《一族の結集》考察!魔弾デッキ等の種族統一テーマと相性が良い!?エクストラパック2018収録
2018年9月8日発売の「エクストラパック2018」に収録される《一族の結集》というカードが判明しました。
今回は新規カード《一族の結集》画像詳細・効果テキストを考察していきます。
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《一族の結集》効果解説
今回新規収録した《一族の結集》はこちらのカードです。
《一族の結集》 | |
《一族の結集》 通常罠 (1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターと元々のカード名が異なり、元々の種族が同じモンスター1体を自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。 (2):魔法&罠ゾーンのこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。デッキから「一族の結集」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。 |
《一族の結集》効果考察
墓地からの蘇生・手札から特殊召喚の両方に対応
《一族の結集》の効果は、「(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターと元々のカード名が異なり、元々の種族が同じモンスター1体を自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。」という
墓地蘇生ができる、もしくは、手札から特殊召喚できるという効果を持つ通常トラップカード。
墓地からモンスターを蘇生ができるという点では、《リビングデッドの呼び声》もしくは《戦線復帰》などの方が、フィールドのモンスターを対象に取らないで良いので、そっちの方が使いやすいじゃん…という風になってしまいがちです。
ですが、リビデの様な単純な蘇生札と違って、《一族の結集》は、手札からも特殊召喚できるという効果を持っているので、状況に合わせて使うことができる利点があります。
墓地にモンスターをがいれば蘇生してよし、墓地にモンスターがいないなら手札からの特殊召喚用として使ってもよしという臨機応変に使えるカードというわけです。
ちなみに、リビデは永続罠カードなのでサイクロンなどで破壊されてしまう恐れがあるのと、戦線復帰は守備表示で蘇生なので、リンクモンスターが蘇生できなかったり、バトルフェイズでの追撃ができないデメリットもあります。
フィールドのモンスターを対象にとる必要がある点が、やはり厄介なので、その点、モンスターが途切れてしまった場合には、死に札になってしまう恐れがあるのは注意が必要です。
相手モンスターも対象に取れるので、ミラー戦や、同じ種族の相手モンスターを対象に取れば、発動することができるのは覚えておきたい使い方になります。
魔弾のような種族統一デッキにオススメ
ということで、実際に《一族の結集》をうまく運用できるデッキテーマというと、やはり種族の縛りがあるので、種族統一系デッキである必要はあるでしょう。
また、フィールドにモンスターを並べていく必要性が高いテーマや、SS手段に乏しいテーマなどでは、汎用特殊召喚用カードとして使っていくことが可能です。
その点、「魔弾」デッキとの相性は良いでしょう。
魔弾モンスターは悪魔族で統一されていますので、《一族の結集》の効果を発動することができます。
もともと、魔弾モンスターを出せば出すほど強くなるテーマですが、手札から特殊召喚する手段が少ないのも弱点というのもありました。《一族の結集》であれば、手札から特殊召喚する貴重な手段になるので、その点でも相性は良いでしょう。
もちろん《一族の結集》は、フリーチェーン発動することもできるので、魔弾モンスターの効果を使って行きやすくもなります。
他に、種族を参照してモンスターを特殊召喚するカードとしては《同胞の絆》などもありますが、あちらは通常魔法であり、デメリットも多いので使い分けになりそうです。それぞれのメリットデメリットを考えて、採用するカードを選びたいところです。
あと、魔弾デッキは「悪魔族」なので「トロイメア」などの悪魔族モンスターが相手フィールドにいる場合でも、発動して特殊召喚を狙っていくことができるのも利点です。
他にも、種族が統一されているテーマにおいては、戦線復帰などよりも、《一族の結集》の方が使いやすいというテーマもあるかもしれませんね。
◆魔弾デッキ考察記事はこちら
https://yugiou-djmikun.com/2017/09/23/post-7894/
まとめ
今回は「エクストラパック2018」に収録された《一族の結集》の考察をして参りました。
是非、カード考察やデッキ作りの参考にしていただければと思います。
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