【炎星デッキ】回し方・新規リンクモンスター解説・大会優勝ガチデッキレシピ構築
炎星デッキ回し方・大会優勝ガチデッキレシピ構築を解説していきます。
炎星デッキとは「炎属性・獣戦士族」モンスターを中心とした8期に登場したテーマです。炎星と名のついたモンスターと「炎舞」という魔法・罠カードがテーマカードになります。シンクロ・エクシーズモンスターがそれぞれ存在し、新ルールの影響を受けたテーマの一つでもあります。
炎星デッキは、レベル3モンスターと、レベル4モンスターから成ることから「3軸」「4軸」という2種類の軸が存在します。ですが、明確な区分があるわけではなく、実際の構築では3軸と4軸が混ざり合ってデッキが構成されます。
そんな炎星デッキの回し方・大会優勝デッキレシピ構築を解説していきます。
炎星デッキ回し方・動き方展開方法
3軸炎星デッキの回し方・動き方
3軸の炎星デッキのキーカードになるカードは《速炎星-タイヒョウ》《炎星師-チョウテン》《立炎星-トウケイ》の3枚。
特に、《速炎星-タイヒョウ》《炎星師-チョウテン》の2枚からの動きが強くて、
これで、レベル6シンクロもしくはランク3エクシーズを作ることができる。
3軸炎星から出していくEXモンスターは、レベル6シンクロ《炎星侯-ホウシン》、ランク3エクシーズの《炎星皇-チョウライオ》の2枚。
レベル6《炎星侯-ホウシン》をシンクロ召喚することで、デッキから《立炎星-トウケイ》を特殊召喚することができるので、
《立炎星-トウケイ》の特殊召喚成功時の効果を使って、デッキより「炎星」モンスターをサーチすることができるので、次のターン用に《炎星師-チョウテン》などをサーチができる動きができる。
また、レベル6シンクロで獣戦士族モンスターということで、相手のモンスターを突破できる《獣神ヴァルカン》のシンクロ召喚も狙うことができます。
ちなみにランク3エクシーズで出せる《炎星皇-チョウライオ》の回収効果は、墓地の炎属性モンスターを回収できるので、手札誘発モンスターの《灰流うらら》を回収することもできます。
リンモンスター《炎星仙-ワシンジン》を出すのも良い
《炎星仙-ワシンジン》 リンク・効果モンスター/リンク2/炎属性/獣戦士族/攻1700 【リンクマーカー:左下/右下】 獣戦士族モンスター2体 自分は「炎星仙-ワシンジン」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、その(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分が「炎星」モンスターの効果を発動する場合、自分の手札・フィールドの「炎星」カード及び「炎舞」カードを墓地へ送らずに効果を発動する事もできる。 (2):自分のフィールド・墓地の「炎舞」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。その後、デッキから「炎星」モンスター1体を墓地へ送る。 |
《炎星仙-ワシンジン》の⑴効果は、「炎星」モンスターの効果を発動する場合、自分の手札・フィールドの「炎星」カードや「炎舞」カードを墓地へ送らずに効果を発動する事もできます。
また、⑵効果も非常に強力です。フィールド・墓地の「炎舞」魔法・罠カードを回収しつつ、デッキから「炎星」モンスターを墓地に送ることができます。墓地の《炎舞-天キ》を使い回せば、アドを取ることが可能です。
デッキから墓地に送るモンスターは、《殺炎星-ブルキ》を墓地に送れば、《炎星仙-ワシンジン》の⑴効果によって、ノーコストで自己蘇生することができます。
4軸炎星デッキの回し方・動き方
4軸炎星デッキの回し方・動き方のキーカードになるのが《微炎星-リュウシシン》というカード。
《微炎星-リュウシシン》の1つ目の効果として、「炎舞」魔法・罠カードを発動すると、デッキから「炎舞」罠カードをセットできるという効果がある。
《微炎星-リュウシシン》のこの効果は、1ターンに1度しか発動することができないが、「炎舞」罠カードの発動もトリガーにできるので、相手ターンに「炎舞」罠カードを発動して、アドバンテージを稼ぐことができる。
ということで、《微炎星-リュウシシン》と「炎舞」魔法カードがあれば、2枚の「炎舞」罠カードをセットしていくことができる。
《微炎星-リュウシシン》をフィールドに維持し続けることで、毎ターン「炎舞」罠カードをデッキからセットしていきアド確保ができる。
さらに、この《微炎星-リュウシシン》と相性が良いカードとしては、《暗炎星-ユウシ》《勇炎星-エンショウ》の2枚がある。
《暗炎星-ユウシ》《勇炎星-エンショウ》は、
