【遊戯王】《やぶ蛇》が環境で強い理由。使い方と採用すべきオススメカードは何?
「フレイムズオブデストラクション」で登場したノーマルレア、《やぶ蛇》が環境での採用率も高くなってきています。
今回は《やぶ蛇》の採用が増えている理由と、《やぶ蛇》の使い方・採用可能なテーマの特徴を紹介します。
《やぶ蛇》効果解説
《やぶ蛇》 | |
通常罠 (1):セットされているこのカードが相手の効果でフィールドから離れ、墓地へ送られた場合または除外された場合に発動できる。デッキ・EXデッキからモンスター1体を特殊召喚する。 |
《やぶ蛇》が環境で使われている理由
《やぶ蛇》が環境で使われている理由は、単純明白で、
魔法罠を除去するカードの環境での採用が環境で多くなっているから。
今の環境は、オルターガイスト、魔術師、メタルセフィラなどが環境トップに存在していて、バックを破壊できるカードが刺さりやすい環境。
それもあって、《ツインツイスター》《ハーピィの羽根箒》などの魔法罠除去カードの採用率もどんどん高くなっている。
また、閃刀姫などの魔法罠除去効果をテーマ内に内包しているテーマも増えてきている。
「SPYRALダンディ」などの、ついでに魔法罠除去できるカードをピン刺ししているデッキもある。
そういうこともあり、バック破壊や除外をしてくるカードに対するメタとして、《やぶ蛇》が使われている。
《やぶ蛇》から出していくオススメカードは、
《RR-アルティメットファルコン》《ナチュルエクストリオ》などが一般的。
《RR-アルティメットファルコン》は、効果を受けない耐性持ちの3500打点。
《ナチュルエクストリオ》は、ターン制限がない魔法罠の発動に対する無効破壊効果。
サクッとは、なかなか出せないような、超強力モンスターを、サクッと出せてしまうあたり、決まるとかなり相手からしたら厄介なカードになる。
《やぶ蛇》を採用すべきデッキ
バックを破壊してくる環境だからといって、全てのデッキに《やぶ蛇》が採用できるわけではない。
《やぶ蛇》を採用するメリットがあるデッキのサイドデッキに採用されることが多い。
《やぶ蛇》が採用できるデッキは、
- エクストラデッキに余裕があるデッキ
- 魔法罠をセットしていくデッキ
- 魔法罠カードの重要性が高いデッキ
などのデッキテーマになる。
当然だが、エクストラデッキの枠がキツキツで、これ以上余計なEXモンスターは増やせない、という場合は《やぶ蛇》は採用が難しい。
また、セットカードとしてセットされている《やぶ蛇》を相手に狙ってもらうので、使う用の罠カードなどと一緒にセットしておき、相手の魔法罠除去に警戒していく意味があるようなテーマでもある必要がある。
自分が魔法罠カードを全然使わないようなデッキに採用したところで、サイドチェンジで相手がバック除去カードを抜いてしまう可能性すらあるので、あまり意味をなさない。
あくまで、罠や魔法を中心に使い、それを破壊されると困るようなテーマに《ハーピィの羽根箒》メタとして採用する程度が良いのだろう。
具体的なデッキとしては、「オルターガイスト」や「メタファイズ」「天気」などの永続魔法罠系のカードを多用していくデッキなど。
また、事故率が高かったり、フィールドの盤面が手薄になりがちで、攻撃反応型の《聖なるバリアミラーフォース》などを採用しているデッキテーマでの採用もできそう。
いずれにせよ、
《やぶ蛇》を警戒しつつ、相手のバックを割っていくという面白い読み合いがはじまっている感じが、遊戯王の醍醐味というか面白さだなと感じています。
今後は《やぶ蛇》を経過して、あえてバックを割りにいかないという戦術もあるかもしれません。警戒してたのに、蓋を開けたら全然違うカードだったなんてことも。
個人的には、環境での戦略性を広げたカードの1枚だと思います。
ノーレアということもあり、通販価格もじわりじわり上がっているようです↓
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