【遊戯王】「AFABC」大会優勝・入賞デッキレシピ構築・回し方考察
遊戯王OCG 2017年10月新制限大会環境での「AFABC(アーティファクトABC)」の大会優勝デッキレシピ構築紹介・回し方解説をしています。
「AFABC」デッキとは
「AFABC」デッキとは、「AF(アーティファクト)」と「ABC」デッキを組み合わせたデッキのこと。
「ABC」デッキといえば、ABCユニオンパーツをフィールド墓地に揃え《ABCドラゴンバスター》を出すことを目的に回すデッキだった。
しかし《ABCドラゴンバスター》は2017年10月新制限環境で制限カードと規制されてしまったた。そのため、1ターン目でABCを出すだけをゴールとして回していくという単純な動きでは、突破された後の2枚目以降のABCドラバスがいない現状、中盤以降が厳しくなってしまう。
そこで、相手の妨害ができる「AF(アーティファクト)」を組み合わせて、序盤からメタビート寄りにすることで「ABC」デッキの活路を見出す構築をしたのが「AFABC」デッキだ。
「AFABC」デッキ回し方
序盤はメタビート
「AFABC」デッキの回し方は、
- 「AF」と「罠カード」で相手の妨害をして動きをとめつつ
- 「ABC」パーツをフィールド・墓地揃えていく
という半メタビート的な動きが基本的な戦術。
なので《ABCドラゴンバスター》は序盤よりも中盤以降に立たせる戦略をとることが多い。
環境テーマへのメタに目を向けてみると、
今期場合、《アーティファクトデスサイズ》や《スキルドレイン》などが「SPYRAL」や「HERO」などにも刺さりやすい。
特にABCと相性が良い《スキルドレイン》は、真竜がいなくなったことによってバックをわられる手段が減ったため、様々なデッキへのメタになる。
初手の展開としては、スキドレはりつつ、格納庫→パーツ召喚→パーツデッキ装備でターンを返すというのでも十分強い。
《コズサイ》や《ツイツイ》《ハーピィの羽根箒》のメイン採用も落ちているので、罠伏せは今期対処されにくいのもあるので、メタで相手の動きを送らせて次のターンでこちらはパーツを揃えて、ABCを出していく動きでもOK。
リンク召喚で多面展開をしていく「SPYRAL」には、同じくABCに相性が良い《激流葬》なども刺さりやすいのでこのカードの採用も増えている。
ABCドラゴンバスターを立てるタイミング
あとは《ABCドラゴンバスター》を立てるタイミングも重要。
前述したが、《ABCドラゴンバスター》が規制され制限カードになったので、除去をされると後続のABCがないので、ABCドラバスをどこで出すかというタイミングも重要になる。
なので状況によっては、
単純にスキドレとAFでメタをはりつつ、ABCパーツとランク4のホープザライトニングあたりを立てて2500打点でビートしていくだけでもテーマによっては相手が対処できない場合もある。そういう観点からも、状況や相手の手札を見つつ、ランク4エクシーズにしていくのも良い。
あとは、起動効果になってしまうが、ランク4エクシーズには、《ダイガスタエメラル》もいるので、墓地のABCドラバス回収をして、その後の展開に再利用するのも手段としてはアリだろう。
今期は《浮幽さくら》の採用が増えているが、メインはSPYRALの《ダブルヘリックス》とHEROの《ダークロウ》あたりにメタを貼るっているケースがほとんど。
ABCドラゴンバスターは、制限カードとなってしまったので、どのデッキもエクストラの枠がきつきつである現状、ABCドラバスをさくらでメタしてくるという可能性は低い。
また、除外テーマもそこまで多くないので、墓地蘇生や墓地のABCを再利用する《ソウルチャージ》や《戦線復帰》などもなかなか強いかもしれない。
いずれにせよ、「AFABC」デッキは2017年10月新制限規制後の「ABC」デッキ構築のテンプレートになっていくかもしれませんね。
まとめ
「AFABC」デッキの大会優勝デッキレシピ構築解説・回し方考察をしてきました。
ABCは規制されながらも、コンボパーツの展開力と切り札のABCドラバスが強いので手を替え品を替え生き残っていますね。
規制された後のテーマの活躍を追っていくのも管理人個人的には好きなので、今後も様々なデッキテーマの考察をしていきます。
今回はこれで以上です!