SRデッキ(スピードロイドデッキ)デッキレシピ/純構築での戦い方・回し方展開等を解説
SRデッキ(スピードロイドデッキ)とは、アニメ遊戯王ARC-Vでユーゴが使用したシンクロテーマです。
LVP2ではリンクモンスターも登場し、新規のシンクロモンスターなどでも強化されました。
《SR‐ベイゴマックス》《SR‐タケトンボーグ》の出張セットの印象が強いですが、純SRデッキを組んでいる人はあまり見受けられないような気がします。
そこで今回は新規カードの解説とともに、純SRデッキのデッキレシピ構築・戦い方・回し方などを解説していきたいと思います。
SRデッキの主力キーカード解説
HSR‐GOMガン
素材は風属性モンスター2体と比較的緩く、SRだけでなく、風属性を主体としているデッキなら採用の余地があるリンクモンスターです。
1枚から出せるモンスターとしては、《幻獣機テザーウルフ》や《クロック・ワイバーン》などがいます。(1)効果によって、通常召喚権をもう1回増やせるような効果を持っているので、上記2体のモンスターも採用しやすいです。
後半効果はデッキからSRモンスターのサーチ・墓地落としを同時にする効果です。ランダムではありますが、非常に強力な効果です。
除外するモンスターのレベルとデッキから持ってくるSRモンスターの組み合わせは、後述するサンプルレシピの項に載せておきます。
欠点としては、打点が低いので、たいていはどちらの効果も1回しか使うことができません。後半効果でアドバンテージを稼ぐことができるので、優先して破壊されることが多いです。
HSRカイドレイク
素材の縛りはあるものの、全体除去・全体無効のどちらかを選ぶことができ、攻撃力も高いので、使いやすいモンスターだといえます。
同じレベル8の《クリスタルウイング・シンクロ・ドラゴン》と比べると、相手ターン中の妨害性能はないものの、状況突破力はこちらの方が高く、相手の盤面を崩すことができます。
SRデッキにおいて足りなかった、高レベルシンクロモンスターの攻撃性能を上げてくれた、いい新規といえるでしょう。
ちなみに、《バスター・スナイパー》でレベル4モンスターの種族・属性を変えれば、様々なデッキで出すことができます。
SRデッキサンプルデッキレシピ
モンスター 28枚
- クロック・ワイバーン×2
- 幻獣機テザーウルフ×3
- 幻獣機オライオン×2
- SR56プレーン
- SRダブルヨーヨー×3
- SRバンブーホース×2
- SRヘキサソーサー
- SRベイゴマックス×2
- SRタケトンボーグ×3
- SR電々大公×3
- SR赤目のダイス×2
- SRビーダマシーン×2
- SRオハジキッド
- WW‐スノウ・ベル
魔法 9枚
- ハーピィの羽箒
- おろかな埋葬
- 死者蘇生
- ヒドゥン・ショット
- ツインツイスター×2
- スピードリバース×3
罠 3枚
- 夢幻泡影×3
エクストラデッキ 15枚
レベル8シンクロ
- HSRカイドレイク×2
- クリスタルウイング・シンクロ・ドラゴン
レベル7シンクロ
- クリアウイング・ファスト・ドラゴン×2
- クリアウイング・シンクロ・ドラゴン
レベル6シンクロ
- HSR魔剣ダーマ
レベル5シンクロ
- HSRチャンバライダー×2
リンクモンスター
- ヴァレルロード・ドラゴン
- ヴァレルソード・ドラゴン
- トロイメア・ユニコーン
- HSR‐GOMガン×3
《HSR‐GOMガン》の活用方法
以下に除外するシンクロモンスターのレベルと、デッキから選択できるモンスターのレベルの組み合わせを載せておきます。
除外するシンクロモンスターとデッキから選択できるモンスターの組み合わせ
除外するモンスター | サーチ先 |
レベル8シンクロ | レベル4+レベル4 |
レベル7シンクロ | レベル4+レベル3 レベル5+レベル2 |
レベル6シンクロ | レベル4+レベル2 |
レベル5シンクロ | レベル4+レベル1 レベル3+レベル2 |
上記のような対応関係になっていることは分かるとは思います。では具体的に、どのモンスターをサーチし、墓地へ送る必要があるのかを解説していきます。
