【ドラグニティデッキ】回し方展開方法・新規リンク解説・デッキレシピ構築論
ドラグニティデッキは、10期「サイバネティックホライゾン」で大幅に強化された風属性モンスターを基軸としたシンクロモンスターテーマ。ドラグニティモンスターを、装備して、戦っていくという少し特殊な戦い方をするデッキです。
レベル10シンクロモンスターである《ドラグニティアスカロン》の登場で、より強力な打点強化ができた「ドラグニティ」デッキの回し方・大会優勝するためのデッキレシピ構築論について解説します。
「ドラグニティ」デッキ新規入り回し方
連続シンクロで大型シンクロを狙う
「ドラグニティ」デッキの回し方は、非常にシンプルで、連続シンクロ召喚をして、大型モンスターを狙っていく回し方です。
狙っていく最終到達モンスターは、レベル10シンクロ《ドラグニティナイトアスカロン》と、レベル8シンクロの《クリスタルウィングシンクロドラゴン》です。
レベル10シンクロモンスターとして《ドラグニティナイトアスカロン》、レベル8シンクロモンスターとして《クリスタルウィングシンクロドラゴン》になります。
《ドラグニティナイトアスカロン》⑴効果は、連続シンクロによって、墓地に肥えたドラグニティを除外することで、相手フィールドを除去していくことができる起動効果です。
「除外」なので、破壊耐性も突破できますし、⑴効果は1ターンに1度の制限がないため、墓地のドラグニティコストさえ供給できれば、何度も発動できます。
レベル8の《クリスタルウィングシンクロドラゴン》は、後攻から巻き返しにも使える上に、先行1ターン目で立てても制圧札として機能してくれます。
展開の要となる4枚のドラグニティを使って、シンクロ展開
「ドラグニティ」デッキは、装備カードとなっている時にフィールドに特殊召喚することができるチューナーである《ドラグニティ-ファランクス》《ドラグニティ-クーゼ》を使って回していくことが大切になります。
上記2体を装備カードとすることができる《ドラグニティ-セナート》と《ドラグニティドゥクス》も重要です。
上記4枚のドラグニティを起点にシンクロをしていきます。
《ドラグニティセナート》1枚から《クリスタルウィングシンクロドラゴン》の展開方法
《ドラグニティセナート》通常召喚→効果で手札ドラグニティ1枚をコストにデッキより《ドラグニティファランクス》を装備する。
《ドラグニティファランクス》を特殊召喚→《ドラグニティセナート》と《ドラグニティファランクス》でレベル6《ドラグニティナイトヴァジュランダ》をS召喚。
《ドラグニティナイトヴァジュランダ》S召喚成功時効果で、墓地の《ドラグニティファランクス》を自身に装備→《ドラグニティファランクス》を特殊召喚からの2体で、《クリスタルウィングシンクロドラゴン》
《ドラグニティセナート》1枚から《ドラグニティナイトアスカロン》展開ルート
《ドラグニティセナート》通常召喚→効果で手札ドラグニティ1枚をコストにデッキより《ドラグニティクーゼ》を装備。
《ドラグニティセナート》と《ドラグニティファランクス》でレベル6《ドラグニティナイトヴァジュランダ》をS召喚。
《ドラグニティナイトヴァジュランダ》S召喚成功時効果で、墓地の《ドラグニティクーゼ》を自身に装備→《ドラグニティクーゼ》を特殊召喚→レベル6シンクロモンスターの《ドラグニティナイトヴァジュランダ》と、レベル4となった《ドラグニティクーゼ》を素材に《ドラグニティナイトアスカロン》をシンクロ召喚。
このように《ドラグニティセナート》は、デッキから、ドラグニティチューナーを装備できる効果を持っているので、手札コスト1枚を使って《ドラグニティナイトヴァジュランダ》を介して、連続シンクロ召喚の中で大型シンクロモンスターへ持っていくことができます。
《ドラグニティドゥクス》の場合でも、墓地にドラグニティチューナーである《ドラグニティクーゼ》や《ドラグニティファランクス》があれば、上記で説明した同じルートを使って、《クリスタルウィングシンクロドラゴン》《ドラグニティナイトアスカロン》を展開することが可能です。
ただし、《ドラグニティドゥクス》からのシンクロ展開を狙うためには、《ドラグニティクーゼ》もしくは《ドラグニティファランクス》が墓地にある必要があるので、《竜の渓谷》や《調和の宝札》で墓地に送ったり、《ドラグニティアームズミスティル》で墓地に送ったりして活用していく必要があります。
《ドラグニティの神槍》は、デッキからチューナーを装備したり、後攻ワンキル打点を作ったりできる
《ドラグニティの神槍》は、ドラグニティモンスターに装備できる「装備カード」です。⑴効果として、罠カードの効果を受けずに、装備モンスターのレベル×100の打点強化の効果があり、また、⑵効果として、デッキよりドラグニティチューナーを装備できる⑵起動効果があります。
