「恐竜真竜竜星」7月新制限CS大会優勝デッキレシピ・回し方【遊戯王】
《ドラゴニックD》《テラフォーミング》が7月制限で規制されベビケラサウルス、プチラノドンを破壊するルートの安定性が下がったことで、真竜皇、ベビケラ、プチラを採用しない「恐竜竜星」デッキが環境で増えている印象でしたが、
このCSでは4月〜6月環境で活躍していた真竜皇、ベビケラプチラ採用型の「恐竜真竜皇竜星」デッキが優勝してたようです。
デッキの構築は多少変わっていますが、メインギミックや構築の方向性は4月〜6月環境での「恐竜真竜皇竜星」デッキの構築とほとんど同じです。
今回は、ほとんどが既知情報になってしまいますが、
「恐竜真竜竜星」大会優勝デッキレシピの回し方・構築に関して解説しようと思います。
「恐竜真竜竜星」デッキ回し方
基本的な回し方をご存知でない方に向けて、
「恐竜真竜皇竜星」デッキの回し方を簡単に説明をします。
まず「恐竜真竜竜星」デッキ初動の動きは《魂喰いオヴィラプター》通常召喚か、もしくは、ドラゴニックD、リトスアジムD、アグニマズドVのどれかで、ベビケラサウルスかプチラノドンを破壊してデッキから恐竜モンスターを特殊召喚。
特に初動で《魂喰いオヴィラプター》を出せたら基本強い。
特にベビケラサウルス・プチラノドン経由の特殊召喚で出す場合は召喚権を後に温存できるのでかなり強く、逆にこのベビケラサウルス、プチラノドンに灰流うららを使ってくれれば、召喚権が残った状態でその後が楽に展開できるので、やっぱりこのルートに持っていければ初動としては上出来。
いずれにせよオヴィラプターにつなげるルートを確保できるのかが初動の安定につながります。
オヴィラプターでサーチするカードは、相手のデッキや他の手札を見て考えますが、基本的には《幻創のミセラサウルス》を持ってくればそのまま→《ジュラックアウロ》→《ボウテンコウ》ルートに持っていけます。
ボウテンコウを出したら→《竜星の九支》サーチでかなり盤面としては強力。
もちろん状況を見て、《究極伝導恐獣》《壊獣ドゴラン》をサーチしてくるのも全然アリ。《魂喰いオヴィラプター》は、恐竜族であればどんなカードのサーチにも対応していて、いろいろできちゃうのが良いですよね。
《ロストワールド》を採用がドラDの穴埋めになる
このデッキの特徴的だった点は《ロストワールド》が採用されていたこと。
フィールド魔法
(1):恐竜族以外のフィールドのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。
(2):1ターンに1度、恐竜族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。相手フィールドに「ジュラエッグトークン」(恐竜族・地・星1・攻/守0)1体を守備表示で特殊召喚する。
(3):相手フィールドにトークンがある限り、相手はトークン以外のフィールドのモンスターを効果の対象にできない。
(4):1ターンに1度、フィールドの通常モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにその数だけ自分の手札・デッキの恐竜族モンスターを破壊できる。
《ロストワールド》の効果を機動的に使うためには②効果、④効果が使える。
②効果は恐竜族モンスターの召喚・特殊召喚をトリガーに相手フィールドに「ジュラエッグトークン」を生成→そのトークンを戦闘破壊or効果破壊で、代わりにデッキの《ベビケラサウルス》《プチラノドン》を破壊することで、恐竜族モンスターをデッキリクルートすることができる。
「恐竜真竜皇竜星」デッキは、2017年7月新制限でドラゴニックD、テラフォーミングが規制されたことによって、破壊する側のカードが少なくなってしまった。
その分デッキによっては《プチラノドン》などの採用枚数も1枚〜2枚程度に減ってしまいメインデッキのギミックの採用枚数が減り、初動のオヴィラプター→ボウテンコウ展開の成功率は少し低くなってしまった。
だが、《ロストワールド》を使えば、手札次第で、ドラゴニックD、オヴィラプター、真竜系カードが引けなくても、ボウテンコウルートにつなげていくことができる。(特に後攻だと強い)
さらに《ロストワールド》は、ドラゴニックD穴埋めになるだけでなく、
ドラゴニックDを素引きした後の《テラフォーミング》が完全に腐るというリスクもヘッジにもなってくれる。
その点、真竜皇&破壊を起点にした「恐竜真竜皇竜星」デッキであれば、《ロストワールド》の採用型が増えるのではないかと思う。
まとめ
「恐竜真竜皇竜星」大会優勝デッキレシピ紹介・回し方・構築説明をしてきました。
このデッキはしばらくは今期のデッキの台風の目になるでしょう。
それでは今回はこれで以上!
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