【遊戯王環境】2018年4月新制限環境で強そうなデッキテーマを考察する

2018年4月新制限環境について

2018年4月の制限改訂(リミットレギュレーション)が発表されました。

詳しくはこちら↓

https://yugiou-djmikun.com/2018/03/14/post-8984/

ゴウフウ、トーチゴーレム、うらら、オフリススコーピオなどの汎用カードの規制が目立った改訂になったと思います。テーマとして規制されたのは、「植物リンク」が消えて、「魔術師」デッキが若干の弱体化をする感じでしょうか。ですが、その他はあまり大きな影響を受けずにそのままのテーマ力を維持して戦える環境になると思います。

 

というわけで、今回も毎回恒例の「2018年4月環境で強そうなテーマを考察」していこうと思うのですが、

最初に結論からいえば、今期の環境も相変わらずの「群雄割拠な環境」になると思います。なので、正直どれが一番強いかは読みにくいですね。

前期の2018年1月のリミットレギュレーション制限下でも、様々なデッキテーマが大会活躍しいました。

この1月環境は多くの遊戯王OCGプレイヤーにとって概ね好意的に受けとめられていたようで、実際に私自身1月環境はプレイしていて楽しかったです。

そんな2018年1月環境に引き続き、4月以降もこの様々なテーマが入り乱れるようなパワーバランスが拮抗した環境を維持していくことをKONAMIさんが狙った環境になっているのでしょう。

というわけで、前置きが長くなってしまいましたが、今期活躍しようなテーマをまとめてみました。今回は数が多いですが、一つずつ説明していこうと思います!

2018年4月新制限環境で強そうなテーマ考察

オルターガイスト

おそらく、環境の筆頭になるテーマになるでしょう。

1月のフレイムズオブデストラクションで《オルターガイスマルチフェイカー》が登場して格段いデッキパワーが上がったテーマ。《オルターガイストマルチフェイカー》→《オルターガイストシルキタス》のコンボに苦しめられたプレイヤーも多かったのではないでしょうか。

そんな今回の2018年4月制限改訂では、オルターガイストの規制に対してはノータッチ。オルターガイスト的には、《灰流うらら》が準制限カードになったこともあり、より《オルターガイストマルチフェイカー》の効果を決めやすくなっている。

また《神の宣告》が準制限になったこともあり、より磐石なバック体制を作りやすくなるのもあるだろう。

というわけで、今期でもオルターガイストの力は引き続き警戒が必要になるであろう。

https://yugiou-djmikun.com/2018/01/24/post-8529/

閃刀姫

「デッキビルドパックダークセイヴァーズ」で登場し、「閃刀姫」デッキに関しても、今回の環境のトップ候補になるでしょう。

ストラクR《闇黒の呪縛》で、《闇黒の魔法ディアボロス》が登場したこともあり、「ディアボロス閃刀姫」デッキもかなり強力。閃刀姫デッキの弱点である打力不足を見事にカバーした構築ができる。

また閃刀姫召喚獣デッキに関しても、《召喚師アレイスター》が準制限カードになったのでより構築をしやすくなっているのも追い風かもしれない。

実際にCS大会や店舗代表戦でも多くの「閃刀姫」デッキが結果を出しているようなので、今期活躍しそうなテーマとして考えていく必要があるテーマです。

https://yugiou-djmikun.com/2018/02/28/post-8818/

剛鬼

剛鬼デッキも環境で活躍するテーマになるでしょう。

「フレイムズオブデストラクション」でレベル1剛鬼モンスター《剛鬼マンジロック》や、ソリティア系リンクテーマの「トロイメア」が登場してから、2体の戦士族でリンク2《聖騎士の追憶イゾルデ》→効果でデッキより《剛鬼マンジロック》→《サモンソーサレス》の流れができ、そこからのリンク展開が非常に強く、CS大会などでも優勝が増えている剛鬼デッキ。

もともと剛鬼デッキは「剛鬼」モンスターの共通サーチ効果にターン1の制限があるので、剛鬼モンスターのカードプールが増えるとやばいと言われていたので、その点剛鬼モンスターのラインナップが増えてきた頃合いに、環境入りしたので予想通りといえばそうかもしれません。

1月環境も後半の2月〜3月にかけて、リンク剛鬼デッキとして入賞数も徐々に伸びています。

今回の制限改訂において、《ファイアウォールドラゴン》や《サモンソーサレス》などソリティア系のリンクモンスターの規制はなく、2018年4月以降もリンク剛鬼デッキという構築で剛鬼デッキも引き続き環境で見かけることになるでしょう。

魔術師

前回の環境において大会入賞数もトップクラスだった魔術師デッキは、今回制限改訂によって《虹彩の魔術師》が制限カード、覇王魔術師構築では《覇王眷竜ダークヴルム》が制限カードになりました。

しかし、魔術師展開のキーカードで強い《アストログラフマジシャン》や《ヘビーメタルフォーゼエレクトラム》《調弦の魔術師》などはノータッチでもあるのでまだまだ十分戦えるレベルでしょう。

とはいえ「EM魔術師」「覇王魔術師」は前期の群雄割拠環境の中でも一つ頭抜けていた感じはあったので、その点今回の規制で《虹彩の魔術師》の規制によって、弱体化したことによる影響は全くないわけではないので、いい調整といえばいい調整になるのかもしれません。

https://yugiou-djmikun.com/2017/12/05/post-8327/

トリックスター

トリックスターデッキも、前期とほぼ変わないパワーで戦えるでしょう。トリックスターデッキも今回の規制による影響は《BF-朧影のゴウフウ》程度で、前期に引き続き、以前としてバーンデッキとしての力を維持できるでしょう。

