《環境考察》十二獣 vs 十二獣 対策(十二獣メタ)の考察

2017年4月2日

遊戯王環境トップの《十二獣》のミラーマッチ対策メタ

現環境は、十二獣一強の環境ですね。

そもそもなぜ十二獣が強いのかを考えないと、

メタ対策になりません。なので、その理由を考察します。

そもそもなぜ《十二獣》は強いのか

まず、十二獣は、1枚エクシーズで展開できるため展開力、破壊力、安定力が格段に高いです。

しかも手札消費が少ないだけでなく、

「ダイガスタエメラル」「十二獣の方号」「十二獣ブルホーン」「貪欲な壺」など

ドローソースが多く入っているので、《手札アド》を大量にとることができるのです。

 

そして、最大の特徴が、テーマ内のカードだけではなく、

・「神の通告」「次元障壁」などの妨害系のトラップ

・「増殖するg」「幽鬼うさぎ」などの手札誘発モンスター

・相手のフィールド駆除の《壊獣》、

など相手の動きを止めるカードを積んでもテーマ内の回りが悪くなるわけではないので、

それらを存分にデッキ投入できるのが、最大の強みともいえるでしょう。

 

よく十二獣で戦っていて、、言われる言葉が

「十二獣もそうだけど次元障壁がうぜー」

「十二獣もそうだけど、壊獣が困るなー」

 

など、十二獣が1枚で展開できる超エコ」なテーマであるため、

こういう妨害系のカードへの恨みが反応となって表れるのでしょう笑

 

なぜ《十二獣vs十二獣》のメタ対策が必要なのか

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手札1枚から展開できる格段の安定感と、

《超エコ》がゆえになせる、大量の汎用妨害系カードの投入により、

他のテーマは、十二獣と戦う際、なかなか自分のデッキを回すことができません。

 

ペンデュラムテーマである《メタルフォーゼ》や

アドを取って、なんとかドラバスにつなげる展開の《ABC》などは、

テーマ内やコンボで使えるカードをたくさん積まないとなりません。

そのため、十二獣以外の現環境テーマは、《汎用妨害カード》をそこまでたくさん入れることはできません。入れても1、2枚程度でしょう。

 

そうなると、やはり十二獣が勝ち進むことが増えてくるので、

相対的に見ても、トーナメントを勝ち進むうちに、

十二獣がベスト4以内に多く入賞する形になるのでしょう。

そうなると、トーナメント後半で大事なのが、《十二獣vs十二獣》のミラーマッチメタになるわけです。

 

《十二獣》対策のメタカード

《十二獣》が登場した時から言われていたメタカードはいくつかあります。

 

 

次元障壁

◇増殖するg

 

の2枚はもう王道中の王道ですね。

ミラーマッチ以外にも、これを積まないと十二獣どころか、他の環境テーマ対策にも必要なほど、必須カードになってます。

 

それ以外では、サイドなどで活躍中なのが、

 

◇激流葬(先行用)

◇ライトニングボルテックス(後攻用)

◇エクシーズユニバース(先行用)

◇禁断の異本(先行用)

 

などが候補として上がっていました。。

なので、一時期に比べ、サイドデッキへの上記カードの投入は増える傾向にあると思います。

 

ただ、これは普通のメタカードになります。

なので、その点《ミラーマッチメタ》になっているわけではないです。

《十二獣 vs 十二獣》のミラーマッチ対策(メタカード)

私が、大会なので使っているミラーマッチ対策です。

基本的にはサイドデッキに入れておき、

2戦目、3戦目などで組み合わせて戦います。

 

《禁じられた聖杯》

まずは、こちらのカードです。

テキストは以下です

速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時までそのモンスターは、攻撃力が400アップし、効果は無効化される。
(wikipediaより)

禁じられたシリーズのカードで、

《モンスター効果》を無効にするカードです。

 

こちらは使い勝手の良さから、サイドではなくメインに3積みしてます。

速攻魔法で、使い勝手が良いだけに、このカードの発動タイミングがゲームの優劣の肝になったりします。

 

《禁じられた聖杯》発動のタイミングは色々ありますが

主に下記になります。

・後攻で、相手場のドランシア効果無効にする。(月の書とは違いヴァイパーが怖くない)

・2回目攻撃の《ガガガザムライ》のバンプアップで止めをさす微調整

・壊獣vs壊獣の際に、相手のモンスターより打点を高くする

 

使い勝手がよく、単純に《十二獣メタ》だけではなく普通に使えます。

 

《精神操作》

後攻専用になります。

一回戦で負けてしまった際に、あえて後攻を取りに行き、こいつを使います。

相手のドランシアを奪い、自分のエクシーズの素材にしてしまうわけです。

 

《妨げられた壊獣の眠り》なども入っている場合、

《十二獣壊獣》の場合、結構後攻が有利の場合もあります。

また、相手が先行を狙ってくる際に、後攻の可能性を考え、2戦目、3戦目の際に仕込みます。

《浮幽さくら》

こいつは当初からよく言われておりました。

しかし、十二獣のミラーマッチほど効果を発揮する場面はないと個人的に思います。。

基本的には後攻用で、相手の展開が始まったタイミングで打ちます。

狙いは「ドランシア」です。これにより相手型の十二獣のパワーはかなり落ちます。

墓地に送った「ドランシア」は《ダイガスタエメラル》《十二獣方号》《貪欲な壺》

のコストで回収するようにすればおkです。

3積みをして、2枚引けたら《ブルホーン》も狙っていきましょう。

これでかなり動きを止められます。

 

十二獣メタカードまとめ

 

私は、この3枚を専用メタとして使っています。

一応、メタカードを先行後攻用で、それぞれまとめました。

十二獣メタ《先行用》

・増殖するg(必須)

・次元障壁(必須)

・浮幽さくら

・神の通告

・禁断の異本

・激流葬

・エクシーズユニバース

 

十二獣メタ《後攻用》

・増殖するg

・浮幽さくら

・ライトニングボルテックス

・禁じられた聖杯

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