【Sinデッキ】新規入りデッキレシピ構築・戦い方・採用カード等を解説
この記事では、20th Anniversary Legend collection(レジェコレ)で新規カードが登場した新規入りSinデッキの、デッキレシピ構築・戦術などを解説していきます。
新規カード解説
Sin パラドクスギア
新規カードの中でもキーカードのうちの1枚です。
前半効果により、1枚で《Sin パラレルギア》と「Sinモンスター」にアクセスでき、《Sinパラレルギア》とサーチしたモンスターで《Sin パラドクスドラゴン》などのシンクロモンスターにつなげることができます。またレベル1なので、ワンフォーワンにも対応しており、使い勝手のいい1枚になっています。
後半効果も優秀で《Sin 青眼の白龍》《Sin レインボードラゴン》のようなメインモンスターに召喚コストに必要なモンスターを入れなければいけないモンスタ―の使い勝手がかなり良くなりました。
このカードのおかげでデッキ全体の事故も減ったのでまさに、革新的な1枚と言えます。
Sin Territory
《Sin パラドクスギア》と並んで重要カードの1枚です。
デッキからSin Worldを発動でき、効果の対象耐性を持たせることができます。これだけでも強力ですが、注目したいのが2と3の効果です。Sinモンスターの効果の書き換えです。
このカードの登場により、安定性、キル力ともに底上げされ、アニメさながらの戦い方ができるようになりました。
Sin Selector
通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分の墓地から「Sin」カード2枚を除外して発動できる。 除外したカードとカード名が異なる「Sin Selector」以外の 「Sin」カード2枚をデッキから手札に加える(同名カードは1枚まで)。 |
墓地リソースを削る代わりに、デッキから2枚のSinカードをサーチすることができます。
Sinにとって墓地リソースは殆ど重視する必要がなく(墓地にいて効果を発揮するのはSinパラドクスギア、Sinトゥルース・ドラゴン、Sin Tuneくらいです)、デュエル中盤以降において、非常に重宝するカードです。Sin Worldのサーチ効果で持ってきたいカードの最有力候補の1枚です。
積極的に使って安定したデュエルをしていきましょう。
Sin Cross
速攻魔法 (1):自分の墓地の「Sin」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに除外される。 |
攻撃に使うもよし、防御に使うもよし、速攻魔法ゆえに使いやすいカードです。
効果が無効になるのでSinモンスターのデメリットを消しつつ蘇生できます。しかし、これ1枚では決め手にはならず、蘇生カードなのでデュエル序盤に来ると少々つらいカード。入れすぎには注意しましょう。
Sin Tune
Sinモンスターが破壊された時のためにケアするためのカード。
罠で少し遅めですが、発動自体は容易です。2ドローできるのも魅力でこのカードのおかげでリソースの回復も簡単にできるようになりました。万一、このカードが破壊されても墓地効果も同じような効果を持っているので安心です。
Sinデッキレシピ構築
モンスター 15枚
- Sin サイバー・エンド・ドラゴン×3
- Sinレインボードラゴン
- Sin青眼の白龍×2
- Sinスターダスト・ドラゴン×3
- Sinパラドクスギア×3
- Sinパラレルギア×3
魔法 23枚
- ワン・フォー・ワン
- ハーピィの羽箒
- テラ・フォーミング
- 死者蘇生
- ドラゴン・目覚めの旋律
- 神縛りの塚
- コズミック・サイクロン×2
- トレード・イン×3
- 成金ゴブリン×3
- Sin Selector×3
- Sin World×3
- Sin Territory×3
罠 2枚
- 神の通告×2
エクストラデッキ 15枚
- サイバー・エンド・ドラゴン×2
- スターダスト・ドラゴン×2
- Sin パラドクス・ドラゴン
- 冥界濁龍 ドラゴキュートス
- 神樹の守護獣-牙王
- 時械神祖ヴルガータ
- 超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ
- 超巨大空中宮殿ガンガリディア
- No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ
- 超弩級砲塔列車グスタフ・マックス
- 見習い魔嬢
- リンクリボー
- サクリファイス・アニマ
採用カード
今回は安定性を上げ、かつ短期決戦で仕留められるような構築にしようと心掛けました。
まず、Sinデッキはフィールド魔法がないと始まらないので、《Sin World》にアクセスできる札をできるだけ増やしました。