今期は特に相性が悪いペンデュラム系デッキの覇王魔術師、EM魔術師に若干の規制が入ったこともトリックスターにとっては追い風になることでしょう。

特に《トリックスターキャロベイン》が登場してから、突破力が格段に上がりかなり入賞数もかなり増えているテーマです。

https://yugiou-djmikun.com/2017/10/03/post-7952/

サブテラー

最近は「サブテラー」デッキも地味に入賞数が多くなってきていて、じわじわと環境での実績も増えてきているテーマになります。

特に「誘発サブテラー」デッキ《サブテラーの妖魔》と手札誘発で妨害しつつ、《サブテラーの導師》でビートするという構築が環境優勝入賞デッキには多くなっています。

最近では、YouTuberのはじめしゃちょーさんが、サブテラーデッキで店舗代表をとったのも有名な話ですよね。

https://yugiou-djmikun.com/2017/09/27/post-7937/

セフィラ

「セフィラ」デッキも今回の制限改訂でノータッチ。《源竜星ボウテンコウ》の禁止はなく、2枚採用が基本の《水晶機巧ハリファイバー》も、制限カード化を回避しているので、展開力は前期と同じパワーを維持できるでしょう。

一応《覇王眷竜ダークヴルム》が制限カードになったが、そもそもセフィラデッキでは1枚採用でも事足りるので影響は少ないです。

彼岸

今回彼岸デッキは制限改訂ノータッチでした。

彼岸デッキもリンクヴレインズパックで強化をもらい、2018年1月環境以降では、デッキパワーとして環境での力を取り戻したテーマでもあります。

今期も引き続き、環境でも戦えるテーマの一つでしょう。

https://yugiou-djmikun.com/2017/12/23/post-8320/

ABC

ABCデッキも最近はかなり大会でも使われるテーマになります。特に先行ワンキル型のABCデッキの活躍がかなり多くなってきているようです。

緩和によって活躍が見込まれるテーマ

インフェルノイド

インフェルノイドは墓地肥やしカードの《モンスターゲート》が無制限になったこともあり、今期の規制で若干、緩和強化されたテーマでもあります。

またノイドデッキの超天敵である《灰流うらら》が準制限カードになったので、その点もこのデッキにとっては嬉しいポイント。

全体的にインフェルノイドにとっては有利な制限改訂になっているので、今期の期待ができるかもしれないテーマです。

https://yugiou-djmikun.com/2017/06/06/post-6331/

召喚獣系デッキ

なんといっても《召喚師アレイスター》が準制限カードになったことだ。

制限と、準制限では全然違います。

《召喚獣メルカバー》がその分制限カードになりましたが、暴走魔法陣が手札腐る事故が起こるよりも全然マシという召喚獣使いは多いのではないでしょうか。

シャドール系

シャドール系デッキも、再度環境で増えるかもしれません。

《エルシャドールネフィリム》が禁止解除されました。その分《エルシャドールミドラーシュ》が制限カードになりましたが、2枚看板のネフィリムとミドラーシュを制限で戦えるデッキ構築が今期以降はできます。

https://yugiou-djmikun.com/2017/12/14/post-8360/

https://yugiou-djmikun.com/2017/03/14/post-3781/

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その他のテーマ

SPYRAL

みなさん忘れている人も多いかもしれませんが、まだまだSPYRALは戦えるのです。

10月に徹底的に規制を受け、多くのヘイトを集めた「SPYRAL」デッキは使用ユーザーが減ってはいますが、以前環境でも戦える強いテーマです。

リンク召喚連打系のテーマは、剛鬼やABCなどいろいろ出ていますが、SPYRALも動きが決まった時のアド取り爆発力は依然として強いです。

https://yugiou-djmikun.com/2017/09/10/post-7806

ゼンマイ

「ゼンマイ」デッキもどうやら先行ワンキルする構築があるようです。前期の植物リンク同様、今期の先行ワンキルデッキとして警戒するテーマは、ABCとゼンマイになるかもしれませんね。

恐竜デッキ(恐竜竜星など)

恐竜デッキもまだまだ使えます。思い出したくないアルコンの恐怖を持っている人は多いかもしれませんが、《究極進化薬》からの《究極伝導恐獣》は相変わらず強力です。

ただし、リンク召喚相手には相性がよくないので、その点は以前に比べたら脅威は減っているかもしれませんね。

https://yugiou-djmikun.com/2017/12/17/post-8183/

HEROデッキ(マスクHERO等)

HEROはいつの環境でも戦えます。

https://yugiou-djmikun.com/2017/08/12/post-7521/

霊獣

霊獣デッキも、環境中堅あたりでの活躍が見込まれるでしょう。

リンクヴレインズパックで、リンクモンスターをもらったことで動きがより展開パターンが増えました。

https://yugiou-djmikun.com/2018/01/03/post-8453/

海皇水精鱗

後攻デッキの海皇水精鱗も、先行ワンキルのケアをしつつ、環境では使われるテーマでしょう。

https://yugiou-djmikun.com/2017/12/10/post-8323/

ガエルデッキ

ガエルデッキも、中堅で活躍できるテーマです。

https://yugiou-djmikun.com/2017/12/27/post-8298/

その他の中堅テーマ

その他にも、

あたりが環境中堅あたりでの活躍があるでしょう。

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まとめ

というわけで、今回は2018年4月環境で活躍しそうなテーマを考察しました。まー、たくさんありますね(ちょっと書いてて疲れました笑)

ですが、引き続き色々なデッキテーマをケアしていく環境なので、とてもプレイングと読みが試される楽しい環境ということではないでしょうか。もし、このテーマもいけるんじゃない?というのがありましたら、是非教えてください。管理人も今期の環境を引き続き、楽しみたいと思います。