2019年8月7日
サンドラデッキの回し方・大会優勝ガチデッキレシピ構築を解説していきます。
サンダードラゴンデッキは、2018年7月14日発売のソウルフュージョンでカテゴリー化された除外と除外を駆使する雷族テーマです。
一部、制限改訂によって規制を受けていますが、未だ環境上位に存在するということでこのテーマに対する関心も引き続き少なくないようです。
サンダードラゴンデッキ回し方・動かし方展開方法
サンダードラゴンデッキは、2枚の切り札を構えるデッキ
サンダードラゴンデッキの特徴は、シンプルに《超雷龍-サンダー・ドラゴン》と《雷神龍-サンダー・ドラゴン》の2枚の融合モンスターが非常に強力です。
《超雷龍-サンダー・ドラゴン》と《雷神龍-サンダー・ドラゴン》をいかにフィールドに展開しつつ、各種サンダードラゴンモンスターでアドを取っていけるのか、という点が重要になるテーマです。
先行で《超雷龍-サンダードラゴン》を立てるルートを考える
《超雷龍-サンダー・ドラゴン》 |
| 《超雷龍-サンダー・ドラゴン》 融合・効果モンスター/星8/闇属性/雷族/攻2600/守2400 「サンダー・ドラゴン」+雷族モンスター このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。 ●雷族モンスターの効果が手札で発動したターン、融合モンスター以外の自分フィールドの雷族の効果モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない。(2):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地の雷族モンスター1体を除外できる。 |
《超雷龍-サンダー・ドラゴン》の①効果は、相手だけに《ライオウ》効果を与える永続効果持つをカードということで、先行1ターン目に出すだけで相手の制圧カードになってくれます。
しかも、②効果によって、《超雷龍-サンダー・ドラゴン》が戦闘・効果破壊される場合、墓地の雷族モンスターを除外するだけで防ぐことができるので、墓地に雷族モンスターが揃えっているだけで、フィールド上への維持を図ることができます。
サンダードラゴンデッキの場合、各種サンダードラゴンモンスターの効果によって、手札から発動→墓地という風にして墓地が肥えているので、《超雷龍-サンダー・ドラゴン》の墓地除外から身代わりにする効果を、非常に効果を使っていきやすいです。
《雷神龍-サンダー・ドラゴン》によるフリチェ除去
《雷神龍-サンダー・ドラゴン》 |
| 《雷神龍-サンダー・ドラゴン》 融合・効果モンスター/星10/光属性/雷族/攻3200/守3200 「サンダー・ドラゴン」モンスター×3 このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。 ●手札の雷族モンスター1体と、「雷神龍-サンダー・ドラゴン」以外の自分フィールドの雷族の融合モンスター1体を除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。(1):雷族モンスターの効果が手札で発動した時に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。フィールドのカード1枚を選んで破壊する。(2):このカードが効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地のカード2枚を除外できる。 |
《雷神龍-サンダー・ドラゴン》は、手札で雷族モンスターの効果が発動した場合に、フィールドのカードを選んで破壊できる誘発効果を持っています。
つまり、フリーチェーンで手札で発動できる雷族モンスターが手札にいれば、このカードはフリチェ万能除去カードになる(しかもこの効果はターン制限がない)
現在、相手ターンでも発動できるフリチェ対応の雷族は以下《雷源龍-サンダー・ドラゴン》《雷電龍-サンダー・ドラゴン》の2種類。
《雷電龍-サンダー・ドラゴン》 |
| 《雷源龍-サンダー・ドラゴン》 効果モンスター/星1/光属性/雷族/攻 0/守2000 このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):このカードを手札から捨て、自分フィールドの雷族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力は500アップする。この効果は相手ターンでも発動できる。(2):このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「雷源龍-サンダー・ドラゴン」1体を手札に加える。 |
《雷電龍-サンダー・ドラゴン》 |
