【遊戯王】《戦線復帰》が竜星デッキへ相性が良く採用が増えている理由
《戦線復帰》効果テキスト
通常罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
《戦線復帰》の基本的な使い方
《戦線復帰》は自分墓地モンスター1体を対象に発動し、守備表示で蘇生する通常罠カード。
デメリット無しの単純な蘇生カードとして汎用性が高いカード。
《戦線復帰》は守備表示で特殊召喚なので、攻撃表示で蘇生する《リビングデッドの呼び声》のように自分バトルフェイズに蘇生して、そのまま追撃などのコンボはできない。
あくまで《戦線復帰》守備表示の壁を作るカードとなっている。
蘇生カードをアタッカーとして機能させたいデッキであれば、《死者蘇生》《ソウルチャージ》《リビングデッドの呼び声》あたリのカードを採用した方が良いであろう。
その分、《戦線復帰》はリビデと違って、通常罠カードなのでバックを割られるリスクがない上、発動時にサイクロンやツインツイスターなどの除去カードによるチェーンを受けないで済む。
そのため通常罠カードならではこの蘇生が成功しやすいというメリットがある。
《戦線復帰》はあくまで蘇生させることに大きな意義を見出せるデッキテーマへの採用がおすすめ。今回紹介する「竜星」デッキはまさにこのカードならではの使い方ができる。
ということで《戦線復帰》が「恐竜竜星」デッキ、「恐竜真竜竜星」デッキへの採用増えている理由に関して考察していきます。
《戦線復帰》が竜星デッキへ採用が増えている理由
恐竜竜星デッキで《戦線復帰》で蘇生させたいモンスターはもちろん《源竜星ボウテンコウ》。
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星5/光属性/幻竜族/攻 0/守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分は「源竜星-ボウテンコウ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「竜星」カード1枚を手札に加える。
(2):1ターンに1度、デッキから幻竜族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードのレベルは、墓地へ送ったモンスターと同じになる。
(3):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。デッキから「竜星」モンスター1体を特殊召喚する。
《源竜星ボウテンコウ》は3つの優秀な効果を持っていて、
①効果の「竜星」カードをデッキからサーチする効果は、特殊召喚成功時に発動できる効果なので、《戦線復帰》で蘇生した場合でもその効果を使うことができる。
又、③効果である「竜星」モンスターをデッキから特殊召喚する効果も「フィールドから離れた場合」に発動できる効果なので、《戦線復帰》で蘇生したボウテンコウがフィールドから離れた場合でもその効果を使用することができる。
つまり、《戦線復帰》1枚で2枚分のアドをとっていくことができるのだ。
もちろん、ボウテンコウが生き残って次の自分ターンが帰ってくれば、②起動効果も使用することができるので、レベル調整→シンクロといった感じで次々に後続を展開することもできる。
さらにこの《戦線復帰》を絡ませることで特に強いのが、
先行1ターン目で《源竜星ボウテンコウ》《竜星の九支》《戦線復帰》の3枚が並んだ時。
相手のカードに《竜星の九支》発動で無効デッキバウンス→からの《ボウテンコウ》を破壊。《ボウテンコウ》③起動効果発動でデッキから《地竜星ヘイカン》もしくは《炎竜星シュンゲイ》をリクルート。
処理後に《戦線復帰》発動で《ボウテンコウ》を蘇生から「竜星」カードをサーチ。
それぞれ相手ターンにシンクロ召喚をする効果で、ヘイカンであればレベル8《輝竜星ショウフク》、シュンゲイであればレベル9《幻竜星チョウホウ》をそれぞれシンクロ召喚できる。
《ショウフク》であれば2枚の相手カードの除去、《チョウホウ》であれば相手炎属性と光属性のモンスターの効果発動封じができる。さらにそれぞれアドを稼ぐことができる効果を持っている。
この動きを相手ターンに完結できる上に、これらを展開している最中に「竜星」カードをサーチしたり墓地に「竜星」カードが肥えるので《竜星の輝跡》の発動条件を満たしたりと、相手の妨害をしながら次のターン以降の準備を整えることができる。
つまり《戦線復帰》1枚だけで、相当数の自分のアド稼ぎ・相手のアド損を狙っていくことができる。「竜星」デッキに《戦線復帰》は間違いなく入れ得カードなので採用数が増えているのも納得。
初手の都合や相手の妨害によって1ターン目で《ボウテンコウ》が出せなくても、
《魂喰いオヴィラプター》蘇生から《壊獣ドゴラン》《アルティメットコンダクターティラノ》《ミセラサウルス》などをサーチすることで十分に《戦線復帰》は活躍してくれる。
そのため、「恐竜竜星」「恐竜真竜竜星」デッキへの《戦線復帰》の採用枚数は2〜3枚と比較的多めに採用されていることも特徴。
今後「竜星」デッキへの《戦線復帰》の採用数は増えていくことでしょう。
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