《魔女の一撃》考察!処理後に発動できるので、発動タイミングに注意が必要な1枚!
魔女の一撃の考察をしていきます。
《魔女の一撃》は、サベージストライクで収録される新規トラップカードです。
そんな魔女の一撃の解説をしていきたいと思います。
《魔女の一撃》効果テキスト
《魔女の一撃》 通常罠 (1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚を無効にした場合、または相手が魔法・罠・モンスターの効果の発動を無効にした場合に発動できる。相手の手札・フィールドのカードを全て破壊する。 |
《魔女の一撃》効果考察
場合の任意効果
まず、確認しておきたいことが、このカードが通常罠カードであり「場合」の発動条件であるという点です。
つまり、「相手がモンスターの召喚・特殊召喚を無効にした場合、または相手が魔法・罠・モンスターの効果の発動を無効にした場合」、その処理後に、このカードの効果を発動できるということです。
そのため、スペルスピード3である《神の宣告》のようなカウンター罠カードに対しては直接チェーンすることができない通常罠カードであっても、処理後に《魔女の一撃》を発動することができるということです。
ただし、効果の発動を無効にした場合になるので、「効果」を無効にするだけで、「発動」を無効にするわけではない《灰流うらら》を使われた場合には発動条件を満たすことができないのは注意が必要ですね。
罠カードなので、少し遅いのが難点
ちなみに、デメリットをあげるとすると、《魔女の一撃》は通常罠カードなので遅いのも弱点ですね。
《神の宣告》など相手の罠カードをトリガーに狙うということになると、すでのこのカードがセットされていて、相手も神の宣告を発動できる条件を満たす必要があります。(相手も自分もセットしたターンは罠カードを発動できないので)
そのため、こちらが先行の場合は、先行1ターン目で魔女の一撃をセット→後攻相手1ターン目で相手が神の宣告をセット→2ターン目の自分ターンで、相手の神の宣告の発動を狙うという感じになりますので、3ターンを要するということになります。
逆に、こちらが後攻の場合、相手先行1ターン目で神の宣告をセットされてしまうと、後攻1ターン目こちらが魔女の一撃をセットという流れになりますので、その後攻1ターン目で自分の何かしらのカードに対して神の宣告発動されてしまう可能性もあります。その場合、魔女の一撃は発動できず…ということになりますので、もったいない感じになってしまいますね。
相手のカウンター罠カードなどのトラップカードをトリガーにするのである場合、かなり運要素も重要になるので、少々使いにくいかもしれませんが、発動を無効にするカードが環境で増えると、サイドデッキで活用するというケースも考えられるでしょう。
もちろん、発動を無効にするカードは、罠カードだけではないので、それ以外のカードに対して使えるということを考えると、やはり先行に用意するのが良いかもしれませんね。
まとめ
今回は魔女の一撃を考察してまいりました。
なかなか使いにくい印象を受けますが、特定のカードに非常に強いカードではないでしょうか。
何せ、相手の手札・フィールドのカードをすべて破壊するという効果なので、ほとんど相手のカードを一掃することができるので、一発逆転的な要素も持っています。
フィールドだけでなく、手札も破壊できるというところが恐ろしいですね。
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