《副作用?》がエキストラターン(ET)対策としてサイド採用が有能【遊戯王】

《副作用?》効果テキスト

通常罠

(1):相手はデッキから1~3枚までの任意の枚数ドローする。その後、自分はこの効果で相手がドローした数×2000LP回復する。

《副作用?》効果解説

《副作用?》はライフ回復用の通常罠カード。

2015年4月発売「クラッシュオブリベリオン」で登場したノーレア枠のカード。

効果としては、「相手は1〜3枚の任意の枚数をドローでき、その枚数に応じてその後、自分は2000×ドローした数を回復できる」効果。

相手が何枚ドローするのかの選択によって回復するライフポイントが変わるが、最低でも2000ライフポイントを回復できるのはかなりのライフアドにつながる。

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《副作用?》はエキストラターン(ET)対策

「エキストラターン(通称:ET)」とは

デュエルの途中で制限時間が終了した場合のデュエルの勝敗判定。

  • そのターンの終了まで継続。
  • ターン終了時に勝敗が確定していない場合「エキストラターン」に突入。
  • エキストラターン→相手ターンから数えて3ターンを実施。
  • 3ターン中に勝敗が決した場合は、通常通りデュエル終了。勝敗が決しなかった場合、エキストラターン終了時のライフポイントが多かったプレイヤーが勝利。
  • デッキやカードなどはフィールドの定められた場所に置いてデュエルを進行する。正しくない場所に置いてデュエルを進行する事はできない。
  • エキストラターン終了時のお互いのプレイヤーのライフポイントが同じだった場合、そのまま継続してサドンデスに突入。

(※出典:遊戯王公式HP)

デュエル開始から40分が経過し決着がつかない場合、

「その時点のターンプレイヤーを0ターン目とし、3ターン目の時点のライフポイントの大小で勝敗を決しますよ」というルールのこと。

ライフポイントの盤面の有利不利ではなく、純粋なライフの差が勝敗を決めるポイントになる。

《副作用?》はライフ回復カード

《副作用?》はエキストラターン(ET)対策として使えるカード。

普通のデュエルにおいて、《副作用?》はライフが回復するとはいえ、相手にアドを与えるだけなので実用性はないが、エキストラターンに突入する場合かなり強力な1枚となる。最低でも2000ライフポイントを回復が保証されている。

《副作用?》は通常、サイドデッキでの採用が一般的。

エキストラターンはだいたいマッチの3戦目にくることが多いため、2戦目終了後の3戦目終了前のサイドチェンジで投入する。ある程度、2戦目終了時における経過時間を見て状況を確認しつつ投入することが重要。

又、通常罠カードで発動タイミングは比較的自由なため、3ターン目(最終ターン)のエンドフェイズに発動すれば相手の意表を突くことができる。2000ライフポイント差以内であれば戦況逆転が可能。

もちろん、《副作用?》を採用するデメリットも多い。

まずサイドデッキの枠を減らしてしまうため、肝心な環境メタや、必須汎用カードの枠を潰してしまう可能性がある。メタカードをメインデッキに採用しているデッキや、サイド枠が比較的空いているデッキなどに、採用したいところ。

さらには、単純に1枚分のアド損になる。拮抗したデュエルにおいては《副作用?》は効果的だが、そもそも劣勢のままエキストラターン以前に負けてしまったら元も子もない。そのため、自分のデッキにおいて1枚分のアド損がある場合でも戦えるのかどうかという点を相談しながらこのカードの採用を考えていきたいところ。

いずれにせよ、このトリッキーなカード《副作用?》のエキストラターン(ET)対策として採用の検討を一度はして見ても良いだろう。

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総括

今回は、マイナーカードである、

《副作用?》のエキストラターン対策としてサイドデッキ採用の有用性を解説しました。

初見の場合、一見ズル賢いような印象を受けますが、れっきとしたルールに基づいた戦術になるので覚えておいて損はないかもしれません。

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