【ダイナレスラーデッキ】デッキレシピ構築・相性の良いカードや戦い方などを解説
今回はアニメテーマの一つでもあるダイナレスラーデッキについて解説していきます。
ダイナレスラーは、アニメ遊戯王VRAINSの「GO鬼塚」が使用するテーマで、全て恐竜族で統一されているテーマです。恐竜族は、サポートカードが豊富にある種族でもあるので種族サポートをうまく使いながら戦っていくことができるテーマになります。
そんなダイナレスラーデッキのデッキレシピ構築・相性良いカードや戦い方などを解説していきます。
ダイナレスラーデッキの強み
①汎用モンスター《ダイナレスラー・パンクラトプス》の存在
ダイナレスラーと言えば、皆さんが真っ先に思いつくのが、《ダイナレスラー・パンクラトプス》だと思います。
フリーチェーンで自身をリリースし1枚破壊できる、2600打点。
このモンスターはトーナメントレベルのデッキのサイドデッキによく見られるカードで、多くの人が使っています。対面して苦しめれた方も多いのではないかと思います。
ここで、今1度《ダイナレスラー・パンクラトプス》の効果を見てみましょう。
そう、リリースするモンスターは「ダイナレスラー」モンスターならなんでもいいのです。よく見てほしいのが、リリースするモンスター。このカードを単体でしか使ったことのない方の中には、いつの間にか脳内で「自身をリリースして発動する」と変換されてしまっている方もいるのではないでしょうか?
つまり、このモンスターは単体でももちろん強いですが、ダイナレスラーにおいて真価を発揮するモンスターなのです。自身をリリースせずとも、横に出したダイナレスラーモンスターをリリースすればいいので、単体で使用した場合より強いのは明らかですね。
②恐竜族のサポートカードを利用できる
「ダイナ」レスラーというだけあって、種族は恐竜族で統一されています。
恐竜族には強力なサポートカードが存在しています。
《究極伝導恐獣》
いわゆるアルコンです。
相手モンスターすべてに一回ずつ攻撃ができる効果を持っているので、1ターンに1体しか攻撃できなくする制約付きの《ワールド・ダイナ・レスリング》環境下での相性はすこぶる良いと言えます。
ダイナレスラーデッキには、このカードと《ダイナレスラー・パンクラトプス》を自然に投入できるのです。これらの2枚がダイナレスラーの強さの60パーセントくらいを占めているといっても過言では無いと思います。
《魂喰いオヴィラプター》《化石調査》《幻創のミセラサウルス》
恐竜族をサーチ・リクルートできるカードたち。《ダイナレスラー・パンクラトプス》はレベル7なので《化石調査》ではサーチできませんが、そのほかのダイナレスラーモンスター6種類はレベル6以下なのでサーチが可能です。
《幻創のミセラサウルス》は単体でも恐竜族レベル1チューナーである《ジュラック・アウロ》をリクルートできますが、ダイナレスラーモンスターには、レベルが低いものもいるので、それらのモンスターもデッキから特殊召喚が可能です。
ダイナレスラーデッキのテーマ内のカード解説
《ワールド・ダイナ・レスリング》
⑴、⑵の効果はおまけ程度で考えていただいて構いません。
強いのが⑶の効果で、墓地から除外することでデッキからダイナレスラーモンスターを1体特殊召喚できる効果を持っています。なんと、デッキから《ダイナレスラー・パンクラトプス》をリクルートできるのです。
この時点で強いのですが、ダイナレスラーにはほかにも強いモンスターがいるので(次項で解説)、うまく使い分けましょう。
唯一の弱点として、手札に来てしまうと弱いことが多いので、《おろかな副葬》が必須になると思います。
ダイナレスラーモンスター
ダイナレスラーデッキを使わない方は、《ダイナレスラー・パンクラトプス》あまり有名ではないので、簡単に解説していきたいと思います。
ダイナレスラー・コエロフィシラット
チューナー・効果モンスター 星2/地属性/恐竜族/攻 100/守 800 このカード名の(1)の方法による特殊召喚はデュエル中に1度しかできない。 (1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。 この方法で特殊召喚したこのカードをリンク召喚の素材とする場合、 「ダイナレスラー」モンスターのリンク召喚にしか使用できない。 |
低レベル恐竜族チューナーです。癖もなく使いやすく、《幻創のミセラサウルス》で容易にリクルート可能です。ダイナレスラーのシンクロモンスターはレベル8なので、後述する《ダイナレスラー・エスクリマメンチ》とシンクロすることが多いです。
ダイナレスラーで出しやすいレベルのシンクロはレベル5,6,8なので採用するシンクロモンスターはエクストラデッキと相談しましょう。
ダイナレスラー・カパプテラ
地味に強力なモンスターです。
対象は取るものの、相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合に、破壊を介さずに相手モンスターを1体墓地に送ることができます。
《ダイナレスラー・パンクラトプス》では突破できないような高打点かつカードの効果では破壊されないようなモンスターに有効です。
ダイナレスラー・システゴ
