「恐竜真竜（真竜恐竜）」デッキ回し方・大会優勝デッキレシピ
恐竜族デッキとは
ストラクチャーデッキR『恐獣の鼓動』
ストラクR《恐獣の鼓動》で強化された恐竜族テーマ。
優秀なリクルートやサーチ効果を持っているカードが多く、戦術として非常に巧みな戦い方をするテーマになります。
《恐竜真竜》は真竜と恐竜デッキを組み合わせたデッキタイプ。大会でも優勝多数の実績を出しており環境で大活躍している。
それにしても本当に、最近のストラクはすごい強い。
《魂喰いオヴィラプター》
効果モンスター
星４/闇属性/恐竜族/攻1800/守 500
「魂喰いオヴィラプター」の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから恐竜族モンスター１体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
(2)：このカード以外のフィールドのレベル４以下の恐竜族モンスター１体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。その後、自分の墓地から恐竜族モンスター１体を選んで守備表示で特殊召喚する。
《魂喰いオヴィラプター》は、優秀なサーチ効果と、墓地蘇生効果。
《魂喰いオヴィラプター》（１）効果は、召喚・特殊召喚時にデッキから恐竜族モンスターをサーチor墓地送りできる。恐竜族であればどんなレベルでもサーチできるため、大型モンスターから起動モンスターまでサーチできる。《怒炎壊獣ドゴラン》などの壊獣モンスターのサーチにも対応している。
《魂喰いオヴィラプター》の（２）効果は、墓地蘇生効果。フィールドのレベル４以下恐竜族を破壊して、墓地恐竜を蘇生できる効果。「ベビケラサウルス」のような破壊トリガーで起動するモンスターを破壊できれば2枚分のアドになる。
《プチラノドン》
星2 地属性恐竜族 ATK/500 DEF/500
①:このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。デッキからレベル4以上の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
《プチラノドン》は優秀なリクルーター。
《ベビケラサウルス》と同じく、破壊されるとデッキから恐竜族をリクルートできる効果を持っている。破壊ギミックから展開していく恐竜デッキには必須カード。
《究極伝導恐獣》
特殊召喚・効果モンスター
星１０/光属性/恐竜族/攻3500/守3200
このカードは通常召喚できない。自分の墓地の恐竜族モンスター２体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1)：１ターンに１度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。自分の手札・フィールドのモンスター１体を選んで破壊し、相手フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。(2)：このカードは相手モンスター全てに１回ずつ攻撃できる。(3)：このカードが守備表示モンスターを攻撃したダメージステップ開始時に発動できる。相手に１０００ダメージを与え、その守備表示モンスターを墓地へ送る。
《究極伝導恐獣》は恐竜デッキの切り札。
かなり強いアタッカー効果を持っている。
過去記事でじっくり考察しているので《究極伝導恐獣》の詳しい効果考察・対策等はこちら↓
https://yugiou-djmikun.com/2017/03/24/post-4298/
真竜パーツ
今回《恐竜真竜》デッキを構築する際に採用される主要な真竜パーツは《ドラゴニックD》及び《真竜皇リトスアジムD》だ。
恐竜族モンスター《ベビケラサウルス》《プチラノドン》などは破壊トリガーでデッキより恐竜族を特殊召喚する優秀なリクルーターになる。
そのため破壊を介する《ドラゴニックD》はもちろん相性が良いし、《真竜皇リトスアジムD》も召喚条件が地属性の破壊なのでとても相性が良い。
しかも破壊コンボによって墓地が肥える《真竜》ギミックは《幻創のミセラサウルス》《究極伝導恐獣》など墓地リソースを活用するカードとも相性が良い。この2枚から一気にワンキルダメージを与えることも可能になる。
又、構築によっては、
《真竜皇バハルストスF》《真竜皇アグニマズドV》《真竜凰マリアムネ》を入れるパターンもある。特に《真竜皇アグニマズドV》は《ミセラサウルス》《ジュラックアウロ》が炎属性なので、採用率が高い。
手札で破壊要因が揃わない際の破壊先にも破壊元にもなる。ランク９《真竜皇V.F.D》に持って行けるレベル９要因としても優秀。
恐竜真竜（真竜恐竜）デッキ回し方
恐竜真竜（真竜恐竜）基本動作
手札に下記があるときに、
- 《ドラゴニックD》
- 《魂喰いのオヴィラプター》
【以下展開】
《ドラゴニックD》発動→《魂喰いオヴォラプター》を通常召喚。
《魂喰いのオヴィラプター》効果でデッキより《ベビケラサウルス》Aサーチ
《ドラゴニックD》効果で《ベビケラサウルス》A破壊し《真竜皇リトスアジムD》をサーチ。
破壊され墓地に行った《ベビケラサウルス》A効果でデッキより２体目の《ベビケラサウルス》Bをリクルート。
《魂喰いのオヴィラプター》効果を発動し《ベビケラサウルス》Bを破壊し墓地の《ベビケラサウス》A蘇生→《ベビケラサウルス》Bの効果でデッキより《ベビケラサウルス》Cをリクルート。
《ベビケラサウルス》C《ベビケラサウルス》Aの２体を破壊し《リトスアジムD》を特殊召喚し、相手のエクストラ３枚除外
《ベビケラサウルス》効果でデッキより《幻創のミセラサウルス》＆《ジュラックアウロ》効果でデッキより《ジュラックアウロ》特殊召喚
《ジュラックアウロ》《ミセラサウルス》で《源竜星ボウテンコウ》をS召喚。
《ボウテンコウ》起動効果→デッキより《リトスアジムD》を落とし《ボウテンコウ》レベル９に変更。
《リトスアジム》と《ボウテンコウ》で《真竜皇V.F.D》をX召喚。
【最終局面】
- 真竜皇V.F.D
- 魂喰いオヴィラプター
- （相手エクストラ３枚除外）
- （墓地にミセラサウルス含む恐竜５枚）
手札２枚からこの展開はマジ強い（ちなみにマスタールール４にも対応）
しかもそれぞれ《テラフォーミング》《化石調査》というサーチカードも存在するためかなりの確率でここまで持ってくることができる。
次のターンに《究極伝導恐獣》
この一連の動きで墓地に下記５枚の墓地肥やしができる。
- 《ベビケラサウルス》３枚
- 《幻創のミセラサウルス》１枚
- 《ジュラックアウロ》１枚
なので、次の自分ターンに、墓地《幻創のミセラサウルス》効果発動し、
自身含む墓地の恐竜４枚除外し《魂喰いオヴィラプター》をデッキからリクルートし、
特殊召喚した《オヴィラプター》効果で《究極伝導恐獣》をデッキより手札に加え、
墓地の恐竜族２枚を除外し《究極伝導恐獣》を特殊召喚できる。
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総括
この《恐竜真竜》は新環境でも使えるのがさらに良いですね。
また、大会環境でも《恐竜真竜》デッキは優勝しています。