| 《雷電龍-サンダー・ドラゴン》 効果モンスター/星5/闇属性/雷族/攻1600/守1500 このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):このカードを手札から捨てて発動できる。デッキから「雷電龍-サンダー・ドラゴン」1体を手札に加える。この効果は相手ターンでも発動できる。(2):このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「雷電龍-サンダー・ドラゴン」以外の「サンダー・ドラゴン」カード1枚を手札に加える。 |
《雷電龍-サンダー・ドラゴン》《雷電龍-サンダー・ドラゴン》の2枚とも、サンダードラゴンの必須カードである上に、デッキに自然と組み込むことができるので、無理なく採用が可能なのポイントです。
その他採用カード・相性の良いカードを考察
《太陽電池メン》
《太陽電池メン》 |
| 《太陽電池メン》 星4/光属性/雷族/攻1500/守1500 このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから雷族モンスター1体を墓地へ送る。(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、雷族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。自分フィールドに「電池メントークン」(雷族・光・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。(3):自分のフィールド・墓地の「電池メン」効果モンスター1体を対象として発動できる。エンドフェイズまで、このカードはその同名カードとして扱う。 |
《太陽電池メン》は、①効果として召喚・特殊召喚成功時にデッキから雷族モンスターを墓地に送れる効果と、②効果として、フィールドに他の雷族モンスターが出た時にトークンを生成できる誘発効果がある。(③効果は電池メンデッキ固有効果なので汎用性は低い。)
特に召喚・特殊召喚成功時に、デッキから雷族モンスターを墓地に送れるという点では、
手札に《雷鳥龍-サンダー・ドラゴン》や《雷獣龍-サンダー・ドラゴン》があれば、好きなサンダードラゴンモンスターをデッキから特殊召喚もしくは、回収できるというカードに変わる。
| 《雷鳥龍-サンダー・ドラゴン》 効果モンスター 星6/光属性/雷族/攻1800/守2200 このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):このカードを手札から捨てて発動できる。自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「雷鳥龍-サンダー・ドラゴン」以外の「サンダー・ドラゴン」モンスター1体を選んで特殊召喚する。(2):このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。自分の手札を任意の数だけデッキに戻してシャッフルする。その後、自分はデッキに戻した数だけデッキからドローする。 |
| 《雷獣龍-サンダー・ドラゴン》 効果モンスター 星6/闇属性/雷族/攻2400/守 0 このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):このカードを手札から捨てて発動できる。自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、「雷獣龍-サンダー・ドラゴン」以外の「サンダー・ドラゴン」カード1枚を選んで手札に加える。(2):このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「サンダー・ドラゴン」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。 |
また、トークン生成効果も、トークンを生成してリンク2、リンク3モンスターへつなげることも可能。
《闇の誘惑》
2枚ドローして、闇属性モンスターを1枚除外という効果を持つカード。
《闇の誘惑》は闇属性テーマにおける手札交換カードということになるが、「サンダードラゴン」デッキの場合、除外されると効果を発動できるので、《闇の誘惑》がアドを取れるカードに変わる。
サンダードラゴンデッキにおける闇属性モンスターは《雷電龍-サンダー・ドラゴン》の《雷獣龍-サンダー・ドラゴン》2体。
《雷電龍-サンダー・ドラゴン》は除外されるとサーチできて、
《雷獣龍-サンダー・ドラゴン》は除外されるとデッキからリクルートできる効果を持つ。
まとめ
サンダードラゴンデッキの回し方・優勝デッキレシピ構築を解説してきました。
サンダードラゴンデッキは、大会優勝もしており、大会環境でも今後さらに活躍が見込めるテーマでもあるでしょう。
メインデッキへの圧迫も少なく、少ない枚数から起動できるテーマでもあるので、手札誘発や汎用罠カードなども採用しやすいデッキでもあります。
「サンダードラゴン」デッキの今後の環境での活躍が楽しみですね。
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