【遊戯王】《kozmo》回し方・デッキレシピ・大会優勝構築解説
遊戯王環境における《kozmo》デッキの特徴・回し方・デッキレシピ解説をしていきます。
《kozmo》デッキとは
「機械族とサイキック族」のテーマ
kozmoは基本的にはkozmoモンスターを使うテーマです。
- 下級kozmo=サイキック族
- 上級kozmo=機械族
となっており、
- 下級kozmo=「フィールドから除外してレベルより大きいkozmo手札より特殊召喚」
- 上級kozmo=「破壊されるとデッキよりレベルより低いkozmoリクリールできる」
という特徴があります。
これらをぐるぐるさせながら戦うので場にモンスターが途絶えず「息が長い」という特徴があります。
《kozmo》デッキの現環境での優位性
「破壊されるとリクルート」「対象耐性」
機械族《kozmo》は破壊されるとレベルより低い《kozmo》をデッキから特殊召喚する効果がある。又、一部の上級kozmoは効果対象耐性を持ってます。
(例:kozmoダークシミターテキスト↓)
効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻3000/守1800
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。(2):このカードは相手の効果の対象にならない。(3):このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキからレベル7以下の「Kozmo」モンスター1体を特殊召喚する。
現在の環境では《kozmoダークシミター》のような上級kozmoは、対象耐性を持つため《ドランシア》《真竜皇の復活》などの破壊効果などの対象を取る効果から逃れることができるんです。
大型のkozmoモンスターは攻撃力も高いので、相手の下級もスターではkozmoの攻撃力を殴ることはできないため、除去手段がなければ相手は突破できず終わってしまうこともあります。
又、《妨げられた壊獣の眠り》《ブラックホール》などの対象を取らない破壊に対しても、
「デッキよりリクルート」効果を使えば、場の維持力が高い状態を作ることができます。そのため「突破できない」自体が起こります。
もともと、《kozmo》が登場した時の環境トップは《ABC》でした。
《ABCドラゴンバスター》は破壊ではなく除外効果であり、且つそもそもの打点が3000と高かったので《ABC》に対する《kozmo》の相性はめっぽう悪く、「なんだビミョーじゃん」となりkozmoは不人気テーマに成り下がってしまいました。
ですが、除外除去が以前に比べたら減り、むしろ破壊除去要素が強くなる環境ではkozmoデッキは輝くというわけです。
破壊ギミックと相性が良い
上級機械族のkozmoは破壊されると、デッキから自身よりレベルが低いkozmoモンスターをリクルートする効果を持っています。
破壊される場所はフィールドに限らず手札でも良いので、手札のカードを破壊できるカードとの相性が良いです。
少し前の環境であれば《ドラゴニックD》を使う《真竜》デッキとも相性が良く、kozmoが登場した当初は「手札のkozmoを破壊する手段」を搭載した《炎王の孤島》を採用した《炎王kozmo》型のデッキもあります。
これは《kozmo》モンスターの破壊時効果は「手札で破壊されても使える」ためです。
昨今のテーマでも、「ネフティス」デッキなどは手札のカードを破壊できるカードが多いので、相性が良いと言えるでしょう。
《kozmo》の弱点
そんな《kozmo》に弱点がないかというと、そんなことはありません。
一番のメタは「除外封じ」です。
kozmoモンスター効果はすべて除外をトリガーにしているので「除外封じ」をされてしまったら何もできなくなってしまいます。サイド投入での「除外封じ」では、《アーティファクトロングヌス》《王宮の鉄壁》《王家の眠る谷ネクロバレー》などです。
使っているデッキタイプによって上記3種のうちどれを使うかは分かれるでしょう。
環境において「召喚獣」などの除外ギミックを使う環境テーマが増えてくると上記のような除外メタカードがサイドデッキやメインデッキに採用されるようになってしまうので、その場合、kozmoデッキには戦いにくい環境になってしまいます。
逆に、除外テーマが少ない場合、相手は《アーティファクトロングヌス》《王宮の鉄壁》《王家の眠る谷ネクロバレー》などをデッキに積んでない可能性が高いので、kozmoデッキは大きなメタを受けずに戦うことができます。
まとめ
今回はkozmoデッキの回し方・デッキ構築などを述べてきました。
kozmoは、機械族とサイキック族をぐるぐるさせて、盤面を強くするテーマです。非常に耐久性が高く、すべてのモンスターが攻撃力が高めなので、相手からしたら戦いたくないテーマの一つとも言えるでしょう。
「破壊するカード」が多い環境では、kozmoデッキは輝くテーマでもあるので、是非、デッキ構築の参考にしていただければと思います。