【遊戯王】『リンク召喚』詳細!「新マスタールール」の内容解説

2017年2月27日

「リンク召喚」新召喚方法詳細・新ルールマスタールール新変更点まとめ

「新マスタールール」詳細

3月25日施行「新マスタールール」へルール変更されます。その内容が判明しましたので、詳細を解説していきます。具体的な内容は下記です。

  • リンク召喚が追加
  • EXゾーン追加
  • Pゾーンの廃止

リンク召喚とは

右下の「LINK数」の素材を墓地へ送りリンク召喚

効果欄に記載された条件を満たしたモンスターをLINKに数だけフィールドから墓地へ送る事でEXデッキからリンク召喚する

つまり、リンクモンスターの右下の「LINK-」に「記載されている数」だけ素材が必要ということです。《デコード・トーカー》は3と記載されいるので3体の素材が必要ということです。

素材の縛り

リンクモンスターは、そのLINKの数分の素材として扱える。ただし条件に書かれたモンスターの数は満たさなければならない。

「デコード・トーカーの場合」・・・効果モンスター3体 OR LINK2の効果モンスター1体+効果モンスター1体

上記で《デコード・トーカー》の素材に必要な数は「3体」と表記しました。

ですが、《デコード・トーカー》テキストには「効果モンスター2体以上」とあります。これはどういうことか。この「効果モンスター2体以上」は素材縛りと思ってください。この縛りを満たさないとリンク召喚ができないわけです。

つまり、デコードトーカーの召喚には下記が必要。

  • 「素材3体」
  • 且つ、
  • 「効果モンスター2体以上」

《デコードトーカー》の召喚に普通の効果モンスターを素材にするなら「3体必要」ということ。

で、下記の表記に戻ります。

リンクモンスターは、そのLINKの数分の素材として扱える。ただし条件に書かれたモンスターの数は満たさなければならない。

これは、

例えば、「LINK2」のモンスターをリンク素材にするときは「そのLINKの数分=2」を素材として扱うことができるということ。つまりLINK2モンスターは2体分の素材になる。

ということは、LINK3のデコードトーカーの召喚には

「LINK2効果リンクモンスター1体+効果モンスター1体」の計2体でOKですよ、でも「効果モンスター2体以上」という条件は満たしてね!ということです。

したがって、デコードトーカーの召喚条件は

「効果モンスター3体 OR LINK2の効果モンスター1体+効果モンスター1体」

となるわけです。

リンクモンスターは守備表示にできない

リンクモンスターは守備力を持たず、表示形式の変更や効果で守備表示にするということができない。

守備表示が存在しないため、《月の書》などで表示形式変更効果の対象にもならないようです。

リンクマーカー

リンクマーカーがあればその先のメインモンスターゾーンにエクストラモンスターをエクストラデッキから特殊召喚できる

「リンクモンスター」の四方八方には矢印があります。その矢印を「リンクマーカー」と呼び、その向いている先(リンク先)のメインモンスターゾーンにも「EXモンスター」を召喚できるようになります。(詳しくは下記で説明します)

EXゾーン(エクストラゾーン)の新設

EX(エクストラ)から特殊召喚は互いに1体のみ

マスタールール4において、EXゾーン(エクストラゾーン)の新設により、すべてのEXデッキ(エクストラデッキ)から特殊召喚モンスターはEXゾーン(エクストラゾーン)にしか特殊召喚ができなくなりました。互いにEXゾーンは1つずつのみなので「EXモンスターは互いに1体のみしか」場に召喚できないというわけです。

ちなみに、EXデッキから特殊召喚されるモンスターがエクストラゾーンに行く種類は、

  • 融合
  • シンクロ
  • エクシーズ
  • ペンデュラム

と、OCGで公式発表されましたので、

新ルールにおいては、「ペンデュラム召喚」でEXデッキからよびだせるPモンスターもEXゾーンに行くことになった模様。なのでマスタールール3環境下で行っていたEXデッキからPモンスターを複数特殊召喚というのはできなくなった。

これによりペンデュラムテーマの大量展開軸ができなくなった。

EXゾーンは2箇所あり、一つを自分が使うと自動的にもう一つは相手のものになります。なので、どちらのEXゾーンに最初にEXからモンスターを召喚するのかが大事になってきます。

EXモンスターは1体のみしか場に出せないなんて!という感じですが、リンクモンスターを使えばEXモンスターを多数展開可能のようです。

「リンクモンスター」からの「リンクマーカー」

「リンクモンスター」の四方八方には矢印があります。

その矢印を「リンクマーカー」と呼び、その矢印が向いている先(リンク先)のメインモンスターゾーンにも、EXデッキからF・S・X・Pモンスターを特殊召喚できるようになります。

つまり、EXゾーンにリンクモンスターをリンク召喚し、そのリンク先に他のF・S・X・P モンスターをEXデッキから大量展開するという流れになる模様です。

もちろん、リンク先にリンクモンスター(2体目)を呼ぶこともできるので、リンク先をさらに広げていくことも可能です。

Pゾーン(ペンデュラムゾーン)の廃止

もう一つ、「ペンデュラムゾーン」が廃止になります。

今後Pカードをセットする場合には、「魔法・罠ゾーンにセットする」ことになるようです。なので、Pカードをセットする場合、魔法・罠ゾーンを1枚消費するため、Pスケールを揃えた場合、魔法・罠ゾーンは3つしか利用できなくなるわけです。

感想

この『新マスタールール』は、従来の遊戯王のエクストラの使い方を根本から否定しました。リンク召喚を駆使しリンクマーカー先を確保しないと安定的にエクストラソースを活用できなくなりました。

リンク召喚もほいほい出せるようなものではないため、しばらくは「EXゾーンに互いに1体のみ」という条件下での探り合いが環境で行われることでしょう→『新マスタールール』環境下でも使えるデッキテーマまとめ

又、今後の遊戯王は、フィールドの「場所」が大事になります。

リンクマーカー先にエクストラモンスターを特殊召喚できるということは「メインモンスターゾーンのどこにモンスターを置くか」なども重要になってくるわけ。

これはマジで頭使いそう、というか難解だ。

【関連記事】

『リンク召喚』環境下で使えそうなカードまとめ

『コード・オブ・デュエリスト』収録判明カード一覧

スターターデッキ2017』収録一覧

『リンク召喚』が新召喚方法!新ルール詳細が判明!