【大会考察】大会入賞した《AFWW召喚獣》デッキシレピ考察

2019年1月2日

《AFWW召喚獣》デッキレシピの考察

《1》ワンダーワンド採用。WW(ウィンドウィッチ)との相性

《WW(ウィンドウィッチ)》といえば《WWアイスベル》1枚から、召喚権を使わずに《クリスタルウィングシンクロドラゴン》に繋げるコンボが有名です。

《以下ルート》

→《アイスベル》手札からSS→効果で《グラスベル》SS→《グラスベル》効果で《スノウベル》サーチ→《スノウベル》効果でSS→《アイスベル》と《グラスベル》で《ウィンターベル》シンクロ召喚→《ウィンターベル》と《スノウベル》→《クリスタルウィングシンクロドラゴン》降臨

 

ただし《アイスベル》を引けなかった時はこの展開はできません。そんな中、《ワンダーワンド》を採用することで《グラスベル》を引いてしまった場合でも、「召喚権を使い」「2ドローでき」「ファストドラゴンorシンクロウィング召喚」できます。

 

《以下展開》

《グラスベル》NS→効果で《アイスベル》サーチ→《ワンダーワンド》を装備→効果で《グラスベル》墓地送り2ドロー→《アイスベル》手札からSS→効果で2枚目《グラスベル》デッキよりSS→2体でレベル7のシンクロ召喚

 

さらにいえば、

さいあく、ワンダーワンドは《アレイスター》装備からの墓地送りで2ドローで《アイスベル》引き寄せ《クリスタルウィング》展開成功率向上に寄与できます。

しかも墓地の《WW(ウィンドウィッチ)》と《アレイスター》は《ライディーン》召喚の素材にもできてしまう。《WW(ウィンドウィッチ)》の「効果発動後レベル5以上の風属性のみしか特殊召喚できない」の縛りも、レベル5風属性の《召喚獣ライディーン》であれば、くぐりぬけることができる。

このデッキの《ワンダーワンド》採用はさすがだなーと思いました。

手札増強コンボでさらに妨害系カード加え、相手の動きを封じていきます。

《2》汎用妨害系多め

  • 《増殖するg》2枚
  • 《幽鬼うさぎ》1枚
  • 《月の書》3枚
  • 《アーティファクトデスサイズ》3枚
  • 《アーティファクトの神智》3枚
  • 《次元障壁》3枚
  • 《王宮の勅命》1枚
  • 《神の宣告》1枚
  • 《召喚獣ライディーン》3枚
  • 《召喚獣メルカバー》2枚
  • 《クリアウィングシンクロドラゴン》2枚
  • 《クリスタルウィングシンクロドラゴン》1枚
  • 《クリアウィングファストドラゴン》1枚

メインに17枚エクストラに5枚。

この妨害カードの多さはやばいですね。相手は動きにくさ抜群。

又、採用カードの特徴として

「展開済みを封じるタイプ」よりも「そもそも展開させない」カードが多くなってます。

《月の書》3枚《ライディーン》3枚の採用

圧倒的にエクストラ使用が多い昨今の環境でこの2枚はS・X封じにもなるので、かなり効果を発揮します。

 

最近は《禁じられた聖杯》の採用率も上がっています。

考察記事はこちら→【環境考察】十二獣に《禁じられた聖杯》採用率が上がっている理由

 

ですが、このデッキテーマは「そもそも召喚させない」テーマなので、《壊獣》《聖杯》の採用は控えめになっているのでしょう。戦う相手は、やりにくさMAXでしょうね。

《AFWW召喚獣》デッキレシピ大会入賞の背景

《AFWW召喚獣》がなぜ環境で結果を出せたかを考察してみます。

現在は《十二獣》が環境トップにいます。

1月からの《制限改訂》での規制も《ベイゴマ》《天キ》だけで、十二獣自体の規制はありませんでした。

(→2017年1月の新制限(リミットレギュレーション)一覧はこちら

そんな十二獣は、なぜ強いのか。それは《超エコ》だから。超エコがなせる《汎用妨害カード》《壊獣》などの大量展開で相手を阻害できるからです。

【詳細はこちら】→《環境考察》十二獣 vs 十二獣 対策(十二獣メタ)の考察

 

今回の《AFWW召喚獣》構築はその「相手の動きを封じる」動きを十二獣を使わずして、かなりエコで展開できたことにあると思います。
スポンサードリンク



まとめ

いずれにせよ今後、WW(ウィンドウィッチ)が環境入りしてくれると、

かなり面白くなっっていくのではないでしょうか!

引き続き、情報を更新していきますね!

【関連記事】

【遊戯王】環境トップになった《召喚獣》対策カード考察