 朱光の宣告者
あたりの手札誘発モンスターが汎用性ありそうですね。
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まとめ
今回は、遊戯王の環境はじめ様々なシーンで使用されている手札誘発モンスターを紹介してきました。
もしここで紹介したカード以外にも、何かこのカードも強いんじゃないとか、これ抜けているよっていう手札誘発モンスターがありましたらコメントにて教えてください。
それでは今回はこれで以上です!