【遊戯王】時械神はワンキルが強い!回し方・優勝デッキレシピガチ構築論
時械神デッキとは、コレクターズパック2017&コレクターズパック2018で大幅に強化された遊戯王5D`Sで「ZONE」が使用テーマ。
時械神モンスターは、下記能力を持っている。
このカードはデッキから特殊召喚できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードは戦闘・効果では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(3):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動する。(固有効果)。
(X):自分スタンバイフェイズに発動する。このカードを持ち主のデッキに戻す。
この③の固有効果がそれぞれの時械神では違い、それぞれ強力な効果を持っている。
レベルは10で統一され、属性はバラバラだが、種族は天使族で統一されているため、ランク10エクシーズや、天使族サポートカードなども採用も可能になる。
今回は、そんな「時械神」デッキの回し方・デッキレシピ構築ポイントを解説します。
時械神デッキ回し方
《時械神ミチオン》《時械神サンダイオン》からワンキルが可能
《時械神ミチオン》は、戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に、相手のLPを半分にする効果。
《時械神サンダイオン》は、戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に、相手に2000バーンを与える効果。
「ミチオン(2枚)」もしくは「ミチオン+サンダイオン」の2枚をフィールドに並べることができれば、確実に6000バーンを相手に与えることができる。
6000バーンを与えたら、メインフェイズ2でランク10エクシーズの《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》をX召喚から、起動効果を使って2000バーンを与えれば、合計8000バーンが完了する。
戦闘を介するという点から、バトルフェイズを行えない先行1ターン目での展開は難しいが、後攻1ターン目以降であれば、「ミチオン(2枚)」もしくは「ミチオン+サンダイオン」を揃えることで、一気に8000のキル打点に到達が可能になる。
2体の時械神を揃えるサポートカード
1ターン内で、ミチオン、サンダイオンを2枚フィールドに並べる手段としては、
天使族を手札から特殊召喚できる《光神化》を使ったり、少しタイムラグはあるが《無限械アイン・ソフ》などを使って盤面展開をしていく。
《光神化》に関しては、攻撃力半分とエンドフェイズ時に破壊されるデメリットを負うが、時械神にとってはあまりデメリットにはならずに効果を使える。
しかも速攻魔法なので、バトルフェイズ中に発動でき、相手の裏をつく奇襲を狙うこともできる。
《時械神ミチオン》召喚→バトルフェイズ。攻撃→《光神化》発動→《時械神ミチオン》もしくは《時械神サンダイオン》を特殊召喚→攻撃→バトルフェイズ終了時に効果を使って、6000バーン→メイン2でグスタフマックスをX召喚で2000バーンという流れ。
時械神はそもそも打点で戦闘を行うわけではないので攻撃力が半分になっても特に問題なく、メイン2でエクシーズにつなげることを考えたらエンドフェイズに自壊の効果も気にすることがなくなるので、時械神デッキには《光神化》はほぼ必須パーツだろう。
《無限械アイン・ソフ》 は、《虚無械アイン》とセットでの展開が必要になるが、メインフェイズに手札から時械神をSSできる効果を持っているので、通常召喚権と合わせて、2枚の時械神を展開が可能。
《無限械アイン・ソフ》 自体はトラップカードなので、相手ターンをまたぐ必要があるが 《無限械アイン・ソフ》 と《虚無械アイン》を採用するデッキ構築なら、自然な流れで展開ができる。
ちなみに、すでに墓地にあったり、2ターンを要したりすれば、サーチ&リクルートができる《時械巫女》からも展開が可能。
《時械巫女》が墓地にある場合、
《時械巫女》の④墓地効果で、自身を除外してデッキより《時械神ミチオン》を特殊召喚。手札から《時械神ミチオン》もしくは《時械神サンダイオン》を通常召喚→6000バーンにまで持っていくことができる。
《時械巫女》を墓地に落としたり、《虚無械アイン》の効果などを使ったりする上でも、墓地に時械神を落とす手段として、
《ツインツイスター》や《手札抹殺》などのカードを採用するデッキ構築も良いだろう。
時械神モンスター自体、あまり墓地にいくことが少ないという点を踏まえても、手札コストとして墓地に落とすカードとして《ツインツイスター》や、事故率軽減にも役に立つ《手札抹殺》などのカードを採用するデッキ構築も悪くない。
ちなみに、時械巫女の④効果を使っていく場合、そのターンはその効果意外で特殊召喚ができないので、《時械巫女》自身をSSする①効果を使ったターンや、《ワンフォーワン》などで特殊召喚したターンも、④効果を使えないのは注意が必要。
時械神デッキのデッキレシピ構築
では、そんな「時械神」デッキであるが、どんな構築が考えられるだろか。
純時械神デッキ構築
まずはなんと言っても純構築。
「時械神」に絞った構築にすることで、《無限械アイン》などの時械神専用罠カードを活かす構築ができたり、手札事故の可能性を低くすることができる。
また《強欲で謙虚な壺》《アドバンスドロー》などのドロソカードを採用することができる。
キーカードを引き込むための構築に特化しつつ、ドローソースカードのデメリットを打ち消すような構築にしていくことで、やりたいことを明確にしていくことができる。
サイバーエンジェルやデミスルインなど儀式テーマとの組み合わせ
これは時械神モンスターが、サイバーエンジェルやデミスルインなどのデッキに出張パーツとして採用されるというケースであろう。
もともと、レベルが10あり、壁としても機能する「時械神」モンスターは、リリース素材としてレベルが必要&事故率が高い「儀式テーマ」とは相性が良いテーマ。
なので、「サイバーエンジェル」や「デミスルイン」デッキといった儀式テーマで、且つ《オネスト》などの天使族サポートも使えちゃうようなデッキには、時械神モンスターと時械巫女の出張採用というのも多かった。
https://yugiou-djmikun.com/2018/04/22/post-9133/
https://yugiou-djmikun.com/2017/10/10/post-7997/
なので《時械巫女》《時械神ミチオン》《時械神サンダイオン》《時械神ザフィオン》《時械神メタイオン》あたりを抜き取って、出張採用するようなテーマが出てくる可能性もあるだろう。
1枚で壁として機能し、強力な除去やバーン効果を持つ「時械神」は単純に優秀で汎用性が高いといえるからだろう。
まとめ
コレクターズ2018で新規&強化された「時械神」デッキは、環境でもある程度通用するレベルのデッキになったとも言えるでしょう。
戦っていて「時械神」のワンキルは決まれば超強いので、いかに対策して、環境と戦えるのかという点を極めていくことでさらに精度を上げていくことができるでしょう。
戦闘を介するということで、攻撃反応型の「バリアフォース系」のカードや《ヴァレルソードドラゴン》などの攻撃回避型モンスターなどがいると少し厄介なので、そこらへんの対処方法なども考えていくのも良いかもしれませんね。
あとは、ランク10エクシーズは、さすがに優秀なカードも多いのでそれらをうまく活用するのも良いでしょう。