相手フィールド上に自分フィールドより2体以上多くモンスターがいる場合、《ワールド・ダイナ・レスリング》からこのカードをだして、《ダイナレスラー・パンクラトプス》をサーチし、特殊召喚する流れはよく使います。
上述の《ダイナレスラー・カパプテラ》をサーチするのも強いです。
《ワールド・ダイナ・レスリング》がこのカードのおかげで2体分の展開カードになります。
攻撃力が1900と比較的高いのも魅力。
ダイナレスラー・カポエラプトル
デッキを組む際、このカードを採用するかしないかで構築が結構変わってくると思います。
効果の性質上、3枚入れることが必須なので、手札に下級モンスターがたまりやすい、というデメリットを抱えています。⑴の効果は《ワールド・ダイナ・レスリング》と相性がいいですがどちらもカード効果に対する耐性は持ち合わせていないのがイマイチです。
《戦線復帰》と相性がよく、ダイナレスラーリンクモンスターを展開しやすいのが利点です。
ダイナレスラー・マーシャルアンガ
手札誘発効果を持っています。たまに強いときがあるくらいなので入れすぎには注意しましょう。
ダイナレスラー・エスクリマメンチ
あまり強そうな効果には見えませんが、場に出しやすい《ダイナレスラー・コエロフィシラット》とレベル8シンクロが出しやすいのが利点です。
自身も場に出しやすいので、腐ったときは《ダイナレスラー・パンクラトプス》でリリースしてしまいましょう。後半効果も使う機会が意外と多いので有用です。
エクストラデッキのモンスター
ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット
⑷の効果が《プチラノドン》などと相性いいので、《ロストワールド》を使用したギミックをデッキに入れやすい、といった利点ができました。
攻撃力3000で、1ターンに1度ノーコストで相手モンスターを破壊できるのも魅力。実質破壊耐性がある為、使いやすい1枚となっています。
ダイナレスラー・キメラ・Tレッスル
融合モンスターです。専用融合魔法もあるのですが、使いにくいため《死魂融合》を使って出した方がいいと思います。守備力3500で貫通持ち。
「今どき、貫通効果なんてあんまり使わない」と思う方もいるかもしれませんが、《ロストワールド》で守備力0のトークンを送り付けられるので効果を最大限に生かすことができます。
破壊されたときのリカバリー効果もありますが、除外・バウンスで対処されることが多いので、《ダイナレスラー・パンクラトプス》などで妨害しましょう。
ダイナレスラー・テラ・パルクリオ
リンク3以上のリンクモンスターを出すときの中継点になることが多いです。
ダイナレスラー・キング・Tレッスル
効果が少し地味なのが難点。
⑶の効果はたまに強い場面がありますが、単体で使っても拘束力はあまりありません。《究極伝導恐獣》と一緒に使うと厄介です。リンクモンスターがこのスペックなので、他リンクモンスターやシンクロモンスターの種類を増やして対応力を上げた方が強いかもしれません。
ちなみに、効果をよんで気づいた方もいるかもしれませんが、ダイナレスラーのエースモンスターを2体並べると、攻撃力3000以上で隊長ロックができます。意外と馬鹿にできないので使う際には覚えておきましょう。
ダイナレスラーデッキ構築・デッキレシピサンプル
ここまでの内容をデッキにまとめるとこんな感じになります。今回はダイナレスラー色をできるだけ強くしてみました。
モンスター 23枚
- 究極伝導恐獣×2
- 魂喰いオヴィラプター
- 幻創のミセラサウルス×3
- ベビケラサウルス
- プチラノドン×3
- ジュラック・アウロ
- ダイナレスラー・パンクラトプス×3
- ダイナレスラー・エスクリマメンチ×2
- ダイナレスラー・システゴ×3
- ダイナレスラー・カパプテラ×2
- ダイナレスラー・コエロフィシラット×2
魔法 15枚
- ハーピィの羽根帚
- 死者蘇生
- テラ・フォーミング
- おろかな副葬×3
- ツインツイスター×2
- 化石調査×2
- ロストワールド×2
- ワールド・ダイナ・レスリング×3
罠 2枚
- 死魂融合×2
エクストラデッキ 15枚
- ダイナレスラー・キメラ・Tレッスル
- ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット×2
- PSYフレームロード・Ω
- 氷結界の龍 ブリューナク
- HSRチャンバライダー
- ヴァレルソード・ドラゴン
- 混沌の戦士 カオス・ソルジャー
- ダイナレスラー・キング・Tレッスル
- スリーバーストショット・ドラゴン
- トロイメア・ユニコーン
- 水晶機巧-ハリファイバー
- ミセス・レディエント
- ダイナレスラー・テラ・パルクリオ×2
環境に勝つことは難しいですが、フリー用のデッキとしては十分楽しめます。
妨害札が少ないテーマなので、相手ターンの妨害を考えて、罠カードをふやしたりしてもいいかもしれません。
エクストラデッキはダイナレスラーリンクモンスターや融合モンスターを抜いた場合、トロイメアモンスターを入れることによって、対応力をあげることもできると思います。
さいごに
アニメの主要キャラが使っていたテーマなので新規が来る可能性もあります。
現時点でテーマとしては完成していますし、楽しいデッキだと思うので興味のある方は参考にしてみてください。