まず、サーチしたいモンスターと墓地へ送りたいモンスターを分けていきます。
墓地へ送りたいことが多いモンスター
- SR電々大公(レベル3)
- SR赤目のダイス(レベル1)
サーチしたいことが多いモンスター
- SRバンブーホース(レベル4)
- SRダブルヨーヨー(レベル4)
- SR56プレーン(レベル5)
- SRビーダマシーン(レベル2)
- SRオハジキッド(レベル3)
- SRヘキサソーサー(レベル3)
状況によって変わるモンスター
- SRタケトンボーグ(レベル3)
- SRベイゴマックス(レベル3)
勝ち筋・戦い方
このデッキは、序盤でHSR‐GOMガンを出し、《クリアウイング・ファスト・ドラゴン》や《クリスタルウイング・シンクロ・ドラゴン》を出して戦っていきます。
この2枚は、先行で出した場合でも、相手ターンに制圧効果を使用することができるので、非常に便利なシンクロモンスターです。
墓地ソースを上手に活用する
SRデッキは、大型のシンクロモンスターを使って、戦っていくデッキです。
中盤以降は、《SRダブルヨーヨー》や《スピードリバース》を使って、墓地からの蘇生からシンクロにつなげていくのが基本的な戦い方になります。
また、《SR電々大公》《SRバンブーホース》《スピードリバース》などは、墓地で発動する効果も持っています。
《SR電々大公》は《SR赤目のダイス》を特殊召喚できますし、《SRバンブーホース》は状況にあったSRモンスターをデッキから直接落とすことが可能なモンスターです。
《SRダブルヨーヨー》からの蘇生につなげたり、《幻獣機オライオン》を墓地に落として、リンク召喚やシンクロ召喚したりできます。また《幻獣機テザーウルフ》を追加召喚したりできます。
SRデッキ構築の注意点
シンクロ召喚がなかなか重い
強力な効果を持つレベル8シンクロモンスターである《クリスタルウイング・シンクロ・ドラゴン》や《HSRカイドレイク》は想像以上に出しにくくという場面は何度か出会います。
何回していると、レベル8シンクロは、レベル7シンクロモンスターを経由しないと出しにくい、ということが分かりました。レベル7シンクロモンスター+レベル1チューナーのモンスターでシンクロする、といった具合になります。
そのためレベル1チューナーである《SR赤目のダイス》にアクセスしやすいように2枚採用にし、それでも足りないと思ったため、さらに風属性レベル1チューナーである《WW‐スノウ・ベル》も投入しました。
魔法罠カードに弱い
さらにSRデッキは、魔法・罠に滅法弱いです。基本的にはモンスター効果に対する、対応力を有しているカードが多いので、妨害系の魔法罠カードを使われると対処が難しいのが難点です。
そのため、《ツインツイスター》や《ハーピィの羽根箒》などの相手の魔法罠バック除去カードは必須だと思います。
幸い、カテゴリ内にフィールドのカードを破壊できる《ヒドゥン・ショット》があるため、魔法・罠とともに面倒なモンスターも一緒に対策できますので、うまく活用していくようにしましょう。
まとめ
というわけで、今回はSRデッキ(スピードロイドデッキ)を紹介してまいりました。
同じアニメテーマである「魔術師」や「幻影騎士団」あたりと比べると、少々影の薄いテーマではあるかもしれませんが、シンクロを基軸とするデッキなので、シンクロ好きのプレイヤーには楽しいデッキだと思います。
シンクロ好きの方は一度組んで遊んでみてください。
https://yugiou-djmikun.com/2019/01/14/%E3%80%90%E5%B9%BB%E5%BD%B1%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E5%9B%A3%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AD%E3%80%91%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%83%94%E6%A7%8B%E7%AF%89%E3%83%BB%E5%9B%9E%E3%81%97%E6%96%B9/