【遊戯王新制限】「恐竜竜星」デッキ回し方・優勝デッキレシピ構築
「恐竜竜星」デッキとは
「恐竜竜星」デッキは、恐竜デッキと竜星デッキの混合デッキ。
2017年4月環境では「恐竜真竜皇竜星」デッキという「恐竜」「竜星」「真竜皇」を組み合わせたデッキが使用されていた。
しかし、2017年10月の制限改訂で《ドラゴニックD》が禁止《源竜星ボウテンコウ》《魂喰いオヴィラプター》が制限カード、《化石調査》が準制限カードになってしまったことによって、デッキパワーが少し落ちたかに思えたが、
2017年10月発売のエクストリームフォースで「オーバーテクスゴアトルス」が登場したことによって、再度「恐竜竜星」デッキの構築を少し変えながらも、再度大会環境で活躍するようになった。
今回はそんな2017年10月制限以降の「恐竜竜星」大会優勝デッキレシピ構築を元に、その回し方を解説します。
「恐竜竜星」デッキ回し方
《究極伝導恐獣》を出す
新環境における「恐竜竜星」デッキの回し方として最終到着が2つあります。
その一つが、《究極伝導恐獣(アルティメットコンダクターティラノ)》を出していくことを目的とした回し方。
もちろん正規ルートで特殊召喚して行っても良いのだが、
新環境における「恐竜竜星」デッキの場合、主に《終末の騎士》《魂喰いオヴィラプター》でデッキから直接墓地に遅れるカードを使い、《オーバーテクスゴアトルス》をデッキから墓地に落として、そこから《究極進化薬》をデッキサーチしていく。
その《究極進化薬》を使って《究極伝導恐獣(アルコン)》を出していくというルートで特殊召喚していくことが多い。
このオーバーテクスゴアトルス経由のルートで《究極進化薬》サーチから発動していく場合、《究極進化薬》手札・墓地から「恐竜族と恐竜族以外の1体ずつ」を除外することで発動できるので、墓地に落ちた《オーバーテクスゴアトルス》をそのままコストにできるので、あとは手札か墓地に恐竜族以外のモンスターがいればコストとして成立する。
こちらが後攻であれば、相手ターンで使った手札誘発モンスターが墓地にいれば、それをコストとして除外していけるのも良くコストの調達は以外と簡単に揃うのも《究極進化薬》経由でアルコンを出していくことの強み。
「ボウテンコウ」ルートも活用可能
もう一つは、ランク4エクシーズかボウテンコウを出すルート。
「シャドール恐竜」デッキとは違い、「恐竜竜星」デッキは、恐竜要素を多めに採用したデッキ構築なので、状況や手札によっては《オヴィラプター》→《ミセラサウルス》→《ジュラックアウロ》でレベル5シンクロを作り《源竜星-ボウテンコウ》→《竜星の九支》の黄金ルートを使うこともできる。
さらに、《ジャイアントレックス》も採用されていることから、《封印の黄金櫃》→《ジャイアントレックス》を事実上デッキから特殊召喚できるので、
《バグースカ》《エヴォルカイザーラギア》などのランク4エクシーズを立てていくか、《ジュラックアウロ》か《リフン》のレベル1チューナーで《ボウテンコウ》を立てられる。
- 「アルコン」ルート
- 「ボウテンコウ」ルート
- 「ランク4エクシーズ」ルート
「恐竜竜星」デッキは、1枚から上記のどのルートにも化けることができる柔軟性を持っている。ボウテンコウやバグースカを使っていけば先行でも動けるし、後攻でもアルコンを使って盤面制圧を切り返しでやっていくこともできるということで、「恐竜竜星」デッキはじゃんけんの勝敗に左右されず、先行後攻両方とも戦っていけるデッキである。
このように「恐竜竜星」デッキは、形は変われど《オーバーテクスゴアトルス》と《究極伝導恐獣》を中心にデッキ構築を変更し、2018年1月環境以降でも活躍するデッキテーマの一つになっています。
まとめ
「恐竜竜星」大会優勝デッキレシピ構築紹介・回し方解説をしてまいりました。
それにしても《究極伝導恐獣》は強いですね。効果も強いし打点も強い。3500打点というのは倒すのも厄介だし、何よりその威圧感、破壊力は相手にして戦ってみるとわかる。「恐竜竜星」デッキの場合、《幻創のミセラサウルス》が入っているので、迂闊に効果除去もできない場合もあり、ますます脅威に感じることでしょう。
是非、脳筋デッキ「恐竜竜星」デッキを試してみてはいかがでしょうか。
今回はこれで以上です!