遊戯王カードはなぜ高騰するのか。本当に買うべき値上がりカードは何?
「遊戯王カード」の高騰に関して
今回は、遊戯王カードの高騰値上がりに関して、記事にしていきます。
(管理人の独断と偏見による部分が多いかもしれませんが、ご容赦ください)
優勝デッキレシピの考察・カード考察が普段のメインですが、たまには少し違った趣の記事もアップしていたいと思って記事にしてみます。
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今回は、遊戯王カードの相場が上がったり下がったりする話。
当然遊戯王カードは紙切れとはいえ、売り物であってメーカーが1枚20円〜30円程度の売値でパックやデッキを販売しているため、当然価値のある代物なので相場が存在します。
変な話、1パック150円のパックで欲しいカードが出ないことを考えると、単品で中古の遊戯王カードを買い(シングル買い)をする方が良いと判断になるわけ。
そういう意味で、カードの出やすさやめずらしさ、そしてそのカードを必要とする数によって相場が変化していくわけです。
「遊戯王カード」なぜは高騰値上がりするのか。
「遊戯王カード」の高騰値上がりには2種類ある
まず、大前提として抑えて欲しいのは、これだと思います。
遊戯王カードの高騰値上がりは2種類あるということ。
「実質的価値の上昇」と「バブル」だ。
株価や為替相場の世界では、この違いは明確に区別される傾向にあるにもかかわらず、こと遊戯王カードの相場予想や、相場変化などにはあまり区別されていないような気もする。
その違いを明確にした上で、なぜ高騰するのかという点を考察していきます。
「バブル」による上昇
これに関しては皆さんも経験があると思いますが、
「バブル」による高騰は、相場価格が急に上がって、急に下がることです。
急に上がるのは「買いたい!」という人が多くなるからわかりやすいと思いますが、急に下がるのは「使ってる!」という人が少ないからです。
これは、遊戯王のまとめサイトやyoutuberの間など、多くの遊戯王プレイヤーの目に触れる媒体で、あるカードが「今後使える!」「相性が良さそう!」という内容を紹介すると、それに端を発して、雪崩のごとく通販などで購入数が増えることによって起こります。
期待を持って多くの人が購入するのでその分、供給するショップや転売屋に在庫がなくなり、「少し高い値段でも買って良いよ」という人が現れ、価格が高騰値上がりしていくわけです。
しかし、こういうケースにおいて、実際に蓋を開けてみると「あんまり実践的じゃないな」となり使っている人の数が減少することがあります。これが値下がりの原因になっていて「じゃあ私も出品しますね」という人が増え→供給数が増え→「もっと安くするから買って」という人が出て→価格が元の価値まで一気に下落するというわけです。
これがいわゆるバブルによる高騰です。
では、これに対比される実質的な価値の上昇とは一体なんだろうか。
「実質的な価値の上昇」
この「実質的な価値の上昇」とは、「実践的にデュエルで使える」「コレクションとして価値がある」という理由で需要が増えることによって起こります。
この上昇の特徴は「ゆっくり価格が上がっていく」ということです。
これは、まとめサイト、youtuber、転売屋などが気づかないうちに、少しずつ上がっていくことが多く、実際のデュエルシーンで使えることによって欲しいという人が多くなることや、コレクションとしての希少性があるということで欲しいという人が多くなることで、起こります。
なので、購入者が購入する時の判断は「自分が欲しいと思ったから」ということが多い。バブルによる高騰は購入者が「人から聞いたから」という理由。
この高騰は明確に種類が違っていて、この実質的な価値の上昇は、価格下落がなかなか起こりにくい。(制限改訂やルール変更などが原因によるものは別)
そのため、カードを購入する時の基準はやっぱりジワリジワリと価格が上がっているカード。
それは長期的に見てこれを欲しいという人が増えている証拠であり、今後も上昇していく可能性があるため、早めに購入しておいた方が安く手に入る可能性が高いカードだから。
具体的には、「新マスタールール」発表前の《クリスタルウィングシンクロドラゴン》や《次元障壁》など。こういうカードは徐々に上がっていき、「ルール改定や制限改定」等がない限りなかなか値段が下がることがない。
なので高騰前に使えるカードを購入したいということであれば、ゆっくりとジワリジワリと価格が上昇しているカードを購入すると良いでしょう。
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まとめ
とはいえ、現在は制限改訂(リミットレギュレーション)の周期や環境変化の周期が早くて、じわりじわりと「実質的な価値が上昇」しているカードでも急に下がるということも増えました。
なかなか相場予想というのは難しいですがなるべく良いカードを早めに入手したいというのが遊戯王プレイヤーの本音ですよね。
この記事が皆様のカード購入の参考に少しでもなってくれれば幸いです。