《Sinシン Worldワールド/Malefic World》 フィールド魔法 (1):自分ドローフェイズに通常のドローを行う代わりに発動できる。デッキから「Sin」カード3枚を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚を選ぶ。そのカード1枚を自分の手札に加え、残りのカードはデッキに戻す。 |
《Sin World》含め、《Sin Territory》《テラ・フォーミング》などを採用し、さらにドローソースの《トレード・イン》や《成金ゴブリン》なども入れました。これにより、安定性を上げることができます。
また、短期決戦で決めるには、エクストラデッキを有効活用するのが必須だと思い、ランク10の列車関連のエクシーズモンスターを多数入れました。
さらに、レベル10シンクロモンスターも強力なモンスターが多いので、1ターンキルとはいかなくても、短期決戦を得意とするデッキになったと思います。
戦い方・戦術
基本的な動きはデッキ圧縮をしていって、フィールド魔法と《Sinパラドクスギア》を手札に呼び込みんでいきます。
そして、各種Sinモンスターや、ランク10エクシーズモンスター、レベル10シンクロモンスターを出していき、ライフを削っていく、といった戦術になります。
特にランク10の《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》や《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》はライフを削るのには適しており、簡単にライフを消し飛ばすことができるため、短期決戦に有利なカードになります。
また、今回は、《Sin青眼の白龍》《Sinレインボー・ドラゴン》の特殊召喚に必要な《青眼の白龍》や《レインボードラゴン》を今回は採用していません。Sin パラドクスギアの登場で、入れる必要がなくなったからです。無くて困る場面はあまりなかったので、入れる必要は無いと思います。
Sin Worldを含めたフィールド魔法の枚数
《Sin World》の採用枚数についてですが、《神縛りの塚》のような他のフィールド魔法を入れない限りは3枚入れるべきだと思います。
先ほども述べましたがSinデッキはフィールド魔法がないと《Sinパラレルギア》からのシンクロ召喚以外できなくなってしまいます。
Sin Worldを含めたフィールド魔法の枚数は3から4枚が適正だと思います。
レベル10シンクロと、ランク10エクシーズ
レベル10シンクロモンスターは、
Sinパラレルギア+Sin青眼の白龍(or Sinスターダスト・ドラゴン)
で出します。
ランク10エクシーズモンスターは
で出すことができます。
採用モンスターについてですが、基本的に今回のレシピ通りでいいと思います。
今回は採用していませんがレベル12の《A BF-神立のオニマルも採用》してもいいかもしれません。
初手がSinパラレルギア、Sinサイバー・エンド・ドラゴン、Sin Selectorのような手札の場合、SinパラレルギアとSinサイバー・エンド・ドラゴンでA BF-神立のオニマルをシンクロ召喚すれば、墓地に2体のSinカードがそろうのでSin Selectorを発動して、Sin Worldや各種Sinモンスターにアクセスすることができる、という使い方ができます。
後攻をとるデッキだと思うので、使った後は《No.77 ザ・セブン・シンズ》をエクシーズ召喚して相手モンスターを除去しましょう。
今回採用しなかったのは、効果はSinデッキで使うことができないので、出した後は攻撃力3000のアタッカーにしかならない、という理由からです。
今回は上記のような問題をドローソースで解決することにしました。(ドローソースに頼ることで、多少運は絡みますが・・・)
No.77 ザ・セブン・シンズも優秀な除去効果を持っているので、A BF-神立のオニマルを採用するときはぜひ一緒に採用しましょう。
また、今回はメインデッキの方にSin真紅眼黒竜を採用しなかったので、レベル9のシンクロモンスターは採用しませんでしたが、採用するのであれば、灼熱の機竜が一番おすすめです。
Sinデッキの派生系
今回は純Sinデッキを紹介しましたが、オルフェゴールと混ぜる型もあります。
SinパラドクスギアやSinパラレルギア、Sinサイバー・エンド・ドラゴンが闇属性・機械族であることを活かして、《オルフェゴール・クリマクス》でサーチしたり、《オルフェゴール・ガラテア》で除外ゾーンからデッキに戻すなどを行います。
各リソースの回復をオルフェゴールに一任した、という型になります。《宵星の機神ディンギルス》が強力なのもストロングポイント。
まとめ
sinデッキは、高火力で攻めるのが好きな人は楽しいデッキだと思います。
また、20th Anniversary Legend collectionを開けたけど、Sinカードがたくさん出てきた・・・という方も多いのではないでしょうか。
無幻泡影や灰流うららなどと比べると、見劣りはしますが、いいカードがそろっています。
なので、このような人たちは組んでみて損はないと思います。是非、組んで遊んでみてください。