【遊戯王】『リンク召喚』詳細!「新マスタールール」の内容解説
「リンク召喚」新召喚方法詳細・新ルールマスタールール新変更点まとめ
「新マスタールール」詳細
3月25日施行「新マスタールール」へルール変更されます。その内容が判明しましたので、詳細を解説していきます。具体的な内容は下記です。
- リンク召喚が追加
- EXゾーン追加
- Pゾーンの廃止
リンク召喚とは
右下の「LINK数」の素材を墓地へ送りリンク召喚
効果欄に記載された条件を満たしたモンスターをLINKに数だけフィールドから墓地へ送る事でEXデッキからリンク召喚する
つまり、リンクモンスターの右下の「LINK-」に「記載されている数」だけ素材が必要ということです。《デコード・トーカー》は3と記載されいるので3体の素材が必要ということです。
素材の縛り
リンクモンスターは、そのLINKの数分の素材として扱える。ただし条件に書かれたモンスターの数は満たさなければならない。
「デコード・トーカーの場合」・・・効果モンスター3体 OR LINK2の効果モンスター1体+効果モンスター1体
上記で《デコード・トーカー》の素材に必要な数は「3体」と表記しました。
ですが、《デコード・トーカー》テキストには「効果モンスター2体以上」とあります。これはどういうことか。この「効果モンスター2体以上」は素材縛りと思ってください。この縛りを満たさないとリンク召喚ができないわけです。
つまり、デコードトーカーの召喚には下記が必要。
- 「素材3体」
- 且つ、
- 「効果モンスター2体以上」
《デコードトーカー》の召喚に普通の効果モンスターを素材にするなら「3体必要」ということ。
で、下記の表記に戻ります。
リンクモンスターは、そのLINKの数分の素材として扱える。ただし条件に書かれたモンスターの数は満たさなければならない。
これは、
例えば、「LINK2」のモンスターをリンク素材にするときは「そのLINKの数分=2」を素材として扱うことができるということ。つまりLINK2モンスターは2体分の素材になる。
ということは、LINK3のデコードトーカーの召喚には
「LINK2効果リンクモンスター1体+効果モンスター1体」の計2体でOKですよ、でも「効果モンスター2体以上」という条件は満たしてね!ということです。
したがって、デコードトーカーの召喚条件は
「効果モンスター3体 OR LINK2の効果モンスター1体+効果モンスター1体」
となるわけです。
リンクモンスターは守備表示にできない
リンクモンスターは守備力を持たず、表示形式の変更や効果で守備表示にするということができない。
守備表示が存在しないため、《月の書》などで表示形式変更効果の対象にもならないようです。
リンクマーカー
リンクマーカーがあればその先のメインモンスターゾーンにエクストラモンスターをエクストラデッキから特殊召喚できる
「リンクモンスター」の四方八方には矢印があります。その矢印を「リンクマーカー」と呼び、その向いている先(リンク先)のメインモンスターゾーンにも「EXモンスター」を召喚できるようになります。(詳しくは下記で説明します)
EXゾーン(エクストラゾーン)の新設
EX(エクストラ)から特殊召喚は互いに1体のみ
マスタールール4において、EXゾーン(エクストラゾーン)の新設により、すべてのEXデッキ(エクストラデッキ)から特殊召喚モンスターはEXゾーン(エクストラゾーン)にしか特殊召喚ができなくなりました。互いにEXゾーンは1つずつのみなので「EXモンスターは互いに1体のみしか」場に召喚できないというわけです。
ちなみに、EXデッキから特殊召喚されるモンスターがエクストラゾーンに行く種類は、
- 融合
- シンクロ
- エクシーズ
- ペンデュラム
と、OCGで公式発表されましたので、
新ルールにおいては、「ペンデュラム召喚」でEXデッキからよびだせるPモンスターもEXゾーンに行くことになった模様。なのでマスタールール3環境下で行っていたEXデッキからPモンスターを複数特殊召喚というのはできなくなった。
これによりペンデュラムテーマの大量展開軸ができなくなった。
EXゾーンは2箇所あり、一つを自分が使うと自動的にもう一つは相手のものになります。なので、どちらのEXゾーンに最初にEXからモンスターを召喚するのかが大事になってきます。
EXモンスターは1体のみしか場に出せないなんて!という感じですが、リンクモンスターを使えばEXモンスターを多数展開可能のようです。
「リンクモンスター」からの「リンクマーカー」
「リンクモンスター」の四方八方には矢印があります。
その矢印を「リンクマーカー」と呼び、その矢印が向いている先(リンク先)のメインモンスターゾーンにも、EXデッキからF・S・X・Pモンスターを特殊召喚できるようになります。
つまり、EXゾーンにリンクモンスターをリンク召喚し、そのリンク先に他のF・S・X・P モンスターをEXデッキから大量展開するという流れになる模様です。
もちろん、リンク先にリンクモンスター(2体目)を呼ぶこともできるので、リンク先をさらに広げていくことも可能です。
Pゾーン(ペンデュラムゾーン)の廃止
もう一つ、「ペンデュラムゾーン」が廃止になります。
今後Pカードをセットする場合には、「魔法・罠ゾーンにセットする」ことになるようです。なので、Pカードをセットする場合、魔法・罠ゾーンを1枚消費するため、Pスケールを揃えた場合、魔法・罠ゾーンは3つしか利用できなくなるわけです。
感想
この『新マスタールール』は、従来の遊戯王のエクストラの使い方を根本から否定しました。リンク召喚を駆使しリンクマーカー先を確保しないと安定的にエクストラソースを活用できなくなりました。
リンク召喚もほいほい出せるようなものではないため、しばらくは「EXゾーンに互いに1体のみ」という条件下での探り合いが環境で行われることでしょう→『新マスタールール』環境下でも使えるデッキテーマまとめ
又、今後の遊戯王は、フィールドの「場所」が大事になります。
リンクマーカー先にエクストラモンスターを特殊召喚できるということは「メインモンスターゾーンのどこにモンスターを置くか」なども重要になってくるわけ。
これはマジで頭使いそう、というか難解だ。
【関連記事】