《ドラグニティの神槍》の使い方としては、展開札が揃わない際に、⑵効果を使っていきます。非チューナーのドラグニティモンスターに《ドラグニティの神槍》を装備→効果でデッキより《ドラグニティクーゼ》もしくは《ドラグニティファランクス》を装備→シンクロ召喚という風に、初動の動きの補佐として役に立ちます。
また、《ドラグニティの神槍》の⑴打点強化&罠耐性効果は、レベル10シンクロで到達点の《ドラグニティナイト-アスカロン》に装備すれば、攻撃力が4300になり、罠を受けないので戦闘で無双することができます。
②起動効果によって、デッキより《ドラグニティブランディストック》を装備するとさらに強力です。
《ドラグニティ-ブランディストック/Dragunity Brandistock》 チューナー/効果/星1/風属性/ドラゴン族/攻 600/守 400 このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、 装備モンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。 |
《ドラグニティナイトアスカロン》は、2回攻撃が可能になるので、4300打点の2回攻撃で、8600でキル打点を作ることができます。
このように《ドラグニティの神槍》は、ドラグニティデッキには、かなり入れ得なカードで、3積みが必要な必須カードになります。
「ドラグニティ」デッキは、サイバネティックホライゾンに収録された新規カードによって、シンクロモンスターで足並みを揃えつつ《ドラグニティナイトアスカロン》で一気に、高打点を作り出すことができるようになりました。デッキパワーが全体的に上がり、シンクロテーマとしては、中堅テーマデッキとして使っていくことができるデッキになったと言えるかもしれないですね。
リンクモンスター《ドラグニティナイト-ロムルス》の解説
《ドラグニティナイト-ロムルス》 リンク・効果モンスター/リンク2/風属性/ドラゴン族/攻1200 【リンクマーカー:左下/右下】 トークン以外のドラゴン族・鳥獣族モンスター2体 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ドラグニティ」魔法・罠カードまたは「竜の渓谷」1枚を手札に加える。 (2):ドラゴン族モンスターがEXデッキからこのカードのリンク先に特殊召喚された場合に発動できる。手札からドラゴン族・鳥獣族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、効果が無効化され、リンク素材にできない。 |
《ドラグニティナイト-ロムルス》の⑴効果は、リンク召喚に成功した場合に、デッキから「ドラグニティ」魔法・罠カードまたは「竜の渓谷」1枚をサーチできます。
展開のキーカードである《竜の渓谷》や、《ドラグニティの神槍》をサーチでき、すぐに《ドラグニティの神槍》をこのカードに装備して、《ドラグニティ-ファランクス》《ドラグニティ-クーゼ》などをデッキに装備することで、展開をすすめることができます。
(2)効果は、ドラゴン族モンスターがEXデッキからこのカードのリンク先に特殊召喚された場合に、手札からドラゴン族・鳥獣族モンスター1体を守備表示で特殊召喚できます。そのモンスターは、このターン、効果が無効化され、リンク素材にできないので、展開に使えないのは注意が必要です。
状況に合わせたドラグニティシンクロモンスター
ドラグニティデッキには、他にも何枚かのシンクロモンスターも存在します。基本的には、ドラグニティメインモンスターの動きを使って、これらのドラグニティシンクロモンスターを出していくのは変わりません。
状況に応じて、必要な効果を持っているドラグニティシンクロモンスターを出していくことがゲームを有利に進めていく上では求められます。
まとめ
ドラグニティデッキの回し方展開方法・デッキレシピ構築を紹介しました。
ドラグニティデッキは、連続シンクロ展開をして、高打点を作って、一気に殴るというシンプルな戦い方をするデッキです。
先行なら《クリスタルウィングシンクロドラゴン》、後攻で攻め込めるなら《ドラグニティナイトアスカロン》を出す、という感じで、シンクロモンスターを使い分けて戦っていくことができます。
《竜の渓谷》も無制限カードになり、ドラグニティデッキとしては、非常に戦いやすい環境になっているので、「サイバネティックホライゾン」で強化されたドラグニティデッキを一度試してみてはいかがでしょうか?
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