《コンセントレイト》使い方考察!結界像ビートデッキなどでも使える【遊戯王OCG】

「ソウルフュージョン」に収録された《コンセントレイト》というカードを考察します。

今回は《コンセントレイト》画像詳細・効果テキストを解説します。

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《コンセントレイト》効果解説

今回考察する《コンセントレイト》はこちらのカードです。

《コンセントレイト》
速攻魔法
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時までその守備力分アップする。このカードを発動するターン、対象のモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。

《コンセントレイト》効果考察

守備力を攻撃力に加算する

《コンセントレイト》は、自分フィールドのモンスター1体の攻撃力をターン終了時まで守備力分だけアップする速攻魔法

このカードを発動するターン対象モンスター以外は攻撃できなくなってしまうので、なるべく打点強化ができるモンスターに対して使っていきたいところ。

「元々の〜」という明記がないので、効果で守備力が変動している場合でも、その変動後の数値を攻撃力に加算できるという強みがある。

単純に攻撃力と守備力が高い《インスペクトボーダー》のようなカードに対して発動すれば、攻撃力4000ポイントのモンスターにまで持っていくことが可能になる。

また、《コンセントレイト》は速攻魔法なので、バトルフェイズ中に発動し相手の奇襲を狙うという使い方もできたり、セットしておき相手ターンの戦闘対策をするという使い方も可能。

いずれにせよ、速攻魔法としてなかなか汎用性が高い攻撃力アップ効果を持つカードということになるでしょう。

強欲で貪欲な壺1枚から《紅蓮魔獣ダイーザ》が8000ポイントに!?

《強欲で貪欲な壺》でデッキトップ10枚を除外することで《紅蓮魔獣ダ・イーザ》の攻撃力と守備力は4000ポイントになる。そこに《コンセントレイト》を発動すれば、守備力が攻撃力に加算されたダイーザの攻撃力は8000ポイントになるというわけ。

ゴードンを使われた後のバトルフェイズに、ダイーザの攻撃に合わせて《コンセントレイト》を発動されたら相手からしたらたまったもんじゃないでしょう。

また、同様に《シュトロームベルクの金の城》などでも、デッキのカードを除外してダイーザの攻撃力あげることに寄与するので、ダイーザの攻撃力をあげて、8000ポイントでキルダメージを与える…なんて使い方も可能です!

結界像ビートなどでは実用性がある

《コンセントレイト》は【結界像ビート】デッキなどで戦闘破壊対策に役立つ効果を持っている。「結界像」モンスターは戦闘破壊対策をして、結界像モンスターをフィールドに維持し続けることが大切なモンスター。

「結界像」モンスターは攻守が1000なので《コンセントレイト》を発動することで、守備力が攻撃力に加算された「結界像」モンスターの攻撃力を2000ポイントにすることができる。攻撃力が2000ポイントあれば、ほとんどのレベル4以下モンスターからの戦闘突破を防ぐことができる。

もともと「結界像」モンスターの弱点は、特殊召喚を封じたものの、攻撃力が低いので、相手に星4以下のモンスターを通常召喚され、そのまま戦闘突破されてしまうことだった。

従来は、【結界像ビート】デッキは、装備魔法の《月鏡の盾》や永続トラップカード《幻影剣》などを使って戦闘対策をすることが多かったが、これらのカードは《サイクロン》などの除去カードに弱い。

一方、《コンセントレイト》は速攻魔法なのでサイクロンなど除去カードの心配はない。除去カードを発動されても、それにチェーンして《コンセントレイト》発動して結界像モンスターの攻撃力あげてしまえば、相手の除去札を実質無駄打ちさせることもできる。《コンセントレイト》自体の攻撃力アップ効果は、ターン終了時までしか持続しないが、そのターンはほぼ確実にしのぐことができることを考えたら、やはり実用性はそこそこあると言っても良いでしょう。

《コンセントレイト》は、今後【結界像ビート】デッキなどでも使われるようになる可能性があるでしょう。

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まとめ

今回は「ソウルフュージョン」に収録された《コンセントレイト》の考察をしてまりました。

是非、カード考察やデッキ作りの参考にしていただければと思います。

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