【極星デッキ】デッキレシピ構築・戦い方/戦術・新規リンクモンスター等を解説
極星デッキとは、7期のSTOR(STORM OF RAGNAROK)で登場し、それ以来ほとんど新規がもらえていませんでした。今回の新規リンクモンスターはもともと、海外で登場したもので、極星の新規自体、3年ぶりということになります。
そんな極星デッキの基本戦術/戦い方・デッキレシピ構築などを解説していきたいと思います。
「極星デッキ」主要カード解説
極星天グルヴェイグ
レベル5以下の「極星」モンスター1体で、リンク召喚できるリンク1モンスターです。
3体のモンスターを並べて「極神」シンクロモンスターを出すには、3枚除外しなければなりませんが、効果を発動しさえすれば、妨害のない限りそのまま極神シンクロモンスターにつなげることができます。
しかし、極神のスペックはあまり高くなく、3枚も除外するのは、割に合いません。
除外するのはコストではないのが唯一の救いですが、コストを軽減する方法を何かしら併用する必要があります。
以下この3枚除外のデメリットを軽減する方法をいくつか紹介していきます。
《カバーカーニバル》とのコンボ
《カバーカーニバル》 速攻魔法 (1):自分フィールドに「カバートークン」(獣族・地・星1・攻/守0)3体を特殊召喚する。このトークンはリリースできない。「カバートークン」がモンスターゾーンに存在する限り、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。このカードの発動後、ターン終了時まで相手は「カバートークン」以外のモンスターを攻撃対象にできない。 |
ぱっと見、有効な使い道があまりなさそうなカードですが、今回の除外コストにはうってつけのカードです。
速攻魔法かつノーコストなので、極星天グルヴェイグの効果にチェーンして、このカードを発動し、カバートークンを3枚除外すれば、実質1枚消費でデッキから3体極星モンスターをよぶことができます。
いざというときには防御カードとしても使えますが、カバートークンがいる限り、エクストラデッキからモンスターを出せないデメリットには注意しましょう。
《Alviss of the Nordic Alfar》を使う
海外新規で、極星天グルヴェイグと併用するように、デザインされたカードです。
しかし、来日したのは2018年12月現在《極星天グルヴェイグ》のみであり、このカードが来日するのは来年のEXP2019になる見込みです。
効果自体は悪くはなく、極星天グルヴェイグの除外コストを、このカード1枚で賄うことができ、さらに極神モンスターを特殊召喚できます。
コストはこのカード+フィールドの極星モンスターの2枚必要ですが、墓地効果もあり、またこのカード自体も極星天グルヴェイグのリンク素材にできるので、カバーカーニバルとは違った働きができます。
ちなみに、このモンスターで出した、シンクロモンスターは蘇生制限を満たしていないため自己蘇生などができませんので注意が必要です。
除外されたときに発動する効果を持つモンスター
3枚除外する必要はあるものの、除外されたときに効果を発動するモンスターを除外すれば、ディスアドバンテージをいくらか軽減できます。
「サンダードラゴン」カテゴリーや、「メタファイズ」カテゴリーのモンスターは、除外された際に発動する効果を持っているので、組み合わせたデッキを組んでもいいかもしれません。
https://yugiou-djmikun.com/2018/05/25/post-9167/
極星デッキのデッキレシピ構築
サンプルデッキレシピ
モンスター 25枚
- 雷撃壊獣サンダー・ザ・キング
- 怒炎壊獣ドゴラン
- 海亀壊獣ガメシエル
- ダイナレスラー・パンクラトプス×2
- 幻創龍ファンタズメイ×2
- 極星獣グルファクシ×2
- 極星獣タングリスニ×3
- 極星獣タングニョースト×3
- 極星天ヴァナディース×3
- 極星天ヴァルキュリア
- Alviss of the Nordic Alfar×2
- レスキューキャット×3
- マスマティシャン
魔法 15枚
- ハーピィの羽根箒
- 強制転移×2
- 精神操作×2
- ソウルチャージ
- おろかな埋葬
- 死者蘇生
- 貪欲な壺
- 妨げられた壊獣の眠り
- カバーカーニバル×3
- ツインツイスター×2
エクストラデッキ 15枚
- 極神聖帝オーディン×2
- 極神皇トール×2
- 極神皇ロキ
- 時戒神祖ヴルガーダ
- PSYフレームロードΩ
- PSYフレームロードZ
- クリアウイングシンクロドラゴン
- ブラックローズ・ドラゴン
- スリーバースト・ショット・ドラゴン
- アンダークロックテイカー
- 星導竜アーミライル
- 極星天グルヴェイグ×2
基本戦術/戦い方
基本的に後攻をとって、《強制転移》や《精神操作》でコントロールを入れ替えながら、ダイナレスラー・パンクラトプスや、幻創龍ファンタズメイ、「極神」シンクロモンスターで攻める、といったコンセプトで作りました。
リンクモンスターである《極星天グルヴェイグ》の効果の特性上、デッキ内に極星をできるだけ多く入れる必要があるので、今回は「極星天」「極星獣」の2種類を入れて構築しました。
極神シンクロモンスター
極神シンクロモンスターは、「極星天」「極星獣」「極星霊」チューナーにそれぞれ対応したシンクロモンスターが存在します。
どれも攻撃力が高く「極神」シンクロモンスターは、アタッカーとして機能します。
「極星天」チューナーを素材とする攻撃力4000ポイントのアタッカーです。魔法罠カード耐性をつける起動効果を持ちます。
「極星獣」チューナーを素材に出せる攻撃力3500のSモンスターです。相手モンスターの効果をエンドフェイズまで無効化できます。
「極星霊」チューナーを素材にシンクロ召喚できる攻撃力3300のSモンスターです。自分バトルフェイズ中に相手が魔法罠を発動した時、発動を無効にし破壊することができます。
レスキューキャットの活用
《レスキューキャット/Rescue Cat》 効果モンスター/星4/地属性/獣族/攻 300/守 100 「レスキューキャット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。デッキからレベル3以下の獣族モンスター2体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。 |
《レスキューキャット》を活用することで、レベル3獣族である《極星獣タングリスニ》や《極星獣タングニョースト》をデッキからリクルートすることができます。
特殊召喚した極星モンスターを素材に、そのままリンク1の《極星天グルヴェイグ》までつなげることができます。
《極星天グルヴェイグ》で、除外するカードがあれば簡単に「極神」シンクロモンスターまでつなげることができます。
強制転移の採用
《強制転移》は《極星獣タングリスニ》を送り付けて戦闘破壊することで、《極星獣タングリスニ》の効果を使用することができ、《精神操作》はコントロールを得た相手モンスターを《極星天グルヴェイグ》で除外できるので採用しています。
バック破壊を採用しておく
「極神」シンクロモンスター効果発動に対して《神の通告》で破壊されたり、モンスター効果で簡単に除去されてしまうので、《ツインツイスター》や《ダイナレスラー・パンクラトプス》などで、相手の伏せカードで怪しいカードはあらかじ破壊してから攻めるようにしましょう。
まとめ
新規リンクで強化された極星ですが、構築難度は少し高めのデッキだと思います。
ですが、極星天、極星獣、極星霊の3種類のモンスターが存在し、どのモンスターを軸にしても面白いと思いますし、いろいろなカードと混ぜることができ、ユニークなデッキを組めると思います。是非、デッキ作りの参考にしてみてください。
【関連記事・関連テーマ】
https://yugiou-djmikun.com/2018/07/15/post-10382/