《大欲な壺》大会採用率上昇の理由。浮幽さくら対策にもなる【遊戯王】
《大欲な壺》効果テキスト
速攻魔法
「大欲な壺」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):除外されている自分及び相手のモンスターの中から合計3体を対象として発動できる。そのモンスター3体を持ち主のデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから1枚ドローする。
みなさん、この《大欲な壺》というカードはご存知でしょうか。
2016年7月、ちょうど一年前に発売された「インベイジョンオブヴェノム」に収録されている通常魔法カードです。
「除外されている自分及び相手のモンスター3枚をデッキに戻し、1ドローする」効果。
単純に、除外デッキなんかに使っていくのかなといった感じの効果でしたが、今環境でこの《大欲な壺》を使って能動的にメタ・そしてメタ対策にも使えるということで、サイドデッキ中心に採用率が上昇しているようです。
今回はなぜ《大欲な壺》が環境で使われているのかという点を考察していきますが、
主にその理由は大きく分けて2つあります。
《大欲な壺》が大会環境で採用されている理由
《浮幽さくら》の対策になる
まず1つ目の理由は《浮幽さくら》の対策になるということ。
昨今の環境は、《源竜星ボウテンコウ》《ABCドラゴンバスター》《召喚獣メルカバー》などのEXモンスターが活躍していて、これらのモンスターメタとしてサイドデッキへ《浮幽さくら》の採用率が上昇している。
特に上記で紹介した《源竜星ボウテンコウ》《ABCドラゴンバスター》《召喚獣メルカバー》はさくらで飛ばされてるとかなり困るカードでもあるので、さくらがめっちゃ刺さる環境であると言えるだろう。
《浮幽さくら》に関しては、下記記事でかな〜りじっくり考察しています↓
https://yugiou-djmikun.com/2017/05/28/post-6050/
《浮幽さくら》は相手エクストラの特定のカードをすべて除外する効果。
つまり3積みされているキーカードでもすべて除外してしまえば完全に動きをとめることができる手札誘発。しかし《大欲な壺》除外されているモンスターを3枚デッキに戻し1ドローできる効果。
なので《大欲な壺》を使えば仮に《浮幽さくら》によって、3枚ともとばされてしまってもそれをエクストラデッキに戻すことができる。
しかも1ドローのおまけ付きなのでアドを失うことはない。
そのため、《源竜星ボウテンコウ》《ABCドラゴンバスター》《召喚獣メルカバー》など、そのデッキの要だったり中核を担うエクストラモンスターがいるデッキにとっては、さくらは天敵でそのケアをしてくれる《大欲な壺》はかなりありがたい存在だということ。
現に採用されているデッキは「恐竜竜星」「恐竜真竜皇竜星」「ABC」などが多い。
もちろん、さくら対策なので当然、サイドデッキへの採用になるので、2戦目、もしくは3戦目での投入になる。
ちなみに余談だが、「恐竜真竜皇竜星」デッキの場合《大欲な壺》は特に相性が良い。
それは「恐竜真竜皇竜星」はメインデッキに《真竜皇リトスアジムD》がいるから。
リトスアジムDは特殊召喚時に地属性モンスターを2体破壊した場合は、相手のエクストラデッキを3種類除外できる効果。
これによって、対象のカードをあらかじめエクストラから除外してしまうことももちろんアリだし、このカードによって相手のエクストラデッキを見ることができるのもポイント。
さくらを採用する条件としては、メタをしたいエクストラモンスターをそのプレイヤー自身も採用する必要があるので、エクストラを見ればさくらがサイドデッキにいるのかを見ることができる。
なのでその勝負ももちろんそうだが、2戦目、3戦目で相手がさくらを使ってくるのかどうかを知る目安にもなってくれる。
そういった意味で、特に「恐竜真竜皇竜星」デッキへの《大欲な壺》は入れておいて得が多いカード。
「ABC」メタになる
もちろん《大欲な壺》の採用理由は《浮幽さくら》対策以外にもある。
もう一つは「ABC」デッキへのメタになるということであろう。
《ABCドラゴンバスター》はみなさんご存知の通り、②効果として、相手ターンに自身をリリースして、除外されている3枚のABCパーツをフィールドに特殊召喚する効果を持っている。
融合・効果モンスター
星8/光属性/機械族/攻3000/守2800
「A-アサルト・コア」+「B-バスター・ドレイク」+「C-クラッシュ・ワイバーン」
自分のフィールド・墓地の上記カードを除外した場合のみ、
エクストラデッキから特殊召喚できる。(「融合」は必要としない。)
(1):1ターンに1度、手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):相手ターンにこのカードをリリースし、除外されている自分の機械族・光属性のユニオンモンスター3種類を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
「ABCドラバス」の、この②の分離効果に悩まされたプレイヤーは多いんじゃないだろうか。
特に相手ターン中ということで、効果破壊などを狙っていこうものなら分離されて、フィールドにABCパーツが戻ってくる。さらに格納庫があれば装備され、次のターンにまたドラバスが出てくる。。。みたいなルートでこの除外分離ルートはメリットしかない動きになっています。
けれども、この「ABC」コンボに対して《大欲な壺》は効果的なメタとして機能する。
その大きな理由は《大欲な壺》は速攻魔法であるため、分離効果にチェーンしたり、相手が分離効果を使えない相手ターン中に発動することができたりするからだ。
この②分離ルートを封じてしまえば、相手はサイドABCパーツをフィールド墓地に揃えなおさないといけない。
しかも、この分離効果でのドラバスリリースは"コスト扱い"なので、ドラバス自体も墓地に送られるというかなりの刺さりっぷり。
そして単純に、単純に《マクロコスモス》などで自分のカードが除外されてしまった場合でも、《大欲な壺》で除外から戻す効果を使っていくことができるのでさらに都合が良い。
これは今期、《大欲な壺》は使われるわけですね。
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まとめ
今回は《大欲な壺》が大会サイドデッキでの採用率が上昇している理由について考察してきました。
《大欲な壺》は、様々なデッキメタが開発されている中、今期の環境でなかなか面白い働きをしてくれそうなカードですね。今後の環境次第でもっと採用率が上昇する可能性は十分にあるでしょう。
それではこれで以上です!
【関連記事:今期のサイドデッキ事情に関して】
https://yugiou-djmikun.com/2017/07/01/post-6589/