フィールドの「炎舞」魔法罠カードをコストとして墓地に送ることで、フィールドのカードを破壊できる効果を持っている。(ユウシはモンスターを破壊、エンショウは魔法罠を破壊)
《微炎星-リュウシシン》の効果でセットした「炎舞」罠カードをコストとしていくことで相手カードを破壊していくことができる。
《微炎星-リュウシシン》の効果は、毎ターン「炎舞」罠カードがフィールドに増えていくが、魔法罠ゾーンに発動できる数は限られているので、《暗炎星-ユウシ》《勇炎星-エンショウ》の効果でコストとして墓地に送ってあげることで、余すことなく《微炎星-リュウシシン》の効果を活用することができる。
また、《微炎星-リュウシシン》《暗炎星-ユウシ》《勇炎星-エンショウ》は全てレベル4モンスターなので、状況に合わせて、ランク4エクシーズを作れる。
ランク4エクシーズとしては、《魁炎星王-ソウコ》《間炎星-コウカンショウ》の2枚がある。
他にも、レベル4チューナー《孤炎星-ロシシン》を採用することでレベル8シンクロの《こう炎星-リシュンキ》を出していくことも可能。
レベル8獣戦士シンクロモンスターということでは《クリムゾンブレイダー》もある。
また、レベル4・炎属性・獣戦士を墓地蘇生できるという点からも、《熱血獣士ウルフバーク》の採用率も高い。
このように4軸炎星デッキからは《微炎星-リュウシシン》でアド確保をしつつ、《暗炎星-ユウシ》《勇炎星-エンショウ》の効果で相手カードの除去して、状況に合わせてランク4エクシーズやレベル8シンクロをしていくことになる。
炎星デッキ大会優勝デッキレシピ構築
こちらが新ルール環境の大会で優勝した「炎星」デッキのデッキレシピになります。
主にデッキ構築は「3軸炎星」を中心とした構築になっています。
【#遊戯王 大会結果】
本日開催の遊戯王非公認大会は「3軸炎星」を使用した くしゃのさん の優勝となりました!おめでとうございます!
次回は明日19時よりございますので是非皆様のご参加お待ちしております! pic.twitter.com/7Dp9WuNcEM— マスターズスクウェア八王子カードショップ (@MastersSquare) 2018年2月12日
《真炎の爆発》を採用
3軸炎星デッキの要になる《速炎星-タイヒョウ》《炎星師-チョウテン》の2枚は守備力がそれぞれ200なので、《真炎の爆発》の蘇生対象に入ります。
2体を蘇生できれば、即座にレベル6シンクロ・ランク3エクシーズ・水晶機巧ハリファイバーなどを作ることができます。
ゲーム中盤〜終盤にかけてのアド確保の役割を担うことができるカードとして活躍してくれるます。
《レッドリゾネーター》の採用
《レッドリゾネーター》は「レベル2・炎属性・チューナー」です。
《レッドリゾネーター》は、召喚成功時に手札からレベル4以下モンスターを特殊召喚できる効果を持っているので、手札から《速炎星-タイヒョウ》を特殊召喚して効果を使っていくことができます。またチューナーなので《水晶機巧ハリファイバー》になることもできます。
守備力が200なので《真炎の爆発》の蘇生対象カードでもあります。
《炎王獣ガネーシャ》の採用
《炎王獣ガネーシャ》は「炎属性・獣戦士族・レベル4モンスター」です。
ガネーシャを入れることで、相手モンスターカードの効果を無効にできるので、炎星デッキの苦手な相手への干渉をしていくことができます。
また、《炎王獣ガネーシャ》が破壊された時の墓地の蘇生効果は獣戦士族モンスターである炎星モンスターは対象にもなりますし、守備力が200なので《真炎の爆発》の蘇生対象にもなるのです。
また、レベル4モンスターなのでレベル2チューナーである《レッドリゾネーター》と合わせて、レベル6シンクロが作れますので、《炎星侯-ホウシン》をシンクロ召喚していくことができます。
このように《炎王獣ガネーシャ》は炎属性獣戦士族というステータスでありながら、炎星デッキの弱点を補いながらシナジーを発揮できるカードなのです。
まとめ
今回は炎星デッキの回し方・優勝ガチデッキレシピ構築の解説をしてきました。
炎星デッキは、3軸と4軸によって、構築が分かれます。どちらの構築に寄せてもいいでしょうし、両方をうまく組み合わせながら戦うのもアリでしょう。
いずれにせよ、構築のポイントが非常に難しいテーマでもあります。また「炎属性・獣戦士族」で統一されていることから炎属性のサポートカード・獣戦士族サポートカードが今後新規で登場することで戦術が大幅に変わる可能性も秘めています。
8期で登場した【炎星】デッキですが、まだまだ愛用者は少なくないように感じます。是非デッキ構築の参考にしていただければと思います。
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